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前回の続き。病院に着いて、お母さんに駆け寄る。すごく痛がっている。痛い、苦しい…とずっと言っている。15時頃に、痛み止め追加してもらう。早く早く!早く痛み止め効いて!!と願いながらお母さんを励ます。「お母さん!痛み止め追加したからもう少しで効いてくるはずだよ!頑張って!」背中さすったり手握ったりするけど、痛みはどんどん増してきている。15時10分。看護師さんから、24時間面会okの案内をされる。危篤状態や、患者が余命1日をきった時、泊まり込みで24時間面会okになる
お母さんが息を引き取って、エンゼルケアというのをした。看護師さんとお兄ちゃんとわたしで、まずはお母さんの身体を拭いてボディクリームを塗った。「今日お風呂入ったばっかりだから綺麗だね」と話しかけた。そうだ、お母さんが気持ちよさそうにお風呂に入ってたの、まだ今朝の話なんだ…と思った。こんなにすぐに逝ってしまうなんて、誰も思わなかったはず。下顎呼吸になってからたった10分で呼吸が止まるなんて思わなかった。舌根沈下で窒息してしまったからなのか?確認したくても、もう確認できない…
おばさん・・・帰りを待ってるよ。
父が亡くなって7ヶ月が経ちました。何だかあっという間のような、、亡くなった9月と10月は本当に慌ただしかった。父が大動脈瘤の手術をして一般病棟に戻った時、一回だけ5分程度面会し話す事ができました。それが父との最期でした。歯がないので何を言ってるのか分かりづらいのですが、相変わらずの憎まれ口でしたが、痛々しい点滴のあとや足が痛い痛いと訴えていて、流石に弱っているなと思いました。先生から話があると呼ばれて、「また来るね、頑張ってね。」と言って別れました。その2日後、足の指に飛んだ血