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こんにちはこども&ベビー色彩知育インストラクターのいいずみみかです今日は色彩知育とは少し違う(⁉️)お話ですお兄ちゃんと3月頃から始めたラン活✨無事に終わりを迎えました終わってみて思うこと…やっぱり運命ってあるんだなぁ~でした♥️ラン活を始めて近場にあるショールームにいくつか行ったり、買い物がてらランドセルを背負わせてもらったりしている中で、私が気になったお店は【conosaki】というところでした(靭公園の近くにショールームがありました)
1年間、言語に内蔵されている色彩を、配色で表現することを試みてきました。テーマは「誕生色」の言葉をお借りして。※新潟県の十日町織物工業協同組合が日本の伝統色をもとに選定した季節の色きっかけは、数年前。和の伝統色について研究した際、四季折々に美しく移ろう色彩を、単色ではなく配色で表現してみたいと思うようになりました。あたかも詩人が詩を詠み、画家が絵を描くように…。(そんな、たいそうなことでもありませんが…)単色は、ストレートに色みやイメージを伝えやすくもありますが、複数の色の組み合わ
前回の「ローズ」の記事『ピンク×グレー配色はおしゃれに見える?』パリジェンヌが好むシックな色使いに、ローズ×グレー配色があります。フランス色名の「ローズ」は、ピンクの意味。日本でも、ピンク×グレーは、“おしゃれに見える色合…ameblo.jp今日は、続!?色名「ローズ」について。フリー画像フランス語の「ローズ(rose)」には、バラの花の他に、ピンクの意味もあります。なので、ピンクのバラは、「roserose」なんだそうです。和色名の「薔薇色」は、どんな色だっけと、ふ
木々の葉が赤や橙や黄色に色づく季節。緑や黄緑とも重なります。「秋だなぁ~」と実感!「紅葉」や「黄葉」の他に、葉っぱが褐色(かっしょく)に変化する「褐葉(かつよう)」という言葉があるんですね!知らなかった…。というか、私、枯れると茶色になって落葉するものだと思っていましたが、すべてがそうではないようです。そう言われれば、茶色っぽい葉っぱもありますね…。どうやら、緑からいきなり褐色になるというわけでもないらしい。短い間の黄色を経て褐色になるので、遠景で見るその色づきの入り交じりも
「モスグリーン」と「オリーブグリーン」は、どちらも植物の色から連想される色名。だからなのか、何となく似た緑のイメージがあります。フリー画像◆モスグリーンモス(moss)は、苔。つまり、「苔色(こけいろ)」です。「苔色」は、「モスグリーン」と呼ばれるようになり、昭和20年代の流行色なんだそうです。そう言われれば、昭和レトロな色「苔色」*色再現は、JIS採録の色の近似値◆オリーブグリーンオリーブの葉のような色。ちなみに、葉の裏側は銀白色らしいです。「オリーブグ
平安時代から伝わる色の組み合わせの概念に「襲の色目」があります。かさねと読みます。「重(かさね)」と書くときは、衣の表地と裏地を重ねたときにできる「重層色」を指し、「襲(かさね)」と書くときは、衣を重ね着したときにできる「配合色」を指します。十二単にもみられる組み合わせでこれで四季を表します。音楽でいえば和音のようなもの。先人たちが生み出した調和がとれる色の組み合わせともいえます。現代にも生かせる考え方で、帯と着物の組み合わせだけでなく、着物と襦袢、伊達衿と半襟の組み
ファッションカラーでよく登場する青系の色名に「サックス」があります。ここでは、管楽器🎷ではなく色名です。男女問わず人気のシャツの色なので、シャツの種類だと思っている人もいますが、色名です!色名の「サックスブルー」は、くすんだ青。ややこしいのは、ファッションでは「水色」のようなライトブルーを指すことが一般的なこと。私も、「サックス」は、もう少し明るめのイメージ。フリー画像「サックスブルー」の色名の歴史は古いようで(省略します…)、ゲルマン民族の"サクソン人
