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Mr.ShortStoryです。今回も銀河英雄伝説について考察して行きましょう。前回は、前、中、後3記事に分けてアムリッツァ会戦を取り上げました。帝国、同盟双方の命運を決した史上最大の戦い。小説版の記述やデータを検証し、出来得る限り忠実に再現してみた結果、幾つもの新事実が発覚しました。特に、前哨戦においてウランフとボロディンは、味方の撤退を援護するため敢えて殿を引き受け、それが戦死につながってしまった事。その甲斐もあって、アムリッ
Mr.ShortStoryです。今回も銀河英雄伝説について考察してみたいと思います。銀河英雄伝説ジェットストリームボールペンシャーペンAmazon(アマゾン)6,980円銀河英雄伝説エル・ファシル革命予備軍服セットコスプレ衣装ディズニークリスマス、ハロウィンイベント仮装コスチューム(女性S)Amazon(アマゾン)8,900円楽天お買い物マラソン開催!11月4日~11日まで!銀河英雄伝説民主主義に乾杯Tシャツモス楽天市場6,
Mr.ShortStoryです。今回も銀河英雄伝説について解説していきます。前回は、ヤンはなぜラインハルトをあと一歩まで追いつめたのに、同盟政府の停戦命令に従い戦闘を止めたのかについて考察しました。そしてそれは、彼が民主国家が腐敗や堕落によって滅亡するのは、有権者である市民全員の責任であり、それを一部、もしくはたった1人の聖人や英雄に全てを任せて服従する事で、難を逃れようとするのは間違いであると言う考えを抱いていたからであると結論しました。自由惑星同盟は、アムリ
Mr.ShortStoryです。今回も銀河英雄伝説について考察したいと思います。前回はオーベルシュタインについて詳しく述べました。そして彼は、ヴェスターラント熱核攻撃の黙殺とキルヒアイスの死について責任を負わされると言う最大の窮地にあった事を解説しました。本来ならば、ラインハルト始め諸提督達に始末されてもおかしくない筈だったのに、ここでオーベルシュタインは、大貴族相手に共闘していた宰相リヒテンラーデ公をラインハルト暗殺未遂の首謀者に仕立て上げ、先手を打って彼を排除
Mr.ShortStoryです。今回も銀河英雄伝説について考察して行きましょう。前回は、この記事の中編として、アムリッツァ決戦を原作準拠で再現してみました。そして、その中で同盟軍が、これまで私達が思っていた以上に大兵力を残していた事、そして、帝国軍は思いの外厳しい戦いを強いられていた事を解き明かしました。疾風ウォルフことミッターマイヤーですら旗艦が被弾する程でしたから、戦闘の苛烈さがうかがえます。だからこそ、イゼルローンの同盟遠征軍総司令部は、最
Mr.ShortStoryです。今回も銀河英雄伝説について考察して行きましょう。前回は、本記事の前編として、ヨブ・トリューニヒトを扱いました。華麗なる詭弁家、そして祖国を枯死させたやどりぎ等と散々酷評されている彼は、原作出版以来、作中1、2を争う悪役として描写され、認識されて来ました。事実、ヤンやキャゼルヌ、そしてロイエンタールなど、作中主要人物からは敵味方問わず嫌われ、警戒されていました。また、大勢いる陰謀家達の中でも、驚異的な生命力を誇り
佐久間さん東野さんのラジオでたびたびでてくるNetflixいよいよ契約してみましたあけてビックリとにかく分母が広すぎてどうしたものかと.....そして決めました。。。。今まで観てきた映画やドラマの再視聴ではなく気になっていたリメイク版!手付かずになっていたものを観てみようそしてこちら👇あらま~イケメンなこと笑ちょうど神息子が産まれたころでしょうか深夜に放映されていました.....たぶん(記憶曖昧)
まだ書きたらんぞ。てなわけで、敬礼に関しての一考察にございます。ノイエ版見てて疑問に思ったわけです。やっぱOVA版のヤンのが( ̄∀ ̄)エーナー新旧で敬礼が違うのはどーゆーこと??敬礼なんざしたことのない庶民のアタクシ。調べました。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%AC%E7%A4%BC#:~:text=%E6%95%AC%E7%A4%BC%EF%BC%88%E3%81%91%E3%81%84%E3%82%8C%E3%81%84%EF%BC
Mr.ShortStoryです。今回も銀河英雄伝説について解説します。前回は、ヤン・ウェンリーが自由惑星同盟を見捨てた経緯とその理由について述べました。そのなかで、民主主義とは歴史を超えて人類が受け継いでいくべき道しるべであり、市民達が主権者として建国した民主国家が、もしその理念に反し、正当な手続きも人権も守らず、不当に市民を拘束・弾圧・抹殺しようとするならば、彼らは自分の権利と民主主義の理念を守るため、それに抵抗すべきであるという強固な信念をヤンが抱いている事が明らかにな
Mr.ShortStoryです。今回も銀河英雄伝説について考察してみましょう。前回は、同盟軍の名将ヤン・ウェンリーが、なぜ首都を守るアルテミスの首飾りを独断で破壊したのかについて考察しました。それまでの彼は同盟の一市民、それに、歴史家志望でありながら不本意にも軍隊に入っに過ぎない一個人に過ぎませんでした。その彼が、物語で最初に民主主義の守り手として振る舞ったのは、この救国軍事会議のクーデター鎮圧の時でした。ヤンは権力や国家機構を絶対視せず、それは人々が生