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結果を聞いて、7割は諦めたけど完全に諦めきれない自分がいる…夜も寝かしつけながら涙が止まらない。横で寝ていた次女にくっついて泣いた。小児科の先生との話をする日、昼間の予定が病院の都合で急遽時間が変更に。なかなか両方の都合が合わず、また夜に行く事に…今日は誰か子供さん見れる人いない?とは聞かれたが、時間的に厳しく。連れて行くと待合室で看護師さんが付いてくれる事に。夫婦で個室に案内された。小児科医、産婦人科医、私たち夫婦で話を聞いた。お腹の子の染色体の詳細が記載された書類も届いていて、見せて
分娩室で2時間程過ごした。病室に戻り、主人は帰宅。その日の夜は、達成感からか気持ちが落ち着いていた。悩みに悩んで、苦しい決断が終わって解放されたような…心も身体もボロボロかな…なんて想像していたが案外大丈夫な自分にびっくりした。助産師さんが、赤ちゃんつれてきましょうか?いつでも言ってくださいね。と言ってくれたが、1人っきりの病室では辛くてできなかった。母や兄には産まれた報告ができた。前日も寝れてかなったし、出産の疲れもあって夜は眠れた。
子供達はしばらく実家に預ける事になるので、着替え等いろいろ準備。入院当日は朝10時には行く予定なので、預けに行ったら私は家に帰るつもりだったのですが…なぜか珍しく次女が、お母ちゃんも一緒に泊まって!一緒に寝る!と。何か感じてるのかな…なので私の入院の準備も終わらせてから実家に行く事に。同意書など色んな書類にサインや印鑑…辛い。苦しい。お昼は子供達と近くのイタリアンでランチ!パスタやピザをいーっぱいたべました!夕方に実家に到着。ゆっくり過ごすが、ふとした時に涙が出そうになる。子供の前では
菊田昇医師赤ちゃんあっせん事件(中編)1973(昭和48)年発覚この中編では、事件の背景についても知っていただきたいと思い、人工妊娠中絶をめぐって少し詳しく触れていきます。【堕胎罪と人工妊娠中絶の合法化】堕胎(だたい、人工妊娠中絶)やえい児(新生児)殺しの歴史は古くまでさかのぼりますが、日本で人工妊娠中絶が合法化されたのは、第二次大戦後の1948(昭和23)年に成立した優生保護法によってです。それまでは、明治維新以降の近代化の過程で、国力増強(富国強兵)の観点から
流産手術の手法「手動吸入法」が、先日新聞の記事に掲載されていましたので、ご紹介させていただきます。厚生労働省研究班が13年、中絶手術約10万件を検証したところ、搔爬(そうは)法より吸引法のほうが安全性が高いことが明らかになったとのことです。世界保健機関(WHO)は、妊娠12~14週までに外科的中絶を行う場合、爬術よりも身体への負担が少ない真空吸引法にするよう強く推奨しています。爬術は女性の心にも身体にも傷が残る手術です。次の妊娠にも不利になると言われております。手動吸引法
とうとう手術の時がきました。前回の流産手術同様、見たことのある廊下、景色、そして部屋。ほんの数か月前までは、初めての事で恐怖でいっぱいだったのに、1度経験してしまえば、こんなにも落ち着くのかと驚きました。しかし、ドキドキと心拍数はどんどん上がっているのがわかります。まもなく、娘とさよならするとき。もうお腹の中からいなくなってしまう。看護師さんと一緒に手術室へと歩くこの道のりが、とても心が締め付けられそうな気持ちでした。「ネッコさん。お待た
5月8日、久しぶりに分娩予定の病院へ。減胎手術をする…とは決めたものの、分娩予定の病院にこの事を伝えるのは初めてだったので、何と言われるか気が気ではありませんでした。タブーとされているらしい処置を相談もなく決めてしまって、もうウチでは検診も分娩もしません!と言われたらどうしよう…とにかく、先生に何か言われる前に手術のことを伝えることにしました。私「出生前診断クリニックで、1人だけを助ける方法があると教えていただきました。夫婦で相談し、それを受けるつもりでいます」…。…。先生「そ
