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中城(なかぐすく)村伊集(いじゅ)集落に伊集世持殿と呼ばれる拝所があります。地元ではユージドゥンと呼ばれています。この辺りはモーエーと呼ばれた場所で集落後方の高台に位置します。琉球國由来記に『與儀之殿』と記されています。右側の石柱には旧書体で世持殿と書かれており、その石柱はここにあったとされる建物の柱として使われていたと伝わります。内部は3基の香炉があります。稲ニ祭に拝されており、旧暦5月と6月のウマチーの行事が行われています。左側にも小さな拝所がありました。正面の拝所の右側に穴の空い
中城(なかぐすく)村を通る国道329号から泊(とまり)集落へ入ってすぐの左側の道を進んで行くと軽自動車1台が通れる様な細い道があります。上って最初の道を左へ曲がります。小道を左に入ると琉球石灰岩の巨岩に挟まれるように階段が見えてきます。この先にあるのが泊大屋です。泊大屋の窓ガラスには、老築化が激しいので落下物に気を付けるよう貼り紙がありました。内部は6つに区切られています。これは右側から見た仏壇です。一番右側には丸鏡と白い仏花瓶がありました。その左側にある仏花瓶は茶色でした。この色の仏花
中城(なかぐすく)村南上原(みなみうえばる)の高台に南上原糸蒲公園があります。現在は貯水タンクと遊具で占められている所ですが、そこに糸蒲寺という寺院があったと伝わります。公園内は遊歩道が巡らされていて、芝生の部分に遊具と所々に東屋もあります。パークゴルフのコースもあって意外と広い公園です。高低差を利用して長い滑り台も設置されています。公園の上に進むと貯水タンクがあります。貯水タンクの周りは虎ロープが張り巡らされていました。近々、発掘調査が行われるみたいです。タンクを回って下へ降り