レザーバッグの定番色といえば、黒と茶色。ラインナップには、必ずと言っていいほどある2色です。最近では、「グレージュ」や「トープ」の色名も見かけます。『グレージュ』と『トープ』どちらも、フランスの伝統色。フランス色名っていうだけで、お洒落でシックな雰囲気を醸し出して?います。フリー画像手持ちのチャートや書籍の値を参照して、色再現してみました。同じ色名でも色が微妙に(だいぶ?)違うこともあります。CCICカラーチャート※商工会議所カラーコーディ
リモートワークや在宅勤務で、デジタル化が社会全体で加速。私も、請求書や領収書をメール添付でお渡しすることが増え、電子印鑑について調べた際にびっくり。朱肉の色って、ちゃんとJISで規定されているんですねJIS既定の「朱肉カラー」参考値7.5R5/14(許容範囲あり)⇒RGB値217、66、54で再現書体を「AR丸印鑑B04」にしてみました。確かに、こんな色だな…色名にも「朱色」があります。JIS採録の「朱色」「あざやかな黄みの赤」は、まさに朱肉に用い
紅葉の色づきの中で目を惹いた鮮明な色。なぜか気になり、近寄ってみました。「ショッキング・ピンク」といわれる色名が浮かびました。「ショッキング」の意味を調べると、◆ぎょっとするさま◆精神的に衝撃を与えるさまとありました。ぎょっとするような、衝撃のピンクってことですねフランスの伝統色の「ショッキング・ピンク」を2つご紹介。フランス語の「ローズ(rose)」は、ピンクの意味があります。1、「ローズ・スキャパレリ」*↓こちらの書籍の巻末の値参照フランスの伝統色
夏の暑さを吹き飛ばす、怖い話ならぬ怖い色で、ヒヤッと涼しく!?今回は、"納涼企画"~ほんとにある怖い色名~前回は、暑中お見舞い企画~配色で涼をお届け❣️『暑中お見舞い企画♡涼冷配色?で涼をお届け』毎年言っていますが、今年は暑い!そこで、読んでいただいているみなさまへ"暑中お見舞い企画"~配色で涼をお届け!~です。温度感を変えて、同じ配置で2パター…ameblo.jp私が、「ちょっと怖いな!」と思った色名をご紹介します。注意!!怖い色名が苦手な方?は、ここから先
先日のカラーコンサルテイングでいただいたご質問。「雑誌で見かけた、コックさんみたいな流行りの緑の名前は何ですか?」私:「コックさん…?もしかして、ピーコックグリーン?」どうやら、正解だったようです。この夏も、ファッションで注目の青緑。ピーコックとは、クジャク。クジャクの美しい羽は、玉虫色。【フリー素材画像】その多彩な色の中でも、緑と青が色名になっています。JISの色彩規格で、色再現してみました。*画像の色は、代表色の値の近似色です。
以前、雑誌で“ラテカラー”という文字を見かけましたが、どんな色ですか?という、ご質問をいただきました。ファッションカラーやヘアカラーなどで見かける表現。イタリア発祥の飲み物「カフェラテ」の「ラテ」で、ミルク入りコーヒーのような色を指して、使われているようです。イタリア語の合成語で、Caffe(コーヒ)+Latte(牛乳)。だったら、「ラテカラー」は「牛乳色」なんじゃないの???と思う私…。フリー画像「カフェラテ」という色の名前は、イタリアの伝統色にあります。「Ca
春休みに会った甥っ子に、「ネズミって何色?」って聞いてみたら、「水色」って言ってました…。単に、「ねず」と「みず」の発音が似ているからだと思われます…。黒と白の間の色。「グレー」、和色名では「灰色」。「鼠(ねずみ)色」と言う人もいます。「グレー」と「灰色」と「鼠色」は、同じ色なのかJISに採録されている色みで調べてると…「グレイ(JIS表記)」と「灰色」は同じ色。「鼠色」は、厳密には違う色でした。(↓グレイと灰色の値は写真下、鼠色の値は写真上)J
