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ニューヨークが激混みです。私はニューヨークは、1985年以来今年まで40年間、来なかった年はないと思うのですが、今年のニューヨークは一番混んでいるかも知れません。5番街が歩けないほど混んでいる、ブライアントパークのクリスマスマーケットがぎゅうぎゅう詰めになっている、など、今までに見たことのない混み方をしています。レストランなども同様。何故か?恐らくドル安が原因でしょう。日本にいると円安ばかり気になりますが、世界的にはドル安が進んでいます。ドルが安いので、ヨーロッパなどから多くの観光客が来て
師走に入りました。今年ももうひと月もないか。今年は仕事や私事で、色々な達成・成果もありましたが、それ以上に、仕事でも私事でも、乗り越えねばならない試練が多かった年でした。大切な人も見送らねばならなかったし、仕事上も顕在化した大きな課題がいくつかありました。しかしやり残した感覚はなくて、どれもちゃんと対応したと思っています。そう考えると総じて、精神的仕事量の多い年だったと思います。毎年そうだと云えばそうかも知れないのですが、やはり今年はちょっと多かったなと思います。そんな年だったからこそ、年
先日、父が亡くなりました。90歳でした。亡くなる6日前にも身内の小さなパーティに出席し、楽しかった!楽しかった!とその後毎日話し、亡くなる前日まで古代ローマのホラティウスの詩を、ラテン-フランス語辞典を引きながら勉強し、亡くなる前日に家族の前で夕食を完食し、当日はお昼にパスタを食べてる最中に突然天寿を全うした、文字通りの大往生でした。父からは多くの話を聞きましたが、大体フランスや古代ローマや荷風の話などを一方的に聞かされるばかりで、親子の会話らしい双方向の会話は、私の記憶の限りでは、一
「元気をもらう」という言葉があります。かつて私はこの言葉が、どこか嘘っぽい響きがする気がして、あまりピンと来なかったのですが、最近はひしとその温かみを感じることが多くなりました。辛いことも疲れることもいくらでもありますが、誰かの温かい心や前向きな気持ちに触れると、そしてそれが特に複数のそのような心に同時に触れると、「元気をもらった」と感じるのでしょう。ちょっと歳を取ったのか、人の心の機微が分かるようになったのか。でも、相手を想う心と、優しい気持ちが、人の生活には重要ですよね。実