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子供の頃は、「とにかく大きな声をだせ」という指導も良いと思うのです。「気後れするな」「恐れるな」というのを大きな声を出すことによって弱気な自分を追い払うということにもなるでしょう。しかし、とにかく打って出る状態から、攻めからの打突ができてきたぐらいからは、「気の充実」「集中力」が大事なのですが、大きな声や、表に露わになった気勢や気迫があるからといって「気の充実」「集中力」にはならないと感じます。私の感覚では、大きな掛け声は気の充実の邪魔になる。大きな掛け声は、気が「散っ
現代剣道の指導においては「遠間から打て」とよく言われます。遠間からだと身長の高い者、腕の長い者が有利という気もしますが、技前の攻め合いを制して「勝って打つ」ができれば「遠間からでも打てる」という理屈のようです。他の武道では、遠間から飛び掛かるのは相手に対応の時間を与えることになり意表を突く時以外は推奨されませんが、手足より速く動く剣先がある竹刀を使う剣道ならではかもしれません。でも「遠間から打つ」をしようとしますと、腕を伸ばして打ちたくなるのが普通です。竹刀も規定内で、できる
4月下旬にこんなに雨が降ったかな...と思うほど,最近は天気が良くない当地です。梅雨の走りが早めに来たのかと思ってしまいますね。今年の剣道稽古46回目は平日の剣友会で先生方仲間の子供たちと稽古に汗を流しました。剣道ノート記事を書いて行きます。*関連記事をリブログしています。当日の天気は雨がほぼ一日降る感じでした。この日私は昼からお休みを頂いたので少しゆっくり目に支度して稽古へ向かいました。愛用6mmミシン刺し防具と用具を車に積み込み体育
合気については、「張り合う事が合気ではない。対立しないことが合気」と考えております。ただ、もう少し狭義の意味でも捉えだした感じです。現代剣道の高段者の剣道では、合気になって触刃、交刃、打ち間と入ってゆき、そこで「勝って打つ」といわれます。で、この「勝って打つ」ということを「相手を上回る」という捉え方をするとグイグイやりがちです。しかし、相手の心身が動いちゃえば打つべき機会はできますから、「相手より弱める」というのが私としては練りやすい。なぜなら、皆さんと同じように
春が終わって初夏のシーズンに入りました。仕事終わりの剣友会や基本打ちの稽古,週末出稽古などで自分の剣道に磨きをかけています。今年の剣道稽古47回目は仕事終わりに剣友会で先生方や仲間の子供たちと共に汗を流して来ました。剣道ノート記事を書いて行きます。*関連記事をリブログしています。稽古当日は久々に青空が出た気持ち良い一日でした。仕事を終わらせて稽古場所の体育館まで出発です。10mm斜め刺し入り防具と用具を車に積み込み出発です。
宮本武蔵が書いた兵法三五ケ条には次のような記述があります。一太刀之道之事太刀の道を能知らざれば,太刀心の儘に振りがたし。其上つよからず。太刀のむねひらを不弁,或は太刀を小刀に仕ひなし,或はそくいべらなどの様に仕付れば,かんじんの敵を切る時の心に出合がたし。常に太刀之道を弁へて,重き太刀の様に,太刀を静にして,敵に能あたる様に,鍛錬有べし。さて、「重い太刀を振るように竹刀を振る」と言われたとして、皆さんはどんなイメージをもたれるでしょうか。おそらくは、重たい木刀を一振り
先日ですが、行きつけの100円ショップ"セリア"で「キューブ型ヤスリ」を見つけたので早速購入して、愛用の竹刀を手入れする際に使ってみました。*関連記事をリブログしています。こんな感じの商品です。粗目→中目→細目→仕上げと番手が一通り揃っています。専用の竹磨くんと併用してみましたが特に問題なく愛用の胴張竹刀を手入れする事が出来ました。100円ショップで愛用品は、竹刀の油着け用に機械油を使っていますがこの様なヤスリは初めて使ってみました。色々
