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南座での吉例顔見世興行、たっぷり5時間の昼の部のキリは、「平家女護島」から「俊寛」です。吉右衛門亡き今、修行中の役者が挑む中で、これぞ俊寛だと感じるのは、仁左衛門だけ。役を確実に演じながら、その奥に人間・仁左衛門を感じさせる。何より、周りの役者たちを引き立たせる。それが、仁左衛門の芝居への向き合い方。共演する役者はみんな、臆せず大きくのびのびと。鬼界ヶ島の浜辺に現れた俊寛。杖を頼りにによろよろと、哀愁たっぷり。それでも奥に、生きる希望が。訪れた隼人の成経と橘三郎の康
昨日、松竹から「今年もよーけチケットを買うてくれましたな」と手帳と傘カバーが届きました。毎年「誰が使うねん」いうものが送られて来て困っていたんですが、今年の傘カバーは使えるかも。(笑しかし、今年も席種細分化で実質チケット代の値上げやったし、友の会の年会費も上がって青色吐息よ。この趣味もいつまで続けられるか。食べるもんの値上がりも辛いけど、心の栄養のためのものが値上がりするのも痛いなぁ。やれやれ。さて、忘れないうちに南座の記録をば。冬の京都の風物詩顔見世、今年は菊之助菊五郎襲名披露で
月一の定期講座能meets北浜9月以降の予定が決まりました!9月は林本先生のシテ公演「俊寛」の事前解説を土曜日昼間に開催します!ぜひとも公演と併せてお越しくださいませ。2025年9月27日(土)14時俊寛~さては筆者の誤りか~※10/18(土)松華会湊川神社神能殿シテ林本大10月14日(火)19時世阿弥の言葉~花とは~11月27日(木)19時鉢木~いざ、鎌倉~※12/13(土)大阪観世会大槻能楽堂シテ観世清和※20