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皆さんこんばんは、湘南美容クリニック技術指導医の片岡です。今日はフェイスネックリフト(SMAS法・他院修正3回目・創傷治癒PRP)+ベイザー脂肪吸引(頬・顎下)+バッカルファット除去、SBCプレミアムPRP皮膚再生療法(ゴルゴライン)がありました。フェイスリフト手術も無事に終わりホッとしながら医局でこのブログを書いてます。隣に座っている王先生とフェイスリフトの話をしながら書いているブログ。楽しい時間ですね。症例写真のご紹介です。40代女性のお客様です。5年
眼瞼下垂手術(挙筋前転)は非常に難しい手術です。私が一番多く行う手術になります。年中この手術を行なっていても、いまだに難しく感じるのが「瞼の開き」です。挙筋前転、つまり挙筋腱膜を瞼板に固定する位置で瞼の開きを調整します。この調整が難しく、眼瞼下垂手術の大半の時間を占める操作になります。ですが、この挙筋前転には不確定要素が多いのです。手術中に「瞼が開かない」「瞼が開きすぎる」方が一定数いらっしゃいます。詳しくは↓https://ameblo.jp/cosmeticdoc
他院で9か月前に二重まぶたの切開法を受けた方です。よく見ると上まぶたの一番下(瞼縁)が外反しています。二重の幅も少し広いのが気になるそうです。さらに拡大してみると・・・外反した部分のまつ毛が必要以上に反り返って、結膜が見えかけています。手術を受けたクリニックでは1年くらいで元に戻ると言われたそうですが、おそらく無理だと思います。どうしてこのような状態になったのでしょう?重瞼手術というのは、二重の幅を決めてデザインしたラインに沿って皮膚を切開し、上下(頭側と足側)に分かれた
他院で下まぶたのたるみ取り手術を受け、約1カ月目に私のところにいらした患者さんです。術後約1ヶ月目左の下まぶたが大きく外反して兎眼(とがん)になっています。これもすぐに修正術の適応かと考えるべきところですが、患者さんいわく、術後2~3日は問題なく、1週間目くらいから目立ってきたとのことです。このように兎眼になる原因は皮膚の取りすぎ、縫い付けるときの引っ張りすぎによるものですが、そうであれば術直後から目立つはずで、ちょっと経過的に違うなと感じました。そのため、患者さんには眼科で角膜保護の点眼薬