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昨年末にこちらの稽古に来られている方の繋がりで、藤田一照さんとのご縁ができました。本当は成田先生から直接ここの合気道のことをお伝えされるべき方なのだと思います。しかしそれが叶わないので、私というフィルターを通して、私が想うことで表現している成田伝合気道をお伝えする場をいただいているということです。私の調子が良く、上手に表現することができれば、そして気に入っていただければ、今後も不定期にでも開催が続くような気がします。ここの合気道は禅のことと共通するところが多いと考えています。もちろん世
先日、無元塾に通われている佐久間さんのご紹介で、葉山の藤田一照さんの庵(いおり)、つまりお住まいになってらっしゃるところに行ってきました。そして観音堂という同じ土地の山を少し登ったところに禅を組む茅葺のこれまた趣のある建物があり、そこでいつもの中心帰納セミナーをするタイミングをいただきました。とても、楽しく充実した3時間でした。成田伝合気道の稽古システムが禅と同じと言ってもいいプロセスを持っているという確認もできました。さて、今回のイベントで感じたこと、藤田一照さんという存在感。それ
今年の年末年始に大阪からいらっしゃった合気道家の方が、一冊の本を置いていかれました。その方は関西にある和道の流れをくんだ合気道をされているとのこと。時間の空いた時に少しずつ読み進めました。植芝翁先生の教えAmazon(アマゾン)成田先生の本のような結構難解な内容であればしんどいなと思いつつ、開いてみると、想像していたよりも文字が大きく、章立てた構成でもなく、和道を創始した早川宗甫先生が植芝翁先生から聞いたことを、さらにその弟子である愚郎先生が聞き取っていたものをまとめたもの、、ラン
来られている方に少林寺拳法をされていた方がいらっしゃって、ちょっとした本も貸してくださり、その本やその方の説明などから、少しずつ興味を持った次第です。全ての武道の成り立ちに、その武道なりの独特の経緯があり、それは必ず美化されたストーリーのようなものなのですが、その方もおっしゃっていたのですが、第二次世界大戦後の復興の潮流の中で、それに沿った宗教的哲学、組織化、稽古体系が時代性にマッチして、拡大していったということです。その本に書かれていて初めて知ったのですが、日本9大武道という言葉があっ
中心帰納という概念は、合気道にとどまらず、他の武道や、その他のあらゆる分野で活かせるものだと信じています。それは私が全ての分野のことをオールマイティーにできるという意味ではありません。それぞれの分野のエキスパートの方が、その分野をさらに深掘りするためのツールになるという意味なのです。もちろん、中心帰納という言葉や考え方を知らなくてもそれぞれの分野でどんどん上達される方はいらっしゃる、、、もしくは、逆にどれだけやっても、どれだけ意識的になってもなかなか上達できない方もいらっしゃる、、、双
中心帰納の簡単的な説明を書かれている文章を発見しました。難解なことを易しい言葉で表現することこそ難しいことなのです。書かれた方は一度だけお会いしたことのある新陰流の皆伝者で、合気道も長年やられている方です。http://www.heartoptimization.com/wordpress/文章の内容を見れば、おそらく心理系のカウンセラーでらっしゃることは一目瞭然です。武道の極意は、武道自体よりも、セラピーやボディーワークの中にサラリと書かれているという持論をより強化してくれます。↓
我々は現実を必ず自分の仮想世界のフィルターを通して認識しているという動画が上がって来ました。その説明を聞いているととても腑に落ちるのです。ここの合気道の教えも理解しやすくなるのです。目の前に広がる風景、触れるもの全ては自分が作り上げる仮想世界に対応していて、我々はリアルに接していても、無意識的に仮想世界の方を観て動いている。リアルだけを感じるという極めて視野の狭い限られた現実をツギハギしてあたかも世界が繋がっているかのような景色を見せてくれるのはその仮想世界の