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2022年4月26日に紹介した患者様のその後の経過です。他院で保存軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、鼻尖が高過ぎたため当院で延長部全摘を行いました。全摘6ヵ月後、鼻尖の高さに満足できていたのですが、延長部全摘出から2年が過ぎて、鼻尖が低くなったと感じ、また鼻翼の張り出しも気になり始めました。そのため延長部である保存軟骨全摘から2年7ヵ月後に耳甲介軟骨による再延長術を行いました。左:延長保存軟骨全摘から2年7ヵ月後(再延長術前)右:
初診から2ヶ月前に他院で保存軟骨による鼻中隔延長術、鼻尖部3D法、鼻尖部耳珠軟骨移植、鼻翼縮小術を受けました。執刀医には、比較的丸い鼻先を希望し、アップノーズと鼻根から鼻尖がストレートにならないようにお願いしていたようですが、結果的に鼻背ラインは反っており、尖った鼻先になったため修正希望で来院されました。また保存軟骨については詳しい説明を受けておらず、長期的に考えると不安があり、全摘を希望されました。患者様の都合で修正術は初回手術から9ヶ月後に行い
1ヵ月前他院で保存軟骨による鼻中隔延長を行ったところ鼻孔狭窄のため鼻呼吸がしにくくなり、鼻柱基部から上口唇にかけての動きが制限されるようになりました。↓術前画像この患者様は鼻中隔延長術と同時に小鼻縮小も受けており、鼻翼の張り出しがないことで、むしろ形態に違和感がありました。また鼻孔内を観察すると切開創縁が適切に縫合されておらず、鼻毛がある皮膚面の上に切開した皮膚が被さるように縫合され、瘢痕治癒してました。過度な鼻中隔延長、鼻翼縮小だけで鼻孔が
2020年国内の美容クリニックでシリコンプロテーゼ挿入術および他人の肋軟骨(IHCC)による鼻中隔延長術を受けました。術後3日目に鼻尖~鼻背が発赤・腫脹し、プロテーゼを摘出したのですが、その後徐々に鼻柱が後退し、術後1ヵ月でアップノーズが顕著になりました。患者様は、この手術の10年前に別のクリニックでI型シリコンプロテーゼを留置しており、今回の手術ではプロテーゼの交換を行わず、延長術を受けたそうです。感染の原因は、プロテーゼを交換せず、異物であるIHCCによる
韓国で鼻骨々切り幅寄せ術、鼻中隔軟骨で鼻中隔延長術、鼻翼縮小術を受けたのですが、1年後に別の韓国のクリニックで寄贈軟骨(IHCC)で延長方向の修正を受けました。IHCC留置から8ヶ月後、鼻先の突っ張り感と硬さが気になり、またIHCC留置後、鼻血がでやすくなったため修正希望で来院されました。左:修正前右:修正6ヵ月後以下の修正をおこないました。・鼻中隔部IHCC全摘・延長移植軟骨(鼻中隔軟骨)亜全摘・左右下外側鼻軟骨修正術+耳珠軟骨移植術・左鼻孔縁耳
3回も鼻中隔延長術を受けることになったケースです。4年前に国内のクリニックで鼻中隔軟骨と保存軟骨で鼻中隔延長術を受けそうです。術後4ヶ月後に鼻尖が低くなり、最初の延長術から1年後に韓国で耳甲介軟骨による2回目の鼻中隔延長を受けました。保存軟骨は一部温存したようです。また鼻根~鼻背には鼻根部厚さ4㎜のシリコンプロテーゼを留置しました。術後6ヵ月、再び鼻尖が低くなり、鼻背部の皮膚も薄くなったため当院を受診しました。鼻中隔軟骨が採取されており、3回