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我々は体内に途方もない数のウイルスを持っていながら、それらに気付きもしない。なぜなら、免疫系がそれらを抑制しているからである。ウイルスは我々を殺さないし、傷付けもしない。もしウイルスが我々を殺したら、我々は全員ずっと死んだままだろう。危険はむしろ脅威に対する免疫系の反応である。即座の免疫反応が弱すぎて脅威に対処できず、システムがパニックに陥り、いわゆるサイトカインを過剰に放出したときに起こる。もし他のレベルの弱った免疫系が脅威を処理できなければ、それは捨て鉢になってサイトカインの嵐を
今回は、皮膚科医大好き軟膏のお話。ふと思うのは、処方された軟膏が徐々に増えていくあたり、やはり私は皮膚科にかかっているのだなということだ。いや、患部がなんというか、微妙な場所だし、そもそも皮膚ではなく粘膜ですし、パンツ脱いで足を広げる診察って…。自分でも忘れがちだったが、私は皮膚科患者なのだった。今はこんな感じの謎の顔つきの皮疹が、両足にポチポチと。例えば0.5mmくらいの赤いやつも出ているのだが、必ずここまで育っていく、というものでもなく。いきなりこんな感じで出現するものも多い。あ
前回赤ら顔の原因としてニキビダニ(デモデックス)があるという話をしました。ビタミンA,B,Cやトラネキサム酸の外用、イオン導入、電子穿孔をして速やかに良くならない場合、ニキビダニが原因の可能性があります。またビタミンA,B,Cなど通常の赤ら顔の治療をして赤ら顔がずっと低下した状態が継続する方と、数日でもとに戻ってしまう方もいます。数日で戻る場合、ニキビダニの関与があるかどうかも現在調査中です。ニキビダニは成人ではほぼ100%の方が毛穴に存在しています。通常はその数は毛穴1つに
風邪をひいた時皮膚が敏感になることありませんか?例えば髪をとかす時シャンプーの時身体を洗う時いつもの強さだと痛みや不快感を感じる私はこの皮膚の敏感さが風邪のひき始めの症状の1つなのであらっ?と思ったら明日には治るよう生活モードを切り替えてます何故皮膚が敏感になるのか?ウィルスと闘うためにリンパ球が活性化副交感神経が優位アセチルコリンが分泌*アセチルコリンの作用でプロスタグランジン(痛みや発熱を起こす物質)