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異常がわかってからその時まで、夫の前で何度も泣いていたが、その都度受け止めてくれて、時には一緒に泣いてくれたように記憶している。そして、向日葵は何も悪くないと。悪いのは全部自分(夫)だと。この悪いというのは、2人目が欲しかったけど、夫が悪さをしていて作れる状況になかったこと、私を裏切るような行動をし、私を傷付け、辛い思いをさせたこと等を自覚しての悪い、のようだ。もちろん、私は全て夫のせいだとも思っていないし、今回の異常に関しても夫が悪いとかそういう風には思っていない。ただ、昔もっと夫婦
出生前診断というととかく「命の選別」などと結びつける記事が多く見られますが当院で行う検査は生まれてくる前に診断がついていることで助かる確率や合併症、後遺症を軽減するために行う出生前診断でもあります。横隔膜ってどんな役目?横隔膜とは胸と腹部の間にある「しきり」のようなものです。そしてただ単に「しきり」の役目だけでなく、ヒトは呼吸をするときにこの膜を収縮や弛緩させて肺を膨らませたりしぼませたりする非常に重要な臓器なのです。オレンジ色の部分が横隔膜横隔膜ヘルニアとは生まれつき横隔膜
覚悟を決めて病院に行くのは2日後の土曜日だが、中絶するなら少なくとも来週から仕事を休まなければならず、翌日の金曜日には職場に言う必要がある。もちろんお客様にも事情はさておきしばらく休むことを伝えなければならない。だから今夜決断しなければならない。家に帰宅しても、暗い寝室のベッドにつっぷし、涙を流す。どうしたら良いのだろう。なんで私なんだろう。痛いのは嫌だ。妊娠継続したい。でも、産まれてきたのが染色体異常の子だったら?ダウン症の子だったら?あの特徴のある容姿が浮かぶ。。自分の子だった
入院3日目、2021年6月23日(水)、分娩日当日のお話①0時から絶食、朝6時以降は水分もNGとのこと。抗生剤は飲む必要があったので、6時ギリギリのところでお水で飲んだ。普通のお産の時は水分とか制限されてなかった気がするけど、、今回は分娩して万が一胎盤等が子宮内に残ってしまった場合に、除去術を静脈麻酔を使って行うために絶食なのだそう。通常の出産と中絶の分娩で違うんだなぁと思った。朝8時半前、助産師さんが呼びに来て、LDRの部屋に移動した。ベテランの助産師さんのようで、上のお子さんは大
今日は、2週間ぶりの妊婦検診です。体重が2週間で、1.7kgも増えていてビックリしました。なんと妊娠前から、7.5kgも増えてしまいました。食べすぎか・・・!今日は、糖尿病の検査、貧血の検査も受けます。事前に言われていたのに、朝ご飯に病院1階のタリーズでシュガートーストを食す。。。検査前に、甘い炭酸のドリンク(ソーダみたいで意外と美味しい)を一本飲んで、その後1時間経過してから、採血です。結果は問題なしでした!KLCで何十回も採血をしたので、採血は慣れたものです。そ
白髪の教授が、胎児超音波スクリーニング検査と同じように、経腹エコーで赤ちゃんを見てくれた。赤や青の色も表示させながら。そしてはじめに頭を見ていたかな?丸いのが2つ見えていてその大きさを測っていたので、これは何ですか?と聞いたら、頭の中の嚢胞の大きさを測っています、との回答が。前回の検査では頭のことは何も聞いていなかったので、これはノーマルなのか?と疑問に思いつつ、深く聞くのはやめておいた。大学病院だからなのか?教授の他にも何人か医師や看護師さんがエコーを一緒に見ていた感じ。
1回目のラミナリアを入れた夜、助産師さんには眠れないようなら、癖にならない睡眠導入剤もあるから遠慮なく言ってね、と言われていたが、その手を借りずとも、眠りにつくことが出来た。また、辛い場合にはカウンセラーさんも居るので遠慮なく言ってください、とのことだったが、、こちらも特に要請しなかった。平気な自分を見ていると、冷たい母親なのかなって思ったりもしなくない。翌朝早朝(入院2日目)、処置後初めて恐る恐るトイレに行った。違和感は感じつつも痛みはなく、普通にできたし、ナプキンに血もついていないの