ここ数年、色彩文化史を学んでいます。現在受講中の講座は、色彩と文様を切り口にした『フランスの装飾史』。フランス独自の文化を学ぶには、フランスのヴァナキュラー・カラーを知ることから。ヴァナキュラー・カラーとは、その地域に関わる風土の色。フランスの人々の美意識にも深く結びつくと言われる色です。講座で教えていただいたフランスの風土色。風景を感じる色を、一部色をつけてご紹介しますね。*vernacular:土着的な、その土地特有の(画像「いらすとや」フリー素材)
各誕生月の記事にアクセスしやすいように、リンクさせました。「誕生色」ってご存じですか?今日は、日本の伝統色から選ばれた12ヵ月の色をご紹介します。染めと織りの町、新潟県十日町の織物工業協同組合が定めた季節の色です。その色と名前の響きがとても素敵なんです。色を確認したい場合は、検索すればいくつかサイトがあります。でも、その前に、日本の四季を取り入れた美しい色のネーミングから、ご自分の誕生月の色を想像してみてくださいね。誕生色の言葉から色を想像する。
先日、セールで買ったブラウス。色表示は「グレージュ」。「グレー」でもなく「ベージュ」でもなく、「グレージュ」。グレーとベージュの間の色と説明されますが、曖昧なので、その色域も広い広い…。以前、「グレージュって、何色?」と聞かれたことを思い出しました。ヘアカラーの色としても浸透している色ですが、ここでは一般的な色見本として。「グレー」*色再現は、JIS採録の「ベージュ」と同明度のグレー「ベージュ」*色再現は、JIS採録の色の近似値「グレージュ」
先週開講したカラーコーディネート教室に向かう電車を待つホームにて。聞こえてきた、子供とお母さんの会話。どうやら、気になる英単語を学習中らしい…。「金メダルは」「ゴールドメダル」「銀メダルは」「シルバーメダル」「銅メダルは」「ブロンズメダルあれ、ブロンドメダルだっけ」わかります。私も、時々混乱します。フリー画像色名にある「ブロンズ」と「ブロンド」。JISの色彩規格の値で色再現してみました。◆「ブロンズ」暗い赤みの黄色再現はJISの色の近似値ブロ
日曜日の夕方と言えば、『笑点』?4月から新メンバーになった立川晴の輔さん。注目の着物の色(メンバカラー)は、「鳥の子色」と紹介されました。「鳥の子色(とりのこいろ)」とは、卵の殻の色のような、ごく薄く淡い黄色。前任の林家木久扇さんが、目立つ黄色の着物でおなじみだったので、「木久扇師匠の薄い色?」なんて挨拶していました。久しぶりに観ましたが、「鳥の子色」の着物と大喜利メンバーの名解答に思わずにっこり。フリー画像「鳥の子」は和紙としても知られていて、王朝貴族にも好まれた
「誕生色(*)」とは、生まれた季節にふさわしい和の色。5月の誕生色は、「初恋薊(はつこいあざみ)」~薫風吹く五月のあざみの深い紫~ご縁あって読んでいただいている5生まれの方に、誕生色の言葉を借りて、色からの連想を贈ります。花が一斉に咲きほころぶ5月。薫風とは、新緑の間を吹いてくる快い風の意。5月の風は、フレッシュな若葉の薫りも運んできます。春から初夏にかけては、紫の花が多いですね。アヤメ、かきつばた、菖蒲、藤、ラベンダーも…。そんな中
今日は、私の住む地域でも雪が降りました。慣れない雪です。北京五輪の雪上競技(氷上競技も!)の応援にも熱が入ります。フリー画像雪には、真っ白なイメージがあります。「寒さ」や「冷たさ」も感じる「白」は、冬を表す代表色ですね!日本の伝統色の「雪色(せっしょく)」。色名辞典では、少し青みがかった色や灰みがかった色で紹介されています。鉛色の空の下や光に透けた状態では、雪に少し色みを感じているのかも…。ゲレンデの雪の白さは、「白銀」とも言いますねフリー画像フランス色名では、「ブ
