モルヒネとは
モルヒネは、ケシを原料としてアヘンから抽出されるオピオイド系の化合物です。強い鎮痛作用があり、がん患者の痛みや息苦しさの緩和などに用いられる、代表的な医療用麻薬です。痛みやストレスで脳が過剰興奮状態にある患者に投与する場合には、麻薬中毒になる、だんだん効かなくなる、といった副作用の心配はなく、寿命を縮めることもありません。状況に応じて、経口薬、座薬、注射薬などが使い分けられます。がん患者のブログでは、モルヒネの投与で楽になった、痛みが治まりきらなかった、といった生の声が綴られています。闘病を見守る家族のブログや、モルヒネについて医師が解説しているブログもあります。