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いつか越前国へ行くことがあったら、一乗谷を訪れたいと思っていた。一乗谷・・・どことなく歴史的な響きがあって心に残る地名だ。しかしそこに興味があったのは、素晴らしい石仏群が眠っているからなのです。巡り巡って、一乗谷へたどり着きました。【2025年9月25日】一乗谷朝倉氏遺跡と石造物群盛源寺の石仏群朝倉氏遺跡を横目で見ながら通り過ぎて、一番奥の史跡から見ていくことにした。一乗谷には膨大な数の石仏がある。調査・発掘されたものだけでも四千基、未だに埋没しているものは二千基はあるという
一般に一乗谷城というと、特別史跡一乗谷朝倉氏遺跡を構成する遺跡群のうち、唐門と庭園を擁する朝倉館のあたりを差すことが多いと思います。本当の一乗谷城はその背後にある山城に与えられた呼称なのですが、今さらそれを主張してもなんだか形式論みたいな話になってしまいますので、世間一般に認知されている通り、ここでは一乗谷城の呼称を朝倉館に譲り、山城の方を「一乗谷山城」と称しています。さらっと0.8kmって・・・山道の0.8kmは長いぞ。たぶん学問的には間違った表記ですが、わかりやすさを優先しました