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15日のオンライン限定講義、ライブでご参加下さった方からの質問。「重心移動と体重移動の違いは?」講義中、時間が十分とれず、ブログで回答するとしましたのでここでお答えします。まず、重心と体重の違いから。シンプルに辞書から引用します。物理の専門家ではないので、ある程度で。物理学の専門表現など学術的に厳密なところは満たせませんので、、。▶︎重心物体の各部に働く重力をただ一つの力で代表させるとき、それが作用する「点」。*辞書によりいろ
こんにちは。スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。監督から信頼される。チームメイトから信頼される。そんな選手はあなたの周りにも必ずいると思います。選手だったら、誰でもチームやチームメイトから信頼されたいですよね。信頼される選手は、なぜ信頼されているのでしょうか?努力や継続力が秀でている。誤魔化さない。いい加減な言動をしない。精神的に安定している。といった、人間性の観点はもちろん重要です。あとは、それらに加
僕らは選ばれる理由を生み出し続けなければならない。知識や技術だけでなく、選手やチームから選ばれ続ける理由の創出を継続することも「トレーナーの仕事の一つ」です。じゃあ選ばれる理由は?もちろん特にプロの世界では人脈、俗に言うコネクションがものをいう世界ではあります。しかしそれだって少なくとも仲介する人から信頼されなければ紹介はされません。色んな”信頼”の形はあるかもしれませんが、、。そもそも、コネクションとはどうやって構築されていくのでしょうか。誰でも初めか
昨日の記事では。①前提条件の分析はスタートラインを知ることにつながる。サッカーなど高重心系競技をすることは我々(低重心系)にとってはスタートラインがすでに欧米人(高重心系)とは異なる。②つまり彼らがやらなくていいけれど僕らがやらなくてはならないことの存在(高重心の獲得)を意味する。③なぜなら高重心は、「サッカーであること」の前提条件だからである。④それを考慮せずに技術や戦術や筋力ばかりを追いかけるのは、外国人力士が腰を落とす練習をサボって相撲のテクニックや体重ばかりに精
近況1僕のYouTubeチャンネル[TrainingLounge]がもうすぐ登録者6万人です。登録者数や再生回数よりも、見てくれた人がちゃんと理解できたり、トレーニングを続けた人がちゃんと身体の変化を感じることを優先してきました。今ではたくさんのプロアスリートやプロチームのコーチなどが見てくださるチャンネルになっています。登録してくださる方がたくさんいらっしゃるのはとても嬉しいことですが、大事にすることはこれまで通り。これからも大事に育てていくので、気が向いたらまた見てやって
リズム感がない。動きのリズムが悪い。こういった表現って聞いたことがあると思います。一方でテンポという言葉も聞いたことがあるかかもしれません。テンポが悪い、テンポが良い、みたいな言い方をします。音楽分野はもちろん、スポーツや、会話などでも使われる表現ですね。しかし、、そもそもリズムってなんだろか?テンポって?リズムとテンポの違いって?スポーツの指導場面でこれをしっかり分類できずに使うのはよろしくありません。これらがパフ
少年野球の試合や練習を見ていると、けっこうな割合でマウンドがない。ピッチャーが平地から投げている場面に出くわします。もちろん少年野球だからバッテリー間の距離が短くて既存の野球グラウンドを使うとマウンドは使えない、学校のグラウンドだからそもそもマウンドがない、などの環境面が最大の要因だとは思います。しかしピッチャーマウンドの重要性を指導側が理解しているかどうかはそれとは別問題で重要なことです。そもそも、なぜ野球にはピッチャーマウンドが
「バッティングは水モノ」。野球経験者の方、こんな言い方聞いたことありますよね?水物、つまり「当てにならないもの」という意味です。これは、バッティングの本質を結構表していると思います。バッティングは、プロのトップクラスの選手でもヒットが出る確率が30%を越えれば素晴らしいと言われるようなものです。それぐらい不確実な要素が多い、ということです。逆にいうと、確定させられるものが少ない。出典:https://bbcrix.com/articl
こんにちは。スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。「腰を落とせ」これ、日本のどんな競技でもたいがい使われます。サッカー、バスケ、ラグビー、テニス、野球のゴロ捕球。結論から言うと、これら西洋型のスポーツでは腰を落とすとうまくいきません。もっと言うと、「日本人が」腰を落とそうとするとうまくいきません。相撲や柔道はうまくいきます。*ただ最近の五輪柔道を見ていると場合によってはうまくいかないことも増えてきた。だから井上
こんにちは。スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。現在募集中の僕への質問フォーム。たくさんのご質問を頂いております。あんまりお答えできていなくて申し訳ないです。野球に関するご質問で、身体の開き・腰の開き・肩の開きなど、開きという動きに関するご質問がかなり多かったので、僕なりの考えをお答えしたいと思います。まず、これらの「開き」は、大半のケースで「早い」という言葉とセットで使われます。つまり、「身体の開きが早い・腰の開きが早
こんにちは。スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。前回、フィジカルトレーニングがもたらす影響のうち、一つ目を述べました。筋肉をつけることが目的、と思っていても、人間の脳と身体は「筋肉をつけるための」トレーニング動作も覚えて学習します、だから注意が必要です、という話です。http://ameblo.jp/bodysync/entry-12250352472.html今回はもう一つ。それは、「実際の競技への運動イメージ」への影響です。