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内田康夫原作・浅見光彦シリーズ第11弾。今作では、訪問販売システムを開発した富山の薬売りが登場。警察顔負けの推理をする光彦と地元警察との確執や、女性ゲストとのもどかしい恋を描いた。愛と野望と真実が織り成す“蜃気楼”のようなストーリーに、悲しい人生が浮かび上がっていく。これまでは伝説にまつわる物語が多かったが、ファッションデザイナーが登場し、現代性が盛り込まれた一味違う作品となっている。また辰巳琢郎と、沢村一樹の新旧浅見光彦の共演にも注目。和漢薬の取材をすることになった浅見光彦(辰巳琢郎)は、刑
内田康夫原作、平岡祐太主演の「新・浅見光彦シリーズ」第2弾。平岡演じるルポライター、浅見光彦が日本各地で事件に巻き込まれながらも真実を解き明かしていく人気シリーズ。今回は、光彦が尾道から出雲への後鳥羽伝説のルートをたどり、浅見家を襲った哀しい事件の謎に挑む。沢村一樹主演シリーズで地元の刑事・野上を演じた佐藤B作が、本作でも同役を演じている点も見どころ。ルポライターの浅見光彦(平岡祐太)は、後鳥羽上皇にまつわる伝説を取材するため、広島県の尾道を訪れていた。尾道は12年前、妹・祐子(秋月三佳)が卒
ルポライターの浅見光彦(中村俊介)は、三年前に父を殺された「かるたクィーン」の理絵(野波麻帆)と宮城県に向かう。理絵の父は歌枕巡りの旅の途中に多賀城市の末の松山で、遺体で見つかった。理絵の父の手帳には「白浪、松山を越ゆ」という文字が躍り、血痕がついていた。多賀城市の末の松山では、海岸線も松林も見通せない。浅見は理絵の父の死の謎を探すうちに、十二年前のもう一つの殺人事件にたどり着く。果たして、二つの殺人事件の関係は?3年前野波麻帆の父、朝倉が宮城県多賀城市の末の松山で毒殺される。「白浪松
浅見光彦は12年前に亡くなった妹の祐子(山口あゆみ)の友人、正法寺美也子(梅宮万紗子)を殺した犯人を突きとめるために広島へ向かう。記憶喪失の美也子は「後鳥羽伝説」を巡る旅に出ていた。浅見が美也子の旅の足跡をたどるうちに最愛の妹の死の真相へと近づいていく。怒りの浅見光彦が野上刑事(火野正平)とともにたどりついた連続殺人事件の真犯人、そして、妹の死にまつわる新事実とは?昨日、平岡祐太版を見たばかり。やっぱり原作に近いのは沢村一樹版だよね。原作を読んだのは30年位前のことだけど…中村俊
福原太一(石塚英彦)は、警視庁捜査一課の警部。キレ者として名高いが、同時に食に対する探究心も人一倍旺盛なものがある。ある休日、数々の事件を共に捜査してきた奥多摩署の椿和美刑事(藤谷美紀)の案内で、福原はキャロットケーキが絶品だというペンション“ローズ奥多摩ガーデン”を訪れた。オーナーは根岸絵里(原史奈)という美女で、1年半ほど前、彼女の母親の別荘だった建物をペンションに建て替えてオープンしたという。レストランにはほかに、ペンションの経理を依頼されている公認会計士・萩原英二(伊礼彼方)や、この