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公開当時は信じられないほど不評、不入りだった「フレンチ・コネクション」「エクソシスト」の連続ヒットで飛ぶ鳥落とす勢いだったウィリアム・フリードキン監督がフランス映画の傑作をリメイク。しかし、公開当時は批評家からは低評価で興行収入も惨敗だった。監督としてのフリードキンもこの作品以降は低迷してしまう。フリードキンだけではなく、1970年代前半に傑作を連発し大活躍したディレクターズ・カンパニーの3人(フランシス・フォード・コッポラ、ウィリアム・フリードキン、ピー
1986年製作のサスペンス・アクション「デス・ポイント/非情の罠」を鑑賞しました。鉄鋼会社を経営するハリーは愛人シニとの不倫現場を撮影され何者かの脅迫を受ける。要求に応じないハリーに怒りを覚えた犯人グループはシニを殺害しハリーの犯行に見せかける。ハリーは上院議員選挙を控える妻バーバラに真実を告げるが犯人グループが自宅を襲撃、ハリーはシニの交友関係からポルノ映画館を経営するアランに近付いていく。エルモア・レナードのハードボイルド小説「五万二千ドルの罠」をレナード自身が脚本化、キャノン・フィル
獰猛さがハンパない本能刑事。「フレンチ・コネクション」1971年ひとり70年代名作祭り、3日目にこれ選んで久しぶりに鑑賞しましたけど最高!表現が自由だから超気持ちいいですね。あー面白い!オープニングの狂ってるトランペットからのめり込んだらもう最後まで、本能をエンジンとして、獰猛さをガソリンとしてドカドカ走るポパイ(ドイル)の虜!サンタクロースポパイが走る走る!麻薬売人なんか人間扱いしてやんない、ボッコボコに殴る蹴る殴る蹴る!バディのクラウディも殴る蹴る殴る蹴る!犯罪者を人間扱いしない
『JAWS』ブログ③二人目の犠牲者になってしなってしまった少年の母親が、サメ退治に懸賞金を出したことで物語が一気に動き出します。ここで地元の漁師クイントが登場。演じるロバート・ショウは『007ロシアより愛をこめて』での悪役ぶりが印象的ですが、本作ではそのアクの強さがピタリとハマって、本物の漁師のような凄い存在感。優しい感じがするブロディ署長(ロイ・シャイダー)と、いい対比にもなっていたと思います。サメの図鑑に子供心にワクワクした記憶