当たり前だが、シフト制なので、助産師さんがよく入れ替わる。朝と昼、夜でも違う気がした。その都度、名前を名乗ってくれるのだが、分娩当日にお世話になった方以外は名前を覚えられなかった。でも皆さん、優しくてありがたい。入院中は、血圧、体温、血中酸素濃度、ちょくちょく計られる。あとは処置の前にも。先生も朝と夕方、簡単だけど挨拶しに来てくれた。主治医は、外来の時からお世話になっている女医さんなのだが、チームでやってます、ということで処置を行う先生は違ったりした。ちなみに1回目の処置は、20時く
書こうか書かまいか迷ったが、書くことにする。6月27日(日)に、なるちゃんを火葬してから、我が家には不思議な現象が起こる。夫も娘も私も霊感があるわけではないので、信じているわけではないのだが。。今日も夕方、台所で夕飯の支度をしていたら、ブーッ、ブーッと、洗面所のソープディスペンサーが動き出した。ソープディスペンサーは、手を出すとそれに反応して泡の石鹸が出るやつ。誰もいないのに、反応して石鹸出てた。まただ、と思い「、、なるちゃーん!」と台所から声をかけたら止まった。今回は声をか
お友達が送ってくれたマタニティパンツを早速履いてみました!サイズもピッタリで良い感じ。(写真のアップができるようになったものの、横になっちゃう・・)この間の土日は、体調悪く昼間もずっと寝てしまいましたが、普段はかなりの不眠症です。朝が早いのに、全く眠れない。。運動が出来ないので、身体が健全に疲れていない。仕事では頭を使い過ぎて、常にパソコン作業をしているため、夜になっても目が冴えて眠れない。むくみで足も痛く、羊水多めのお腹はどの向きになっても苦しい。で、ついスマホ片手に、色々検索
はじめまして。2018年9月18日現在、23週目(6か月半)の40代の妊婦です。東京都港区の病院に通院していましたが、2018年8月23日の超音波検査で、胎児が先天性横隔膜ヘルニアだと診断されました。横隔膜ヘルニアとは、お腹と胸の間にある横隔膜に穴が開いていて、下にあるはずの臓器(胃、腸、肝臓等)が、穴から胸に突出してしまう病気です。エコーでは素人目に見てもすでに心臓が右側に押し寄せられ、腸が胸まで突出していました。このままだと、胸にスペースがないため肺が形成されず、出生後、肺呼吸
まりりんハナクロ母さんが待つ虹の橋へと向かいました突然のことで、本当に頭が混乱していますでももう、動かないのは現実でまりちゃん9歳のお誕生日目前で旅立ってしまいましたこれから、ちび日菜と一緒にお花屋さんに行って来ます涙がじわじわと止まりませんちび日菜は、やはりよく分かってないみたいだけれど、もう会えなくなる?と何回も訊いてます返信、訪問遅れますすみませんにほんブログ村
本日、N医療センターに転院しました!3箇所目の産科病院です。(不妊治療)KLC(新宿区)体外受精→胎嚢・心拍確認↓9週~20週:A病院(港区)↓21週:国立S医療研究センター(世田谷区)↓25週:N医療センター(渋谷区)初診の今日は、朝9時の予約で、終わったのが13時。4時間コースでした。病院によりあまりに対応が違うので驚いています。しかし、噂通り、N医療センターはとても良い対応で満足です!渋谷のN医療センターは、18トリソミーに対し積極的に治療をしてくれるという情
スクリーニング検査翌日の妊婦健診の話。初めて妊婦健診が憂鬱だと思った。今までは、赤ちゃんを目で見ることができる唯一の機会で、とても楽しみな時間だったのに、こんなに嬉しくない妊婦健診があるのか。妊婦健診では、医師の診察の他に、体重や血圧を測ったり、浮腫を見たり、心配や気になる点がないかどうか聞かれたり、といった助産師さんの診察もあるのだけれど、私のカルテにはおそらく前日の超音波検査での異常の記載があったと思う。だから、助産師さんもそれを見て、何も言えなかったのか?その日は必要最低限の
とても遅いですが・・今月、24週から、やっとかすかな「胎動」を感じ始めました。想像していたのとイマイチ違いますが・・・小さく、ポコポコ、ポコッ赤ちゃんが元気に動いている感じ、なんて全くしません。まだ560gしかないからかな・・・。それでもとても嬉しい。毎日、いつ赤ちゃんの心臓が止まってしまうのか、心配しながら過ごしているので、かすかな胎動でも感じられると安心します。そういえば、余命宣告されてから、赤ちゃんに名前を付けました。希望の希と書いて、「まれちゃん」で
