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7月にヤイリギターの工場見学に行き、その場でオーダーしたことを前回書きましたが、その仕様について。工場見学の記事はこちら↓『ヤイリギター工場見学』2022年7月、コロナの影響で長らく中止になっていた、ヤイリギターの工場見学に行ってきた。ヤイリギターを訪問するのは、実に14年振りである。当時は先代の矢入一…ameblo.jpカスタムショップのオーダー(小池さん、丹羽さん、道前さん、伊藤さんのいずれかを指名し、ワンオフのギターを製作する)は、予算の都合で難しいので、既存のラインナップのギターに
今回ご紹介するのは、S.YairiYD-307です。オリジナルS.Yairiの当時の受注生産グレードで、1975年11月製の初期モデルと思われます。全ての材が最高材料を使用した特別注文品で、ハカランダを除いた中で頂点に立つモデルです。ネック裏に塗装の色落ち等々がありますが、経年にしてはまずまずの美品だと思います。大きなダメージはありません。ネックはSQネックで真っすぐをキープ、トップ板の異常な膨らみやブリッジの剥がれといった不具合は見られません。チューニング時の12フレットでは6弦側約
1980年初期頃に製作されたS.Yairi製の高級アコギYD-505です。ローデンタイプのギターで、当時S.Yairiがローデンギターを委託生産していた時にS.Yairiブランドとして国内製作販売された希少なギターです。生産数も少なかったため、30や40シリーズとは異なり、中々ネットでも見かけない貴重なギターではないでしょうか。トップは杉単板、サイドバックは綺麗な木目のマホガニー単板です。内側には木の割れ止めがあり、ヘッドの突き板、ブリッジはハカランダです。指板は縞黒檀、ネックはマホガ
今回の紹介は、希少なS.Yairiの500シリーズ、YD-505Fです。カタログによると国内モデルでは、ハイエンドのYD-507仕様になります。Lowdenのオリジナル・スタイルに仕様が変更され、ポジションマークがラージドットとスモールドットの組み合わせになり、ブリッジにはピンレスではなくノーマルのピンスタイルで製作され、透明ガードからべっ甲タイプのオリジナル・ガードにOEM生産で仕様変更されています。ボディ内部のインナーラベルにはLowdenのサインも見られ、S.Y