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〜「この仕合は雷電と…あたしの仕合だ」〜時は江戸。小諸藩。御前相撲に飛び入り参加をした巨漢の青年・太郎吉は張り手で相手を殺めてしまう。後日、対戦相手の息子から責められた太郎吉はその少年との約束で力士となる決心をし、江戸へと上る。そして力士として土俵に立った彼を待っていたのは、“陸奥”であったーー。このエピソード、傑作。以前にも似たようなことを書きましたが、個人的に『修羅の刻』では、「アメリカ西部編」とこの「雷電為右衛門編」がツートップで大好きです。そして、話の完成度としては個人的に
さて九十九vs姜子牙の対決は、ついに姜子牙が暗器を握ります。合気道の祖植芝盛平は「試合は死に合いに通じる」と残し、結果合気道では試合というものが行われません。それはそれで目標を見失ってしまいそうな気もするけどな…さて暗器は金剛で絡め取るのが陸奥の定石。そして胸に刺さった暗器を隠す九十九。舞子ちゃんのこの一言が出ればまぁ勝ちでしょう。「負けないで」という声援はやはり後ろ向きですよね、やはり「勝って」の一言の方が応援としては気持ちが乗ります。つーわけで最終激突。まぁお約束ですね。でも九十九
陸奥圓明流(むつえんめいりゅう)の最強ランキングについて、さまざまなキャラクターが登場する作品全体から総合的に評価してランキングを作成します。以下は、主観的な見解に基づくランキングです。1.**陸奥九十九(むつつくも)**-「修羅の門」の主人公であり、「修羅の刻」でもその強さが語られる。数多くの強敵を倒し、陸奥圓明流の技を極めた存在。2.**陸奥八雲(むつやくも)**-「修羅の門」の登場人物。九十九の祖先であり、圧倒的な実力を持つ。数多くの歴史的な人物と戦い、その強さを証明し
修羅の門の主人公の陸奥九十九。彼が一番強かった時期はいつだろうか?2回目の海堂晃戦のときだろうか?いや違う。彼が一番強かったのは神に愛されていた15歳の時だ。神の子と評された動きは兄であり天才であった冬弥すら躱すことできなかった。その冬弥は15歳で陸奥真玄の全盛時を超えていた。そしてもうひとり陸奥真玄より強い可能性があるのがケンシン・マエダだ。しかしケンシン・マエダに対しては全盛時のとは言っていない。つまり当時の陸奥真玄よりは強いのだろう。そう考え
修羅の門の主人公陸奥九十九の父不破現(うつつ)。彼は不破でも100年に一人と言われるほどの身体能力を有する強者だ。ところで100年に一人はどのくらいすごいのだろうか?不破の世代交代が仮に20年毎だとしよう。そしてその間に平均2人の子供が生まれると仮定すると100/20*2=1010人くらいの不破の一族が生まれ、そのうち5人が不破になる。本人が「不破」でないので不破の一族の中でとしても10人に1人。どんなに多くても20人に1人だろう。つまりクラスに1~3人くら
、修羅の門まだ帯刀が当たり前だった時代。その時代にあって無手(素手)で人を殺す技を極めた一族がいた。その技を現代に受け継ぐ17歳の少年・陸奥九十九(ムツツクモ)は祖父に言われ格闘技界という表舞台に姿を現す。謎に包まれた千年不敗の古武術・陸奥圓明流が今そのベールを脱ぐ。作者は川原正敏。作者は過去に『あした青空』という空手少年とヒロインの青春漫画を連載したが、思うように人気が出ずコミックス全2巻で終了した。この時、作品自体はヒットしなかったが主人公が出場した空手選手権での試合シーンは読者