病院からなるちゃんを自宅に。ただいま、ここがなるちゃんのお家だよ!(物も多くて散らかっててごめんね)夫が単身赴任から戻って以来、どうも片付けが進まず、部屋の中が雑多な状態、娘も中学生なのをいいことに、完全大人仕様で、赤ちゃんや小さい子にとっては危険なお家になっていた。なるちゃんが元気に産まれてくるために、片付けてお迎えの準備しないとね、って言ってたのに全然できてなかったから、、なるちゃんいなくなっちゃったのかな。。とりあえず帰宅して私は夕飯の支度。唐揚げを仕込んでおいたので、それを揚
大学病院を出て最寄り駅までの道を歩きながら、私は夫に言う。「私は生きようとしてる子を殺すなんてできないな。」あまり会話はしてなかったと思うが、こう言ったのは覚えている。私の中では、元気に動いている見た目的には異常はない染色体異常かどうかはわからない医師のこれらのコメントが自分の中で優位になる。年齢を考えたら染色体異常の可能性の方が高いにもかかわらず。。そう、ヒトは自分の都合のいいように物事を捉える傾向にあるのだ。先天性横隔膜ヘルニアの場合、仮に片方の肺が形成されていなくても
入院2日目の夜、3回目(最後)の子宮口を開く処置。20時すぎ、助産師さんに呼ばれて一緒に処置室に向かった。ただ、先生の準備が出ていなかったのか、先生は不在。内診台に座ったまま、しばらく待たされた。さすがに、台が上がって足を開いた状態で待たされたわけではないのでマシだが、これはこれで恐怖。今度は何本入りますかね?と、怖さや緊張を軽減させるために助産師さんと話していたところ、7、8本?10本くらいかな?なんていうから、え!!そんなに?!って反応になった。前回3本なのにいきなり?!
1回目のラミナリアを入れたあとは、夫にLINEしたり。ちなみに、私と娘の名前には、共通している漢字がある。今回も女の子のようなので、同じ漢字を使おうかどうしようかと考えていたが、異常があるとわかって名前を考える所ではなくなっていた。でもやっぱりここへきて、名前をつけてあげて痕跡を残したいと思った。これから外に出てくるのに、赤ちゃんって呼ぶのは寂しい気がするし。本当は戸籍に残したかったけど、、、それは叶わないから、せめて自分たちの中で名前だけ。夫には、やっぱり赤ちゃんの名前決めよってL
最近、妊婦さんのブログをよく見ています💕妊婦健診などは、共通の話題ですが、、妊娠も後期になると、、産休に入った、色々ベビーグッズを揃えた、などなど、産まれてくる赤ちゃんのハッピーな出産準備に関する記事が沢山‼️いつも、ハッピーな投稿を、「いいなー❣️」と思って見ています。私達夫婦も、赤ちゃんの性別がわかったら、何か準備をしようかと考えていました。しかし、性別がわかるか?と期待して受けた超音波検査では、横隔膜ヘルニアと手首の屈曲が判明しました。生存率75%の横隔膜ヘルニア
6月17日(木)大学病院での精密検査の日がやってきた。早く白黒はっきりさせたい気持ちと、逆に今日で運命が決まるのかと思うと、、、病院に行くのは怖かった。今後の判断についてのシナリオのとおり、夫もある程度の覚悟をしているようで、この日は夫も仕事の休みを取ってくれ、ついてきてくれたのは心強い。ちなみに、今回の妊娠に関しては、コロナ禍で病院は原則付き添い不可だから、前回のスクリーニング検査も私一人だったし、妊婦健診も同じく。しかし大学病院での精密検査ということで、今回の事態を重く見
ブログを色々書きたいのですが、ここずっと、仕事があまりに忙しく、、8年前に脱サラして仕事を独立してから、ずっと仕事中心の毎日でした。(5年くらいは、毎日朝から夜12時~深夜2時まで仕事して、土日も仕事をしていた。。。)最近は、やっと少し落ち着いたように思っていました。毎日21時には帰りますし、土日も仕事していますが休むようになりました。昨年結婚して、今年妊娠してからは、ツワリで体調悪く、体力も落ちたものの、やはり自営業なので仕事は休めませんが、6か月間は乗り越えられました。