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ニコラウス・アーノンクール/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が、テルデック・レーベルに録音してきたドヴォルザーク・アルバムより、「交響詩」だけをまとめた2枚組CD。1997~2001年録音(一部ライヴ)。Opp.107~110までの4曲が収められているが、本記事では「金の紡ぎ車」Op.109、「真昼の魔女」Op.108の2曲が収録されたCD1について扱う。それぞれの交響詩は交響曲第7~9番やピアノ協奏曲のアルバムにカップリングされていたもので、当CDはテルデッ
アーノンクール/ロイヤル・コンセルトヘボウによるドヴォルザーク/交響詩シリーズ第2弾。前回に引き続き、ここではCD2の演目を見てゆく。「水の精」Op.107と「野鳩」Op.110が収録されているが、音楽的にはこちらのCD2のほうが好みで、アルバム購入への背中を押したのはこれら2曲であった。共にスタジオ録音である。実は、アマゾンからCDが届き、梱包を開けた瞬間、僕は注文したのとは違うアルバムが届いたと思ってしまった―紹介されていたジャケット写真と異なっていたからで
🐕美しい地球を旅するあなたへ💐慣れない湿気や雨やその他☔️柄にもなく"もののあはれ"に傾いてた。趣があって良い世界ですが日常はもっとパワーがないと乗り切れない。爽快な曲で吹き飛ばしたいと思います。ワーグナーやリストの後継者と言われるドイツの作曲家リヒャルト・シュトラウス(1864〜1949)彼の名作交響詩から"ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯"をご紹介します。交響詩はストーリーのある自由な形式で書かれた曲で1つの楽章で形成されています。昔々あるところに、悪戯
――――――2011年6月25日投稿―――――2021年7月13日更新――――――リヒャルト・シュトラウスは、ブルックナー、マーラーと並んで19世紀後期ロマン派最大の作曲家です。ブルックナーとマーラーは、ベートーヴェン、ブラームスの継承者として、絶対音楽である交響曲の形式にこだわって作曲しました。これに対してリヒャルト・シュトラウスは、ワーグナー、リストの継承者として、標題音楽である交響詩やオペラを多く作曲したのです。この交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたず