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「音質、ピュアさ」を語るならそれ以前に正しておかなければならない基本問題がある。「位相」の問題は電源の+-のように重要な「極性の問題」です。出音からは判別がつかないという人もありますが条件さえそろえれば100%判別のつく音響の基本問題。筆者の場合、逆相に対して特に激しく反応します。敏感な人には耐えられない不快感を伴うものです。ステレオ再生の片側が逆相の音楽など耐えられず逃げ出したくなる。「位相なんて音の半波長で反転するんだから、楽音のようにいろんな波形の集合体では気にした
おしらせとお礼2019年2月13日にブログ開設(2009年6月)以来、通算700万アクセスに達しました。読者の皆様に心より感謝申し上げます。@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@未完成な棒状マイクの高音質化チューニングは「コの字」部分を攻めろ!安価棒状コンデンサマイクはB社や成田系、中華系メーカーの十八番だがAKGやATまで参入して百花繚乱の感、あるときはサイドアドレス型大口径マイクのオマケだったりする。今回のいけにえはAMAZ
☆当サイトではミニプラグを用いた簡易マイクロホンは一切否定します。無指向性マイクロホンの構造にもルールがある。「どうせ安物の50円か100円、適当につなぐだけさ」への警鐘2011年に「1130:甘くないぞ単一指向性マイクの自作」の記事を書きましたが今回はその無指向性版です。ECMの簡易チェックとして裸のカプセルでおこなうことはあるが・・・それはそれでカプセル(ユニット)メーカー測定通りの結果になるはず。しかし完成形のマイクロホンとしてそんな状態で使わ
発売時、安いのにえらく音が良いと評判だったCDプレーヤー。吉田苑さんに行く機会も増えたので今度試聴したいなぁと思っていたら、いつの間にか生産完了。それではと、ヤフオクで音飛びするジャンク品を選んで落札、入手したもの。2014年発売、定価は32,500円(税抜)でした。上級機にも通じるシンメトリーなM-1デザイン。CD5005は、M-1デザインを採用したCD5003から数えて3代目。初代、2代目はD/Aコンバーターにシーラスロジック社製のCS4392を採用していましたが、CD5005ではCS
かつて、オーディオ屋で働いていた頃、自作のパッシブスピーカネットワーク(木の板にコイルとコンデンサで組んだもの)で2wayを鳴らす場合、「ウーファの位相どうしようか?どっちがいいかな?」なんて問答があった事を記憶しています。当時、「スピーカの位相は決まっていて、直流電流をユニットにかけ、コーン紙が前面に出る極性が正しい」という知識があったので、「どっちが良いも悪いもないだろう」と思っていました。この話を理解するのは十数年後です。この話を理解してもらう事を前提に解説してみます。