前回の"首を飾る君のターコイズ"の記事。『セカオワの首を飾る君のターコイズ♪のネックレス?』SEKAINOOWARIの新曲タイトル『ターコイズ』。色に関するタイトルの曲は、どんな意味の歌なのか、気になってしまいます…。昨年大ヒットした『Hab…ameblo.jp色名の「ターコイズ」は、明るい緑みの青。青緑系の代表色とも言える色です。鉱石のターコイズ(トルコ石)は、危険から身を守ってくれる魔除けやお守りとして、昔から重宝されてきたようです。フリー画像緑みの青
講座やパーソナルカラー判定で、「ベージュって、どんな色みですか?」「ベージュとアイボリーの違いがよくわからないのですが…。」と、聞かれたり言われたりします。※色名と実際の色には幅があるので、JISの色名規格で確認します。ベージュ:明るい灰みの赤みを帯びた黄13世紀頃からあるフランスの伝統色。当時は、普及しなかった色名だそうです。現在、薄い茶色の総称として広く使われていますね。ピンクベージュやサンドベージュは、ベージュから派生した色名。ですが、グレージュは
先日、「ベージュとキャメルの色の違いがよくわからない。」と、店で服選びをしていた見知らぬ二人組。頼まれてもいませんが、調べてみました。同じような色と認識されやすい色かもしれませんね。色名には幅があるので、JISの色名規格で確認したいところなんですが…。「キャメル」はJISには採録されていないので、和色名の「らくだ(駱駝)色」で比べてみます。「えっらくだ色と?」という声が聞こえそうですが…ベージュ:明るい灰みの赤みを帯びた黄*色再現は、JIS採録の色の近似値を
色鮮やかに咲き誇る秋バラ。都立神代植物公園のばら園は、シンメトリックに整形された美しい庭園様式。「きれ~ぃ♥」連発!花色は、赤、ピンク、黄色、橙、白、紫など多彩。魅惑的なブルーローズたちも咲いていました。(青龍)(ブルー・ムーン)バラの系統(品種群)は、1867年を境に、オールドローズとモダンローズ(現代バラ)に分類されるようですが、色名にも「オールドローズ」があります。オールドローズ*JIS採録の色の値参照「やわらかい赤」とされ、赤いバラの花の色にちなむ「ローズ
私、先日も色名の「キャメル」と「キャラメル」を読み間違えました。「先日も…」というのは、前にもあるということです。一文字「ラ」があるかないかで、違う色どちらも茶系なので、間違えてもそれほど困ることもありませんが、ここで違いをはっきりさせておこうと思います。【キャメル】くすんだ黄赤JIS採録の色の値参照くすんだ黄赤DICCOLORGUIDEの値を参照ソフトな黄色「フランスの伝統色」の値参照ラクダの毛並みの色のような茶色。「濃いベージュ」とも説明がありま
NHK朝の連続テレビ小説『らんまん』観てますか?神木隆之介さん演じる、植物学者の牧野富太郎さんの人生をモデルにした物語。先週のサブタイトルは、「ボタン」でした。主人公の万太郎が、恋心を抱く寿恵子が好きだというボタンを模写して、渡していました。♥ボタンは、優艶な大輪の花。幾重にも重なる花びらが美しい!「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)…」と、女性の美しい立ち姿、座り姿に例えられるほど!牡丹の花色は、紅、白、紫、黄、ピンクなどあり、芍薬より豊富なんだそうです
GWに訪れたバラ園は、美人さんぞろいで見惚れました。去年の同じ頃は、まだ蕾が多かったのですが、今年は咲いているバラがいっぱいでした。JISには、和色名の「薔薇色」と洋色名の「ローズ」が採録されています。「薔薇色」あざやかな赤西洋バラが日本に入ってきた明治以降の新しい色名大正時代の流行色「ローズ」あざやかな赤花の色ではたぶん最古の色名同じ色だと思っていたら、微妙に違う色…。わかる?(私は、わからない…)色の数値では、わずかに「ローズ」