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映画におけるエレガンスを書いていくのが、このブログのメインテーマです。■その際に、「とりあえず」女優を主に取り上げます。(むろん、男優や、監督やスタッフとの共同作業により、映画が出来ているのですが、一つの切り口として、女優にフォーカスを当てています)■私の考える、映画におけるエレガンスとは、人生において本質的なものです。■それは、単に女優の容姿や仕草のエレガンスではないのです。容姿や仕草は、前提条件や必要条件であって、本質ではないと思います。■本質は、演出
来る5月6日はマレーネ・ディートリッヒの没後32周年です。(1901年12月27日-1992年5月6日,90歳没)それを記念して、ディートリッヒの作品を紹介します。(以前の投稿の再掲となります)■この作品は、光と影の揺らぎの技巧の極みによる、ディートリッヒの傑作の1つです。『上海特急』(1932)監督ジョセフ・フォン・スタンバーグ共演クライヴ・ブルック、アンナ・メイ・ウォン衣裳トラヴィス・バントン撮影リー・ガームズ【あらすじ】東洋の街に、上海リリーを
12月27日はマレーネ・ディートリッヒの生誕122周年でした。(1901年12月27日-1992年5月6日,90歳没)それを記念して、ディートリッヒの代表作品を年代順に紹介しています。■こちらは、ジーンズ姿でも妖艶なディートリッヒを味わうことが出来る西部劇です。『無頼の谷』(1952)監督フリッツ・ラング主演アーサー・ケネディ、メル・ファーラー撮影ハル・モーア※テクニカラー【あらすじ】婚約者を殺された男が、犯人のひとりが遺した言葉を頼りに仲間を追
一昨年3月にアップしたブログを、再掲致します。リリー・マルレーン(マレーネ・デートリッヒ)【ドイツ語】リリー・マルレーン(LiliMarleen)(日本語字幕)出征した兵士が、かつて兵舎の外で毎夜逢っていたリリー・マルレーンという名の恋人を想う歌。元は1939年にドイツの詩人ハンス・ライプ(HansLeip)の詩にシュルツェ(N.Schultze)が曲をつけて作られたドイツの歌でしたが、連合軍北アフリカ戦線のイギリス軍兵士にも人気を博し、反ナチスの人としてドイツから...youtu
5月6日はマレーネ・ディートリッヒの没後31周年でした。(1901年12月27日-1992年5月6日,90歳没)それを記念して、ディートリッヒの作品を、おおむね年代順にご紹介しています。ベスト3作品は、この次からご紹介します。こちらは、ディートリッヒ57歳の準主演作品です。これが、主演クラスでは最後の映画となります。(その後、助演役で2作品出演するだけです)『情婦』(1957)主演タイロン・パワー、チャールズ・ロートン撮影ラッセル・ハーラン衣裳イーディス・
12月27日はマレーネ・ディートリッヒの生誕122周年でした。(1901年12月27日-1992年5月6日,90歳没)それを記念して、ディートリッヒの代表作品を年代順に紹介しています。『焔の女』(1941)監督ルネ・クレール共演ロバート・ヤング、ブルース・キャボット撮影ルドルフ・マテ【あらすじ】ヨーロッパ貴族の血筋と偽ってニューオリンズに流れてきたディートリッヒ演じる魅惑的な美女。じつは生活に疲れた“元娼婦”。妖しい魅力で玉の輿をねらって銀行家に近づくが、世話
○嘆きの天使/DERBLAUEENGEL監督ジョセフ・フォン・スタンバーグ☆☆出/エミール・ヤニングス、マレーネ・ディートリッヒ、ハンス・アルバースhttps://www.brentonfilm.com/articles/the-multiple-language-version-film-a-curious-moment-in-cinema-history上記HPより画像お借りしています。愛、愛、愛、愛の物語ね。生き方の違う二人、まったく違う人生を歩んできた二人が出