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四代目を襲名された猿之助さんその昔の、亀治郎時代の初お目見得初舞台の様子を坂東弥十郎さんが口上にてユーモラスにお話されておられます。「安徳帝を演じられた幼少の亀治郎さんをずっと抱っこしていて腕がしびれた思い出がございます。」・・・と(笑)その頃から少し後でも歌舞伎座の公演などの折にはご自分が出演されてなくてもよく楽屋には遊びに来られ私たち若手の名題下の大部屋などでもよく遊んでおられました。少しいたずらが過ぎると同輩たちが面白がって「こら!!」と
八方ママの大好きな大衆演劇『劇団美山』梅田呉服座で毎日やってます衣装も豪華むちゃ楽しい是非行ってみてhttp://gofukuza.com/index.html大衆演劇場「梅田呉服座・池田呉服座」/大阪旅芝居の名門「梅田呉服座・池田呉服座」は大阪の大衆演劇専用劇場です。大衆演劇は、歌舞伎、人形浄瑠璃、日本舞踊等と並んで日本を代表する伝統芸能です。お芝居や舞踊ショーは、気軽で解かりやすい内容が特徴で、日本だけではなく海外からご観光のお客様にも楽しんで頂けます。団体やお電話でのご予約も随
十一月歌舞伎座特別公演行ってきました。初めての歌舞伎観劇でもわかりやすいように、一幕では舞台セットや大道具の解説などがありました。そうよね、裾野を広げていかないとね。今の時代娯楽・エンターテイメントが多いので、伝統芸能を守っていくために必要なのでしょう。歌舞伎にしては珍しく、撮影オッケータイムが設けられていました。ハッシュタグでSNS拡散してねーということでしたので載せておきます。虎之助さんの軽快な歌舞伎案内と、音蔵さんの英語通訳が素晴らしかったです。伝統芸能の世界もこうやって色々
金丸座を出て参道の方へは行かずに近くの坂を下りると琴平町文化会館がございます。実はここは旧金丸座の跡地。今ある金丸座はここにあった江戸時代からの小屋を昭和47年移転復元に取り掛かり現在の場所に昭和51年に完成しました。そして昭和60年第1回こんぴら歌舞伎大芝居が上演された訳です。それから27年。その跡地は現在琴平町文化会館として町立歴史民俗資料館になっています。ごく小さい資料館ですが見る物はいっぱいあります。特に今までのこんぴら歌舞伎の選ばれたま
門之助さん、ありがとうございます!!ブログに書いてくださったのに、リアクションが遅くなり申し訳ありません。門之助さんももうすぐハワイですね門之助さんが書いてくださった「あんまと泥棒」の詳細はこちらです。https://bit.ly/donden-expoチケットは浅草公会堂と、イープラスで発売中です。イープラスはこちら。ドンデンガエシEXPO(東京都)-イープラス東京都の浅草公会堂で行われるドンデンガエシEXPOのチケット情報ページです。日程、会場情報や料金を確認し、ドンデンガ
昨日のつづきです。3幕目1場。釣舟三婦うち。義平次に琴浦をさらわれ三婦うちを飛びだした団七が走って追いかけ義平次に追い着きますのが、長町裏(ながまちうら)この長町と云うのは江戸時代の呼び名でして、現在では堺筋の日本橋(東京ではにほんばしと言いますが、大阪はにっぽんばし)一丁目あたりからこの呼び名が使われておりました。すなわち、現在の日本橋一丁目から今宮戎に続く恵比寿町にかけての堺筋が「長町」この時代大阪は東西を通り南北を筋と呼んでおりましたが長町筋と呼ばれていたか
4・5日前にコメント欄で『番町皿屋敷』と『播州皿屋敷』はどの様に違うのですか?と云うご質問を頂きました。今日はそのお話しです。明治に書かれた岡本綺堂の『番町皿屋敷』のお話しの元となった『播州皿屋敷』と云う物語。『番町皿屋敷』は舞台は江戸、それに対して播州ですから、兵庫県昔でいう播磨の国。『播州』に登場する人物に、青山鉄山と云う武将が居ります。「播磨」の国の「青山鉄山」ですから『番町皿屋敷』の主人公が「青山播磨」と云うのもなんとなくうなずけるような設定ですね。歌舞伎におけ
昨日今日の土,日、4回の公演いずれも満席に近いお客様でうれしい限りです。ここへ来てお客様の来場数も右肩上がりでしょうか?(笑)2年前の公演が嘘のようです。あと1週間10回の公演もこうありたいものです。さて2年前と云えば『新・水滸伝』新歌舞伎座での上演時ですが、私たち主要メンバーが変わっていないのは当たり前ですが、実はこの二人も変わっておりませんと、云っても本来はひと役なのですが・・・。ダブルキャストで日替わりで登場いたしますこのお役、ある意味うらやましいですね(笑)子
今年は8月に入ってもそれほど暑い気がせず、ニュースで取りざたされているように冷夏になるのかと少々心配しておりますが・・・お稽古は毎日暑く熱く続いております。そして今日は衣装、鬘をつけての本格的なお稽古でした。でふと、暑い8月公演といえば・・・と思いましたので自作の(笑)出演記録を紐解いてみました。1975年(昭和50年)8月。京都南座で「若手花形歌舞伎」が開催されておりました。この時の「若手」とははて(笑)どなたでしょうか?13代目仁左衛門さんを上置きに、
今日のブログはすご~くマイナーな話題で失礼いたします。私が今月の演目の名称西遊記に初めて触れたのはやはり子供の頃の東映まんが西遊記でしたでしょうか?「おれは孫悟空!孫悟空!ちょいと体の毛を抜いてふっと吹きゃ何でもお望みし~だい!!」この歌のメロディがすぐに浮かんでこられる方は私、同様かなりのご年配(失礼いたしました・・・)でしょうか?(笑)(このブログを書きながら、一曲通して歌ってしまいました・・・)テレビでまだアニメなんてものが無い時代父に連れ
6月博多座『四代目中村鴈治郎襲名披露公演』も、あと少しとなりました。夜の部の『芸道一代男』では、初代中村鴈治郎さんのドキュメンタリー的なお話を歌舞伎として上演致しております。初代の父は、四代目中村歌右衛門の養子となった中村翫雀。この四代目中村歌右衛門は、先月明治座『男の花道』に登場した、三代目中村歌右衛門の養子。猿之助さんが演じられた歌右衛門の養子に当たります。なんだかややこしいですか?(笑)ですが、流れとしては続いている訳です。ちなみに五代目は四代目の養子、そして五代目の子が