TFCCの手術から約半年が経過しました。・左手の握力は30ちょっとまで回復・左手の可動領域は右手の80-90%まで回復・強めのストレッチをすると翌日までだるさが残る。・このところ回復の進捗度が落ちている。近況は、こんな感じです。先生からは素振りをしてみましょうといわれて竹刀を振ってみましたが、まだまだ違和感がありまして、ビシッと止めると手首に不安が走ります。片手素振りなんてとてもじゃないけど無理ですね。気がつけば道場の当番も、本稽古の日程に組み込まれることが増えており、
中段の構えの左手の位置については、「ヘソの前に握りこぶし1つ分を空ける」とよく指導されました。「丹田の気を剣先に乗るように左こぶしをスッと前に出すんだ」なんていう指導もありました。(剣先に気を乗せる?うーん、具体的なようで全く具体的ではなくSF的でもあります。剣先ばかりに心が偏ることにもなりますし・・・)これらの言葉を聞いて当時の私は、「左手拳をヘソから握りこぶし1つ分空けよう」と竹刀を構えて少し左手を前に出すものだと解釈しました。でも、今の私は、そうは考えていません。
私の最近の課題である重心位置についてです。普段の生活における姿勢や動作、もちろん剣道の時も、基本姿勢の重心は、高い方が良いのではないかと感じるようになってきました。こう書きますと「え?基本は臍下丹田でしょ。重心は低い方が良いはずだ。本来の日本人の身体はそうだ」と思う方も多いと思います。はい、私もそう思っていたんです。いつも普段の生活で「膝と爪先の向きは同じにする、膝は伸ばし切らない、抜きによる重心移動」を課題にして歩いているのですが、「なんか膝が痛いぞ」と思ったときに、う
そろそろ、4月に入って稽古場も暑くなる季節になるかと思います。3月最後の稽古会も肌身で感じましたので、沢山汗をかきました。今回の記事は再度になりますが、リバ剣の私が稽古後行っている剣道防具の干し方や手入れ方法を少し書いてみようかと思います。兎に角、汗をかいたままの防具や剣道着,袴は直ぐ手入れした方が私の場合、後々楽ですし次の稽古も励めます。防具袋に入れたままですと、傷んだり匂いが大変な事になりますから...*関連記事をリブログしています。
鹿児島市でも稽古(練習)したい方へ開催場所:鹿児島県武道館開催日:毎週月・水・金(祝日も稽古)時間:夕方19時〜21時まで費用:武道館の使用料(税込130円)年会費など:無しホームページ:鹿児島市内稽古会(会場)紹介ページはこちら参加は自由で出入りも自由な稽古会です。途中参加or途中退出も大丈夫です。もし、気になる方がいらっしゃいましたら迷わず参加して下さいね♪★鹿児島県の剣道の情報なら↓↓【鹿児島県剣道連盟ホームページ】
先日、道場の先生が全日本剣道選手権に出場した選手と飲む機会があったとのことで、その記念写真?を見せてもらいました。むろん「色々と面白い話が聴けたんだろうな、いいな」というのもありますが、気になったのがその腕。写真に映る腕、力を入れていないように見えるのに前腕筋がしっかり割れている。先生の腕も太いなと思っていたけど、明らかにそれを上回る太さ。さすが全日本の世界は違うもんですね。トップレベル人は、技術はもちろん、フィジカルもしっかり鍛えているんだなと改めて感心した次第です。↑写真はイ
以前、「張り合う事が合気ではない。対立しないことが合気」と書きました。剣道界においては「張り合いこそ合気」という捉え方が随所にあるように感じるのです。剣道では、「実」と「実」でぶつかり合ってこそ自分を高めることが出来るという考え方。「相手の隙を打っていくのは試合ではそうするが、上の者に掛かる時は、隙を狙うのではなく小細工なしに真正面から面を打て。それが修行だ」という価値観。真正面から競り合ってどっちが上かを競う。相手より強くなることを目指すわけですね。(先生の技を盗むために打太