最初から読む▷4人目妊娠疑惑妊娠継続を決めました。中絶はキャンセルできる。もちろん、キャンセル料は不要。調べてみると麻酔をかけるギリギリまでキャンセル可能のようです。前処置をしていてもキャンセル可能。ということは、ギリギリまで考えて「やっぱり妊娠継続をします」という人は一定数いるということになる。実際はわからないけど、ドラマでは手術を直前にして手術室から逃げ出す人もいる。
人工流産ってあまり聞かないワードだと思いませんか?"流産"ってお腹の中で赤ちゃんが亡くなってしまって防ぎようがないものや事故など、なんとなくどんなものかわかりますよね。"人工"がつくって?そうです。つまり人工流産というのは妊娠第22週未満の時期の人工妊娠中絶の事です。ちなみに妊娠22週未満で亡くなったのであれば流産。それ以降の週数であるなら死産。という定義があるみたいですね。(*間違っていたらすみません。)中絶だなんてイメージ的には望まない妊娠に対しての話だと思ってい
2024.03に21週5日で息子を出産しました。人工妊娠中絶を選びましたが、それまで息子がお腹で生きた証を残していこうと思います。私もいろんな情報を検索して、同じ様な経験をされた方のブログに辿り着きました。少し日にちが経ち、思い出しながら書いていこうと思います。
夫婦で話し合った次の日、通っている産科クリニックへ行きました。この時妊娠11週4日。もう日にちも迫ってきていました。来院し、妊婦マークをつけた妊婦さんやお子さんと一緒に来られている方もたくさんいました。いつもなら、苦しいな…辛いな…と感じていたあの空間でさえも、「無」な感情になっていました。「ネッコさん、お入りください。」名前が呼ばれ、先生と話をします。「そうですか…。今回は赤ちゃんをお空へ返すことにご夫婦で話し合い、決められたのですね。……わかりま
世界保健機関(WHO)が、安全性と女性のケアの質を改善するために推奨している手動式吸引法は、当院では、2018年から導入しております。こちらの記事をお読みください。厚生労働省:人工妊娠中絶・流産手術の安全性についてWHO「安全な人工妊娠中絶:保健システムのための技術的及び政策的ガイダンス(第二版」手動式吸引法は、子宮の傷や後遺症少なく、術後の痛みも軽い処置方法ですので、次の妊娠を望まれる方にも安心です。詳しくは、流産手術:人工妊娠中絶についての記事(当院の過去の記
令和5年4月、いわゆる飲む中絶薬「メフィーゴパック」が承認されました。妊娠9週0日までの人工妊娠中絶を希望する方が対象になります。2種類の薬を順番に服用します。(1)ミフェプリストンという妊娠のホルモン(プロゲストン)を抑える薬を内服後、36~48時間後に入院して、ミソプロストールという子宮収縮を起こさせる薬を服用(口の中に30分含んだ後、飲み込む)します。(2)服用後に腹痛や出血があるため、母体保護指定医師の管理下の入院管理が必要となる薬です。当院でも使用
生きていく中で必要になる性の話を親が我が子に語る様な気持ちで書いています大切な事は安心安全に性に関する行動ができる為の情報を知り自分自身で選択できるという事ですブログを始めて今年7月で3年になるのですが、ここにきてよくやく100記事を投稿する事が出来ました。これまでつたないブログをお読み頂いた方々、本当にありがとうございます。性教育情報をお伝えしていく中で、性教育に対する社会全体のイメージがとても多様で、日本人の独特考えを持つ
今、ニュースや新聞で問題となっている吉祥寺にある水口病院の中絶手術後に死亡問題について、わたしなりに思ったことを書いてみました。東京武蔵野市の水口病院(産婦人科)で、亡くなった妻の中絶手術を、母体保護法の指定を受けていない医師が行ったとして、6日、遺族の夫が医師を刑事告発しました。夫は、6日午後2時すぎに記者会見し、妻が急死した原因の究明を訴えました。東京都武蔵野市の産婦人科病院で、母体保護法で定められた指定医の資格がない医師が妊娠中絶手術を行った