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●犬への冬の薬膳・補腎こんにちは!ワンコ薬膳の栗原公子です。先日から3日間、年末特別連載をお届けしています!テーマは、寒い冬にワンコも積極的に摂取すべき効能のご紹介です。題して、犬への冬の薬膳。3日目最終回の今日はコチラ。補腎補腎の効能を持つ食材は、シジミ、アサリをはじめとする貝類全般、黒きくらげ、黒豆、黒ゴマなどの黒い食材、豚肉、長芋・山芋、うずら卵など。生薬ではクコの実、すっぽんなどがポピュラーですね。補腎は、腰痛、健忘、歯が欠ける、脱毛、足腰のだるさ、耳鳴り、かすみ目、生殖機
●僧帽弁閉鎖不全症などの心臓病が多い小型犬のコにおススメな食材「鰯」こんにちは!ワンコ薬膳の栗原公子です。犬種によっては、多く発症してしまう症状がありますね。中でも、チワワやポメラニアンなどの小型犬のコ達に多い疾患で、心臓病があります。僧帽弁閉鎖不全症などがそうですね。僧帽弁閉鎖不全症とは、左心室から全身に送り出されるはずの血液の一部が、左心房に逆流してしまう状態です。急性の場合は、呼吸困難が現れ、慢性的な場合は左心室の機能が徐々に低下するため、息切れや呼吸困難が現れます。で、この症
●犬の唇に炎症が起きている時の薬膳ケアこんにちは!ワンコ薬膳の栗原公子です。我が家の柴犬2歳スミレの唇に炎症が出ました。こんなカンジの。このコは、春先やこの秋口に決まって唇に炎症が出ます。今年の春は出ず前回は昨年の秋だったな~。唇や口腔内に炎症などの症状が出るのは、中医学ではおおまかには、体に余分な熱を持っているからと捉えます。対処は、余分な熱→取り除くフツーに考えたらコレですよね。暖を取るための焚火がボーボーに燃え出したら鎮火しますよね。ソレと一緒。じゃあ、どうやって鎮火する
●犬の胆汁嘔吐~慌てず、騒がず、適切な対処方法こんにちは!ワンコ薬膳の栗原公子です。昨日の午後から、4歳ムサシが胆汁を嘔吐しはじめました。昨日4時~夜9時くらいまでの間に4回、今朝1回吐きましたかね。血液は混じってなくキレイな黄色の胆汁のみ。様子は元気がなくじっといていました。子犬の時に朝方数回胆汁を吐いたことはありましたが、成犬になってからはなかったので、ホントビックリしました。というのも、急性で胆汁を吐くのは、膵炎を疑うからです。膵炎になったら、治療が大変です。人も犬も、膵臓の