ブログ記事2,116件
原初のCDの音が余りにも良いので、なんでだろうと非常に気になっていろいろ調べてみました。そもそも、先日ご紹介した、TOTOIVやSimon&Garfunkelのベスト盤が発売になった、1982年10月がどのような時代だったのか、という事です。今では想像も出来ませんが、世の中にCD-ROM(この言葉すらすでに死語になりつつありますが・・・。)という物は存在しませんでしたし、USBという規格すらなく、デジタルデータのやりとりすら一般的ではなく、業務ではフロッピーディスク、趣味ではカセット
1.ハイレゾ音源を買うよりも、自宅で再生段階でCD音源をアップサンプリングして聞く方がまだまだ現実的。レコーディング段階から、又はマスタリング段階で、dsdファイルや24bit/192KHzの音源はe-onkyoハイレゾサイト、ソニーの運営するmora、レコチョクハイレゾ、海外サイトではdeezer、HDtracks、TIDALなど、数々のハイレゾサイトで販売されていますが、正直な話、マスタリング段階でのハイレゾ化やマスターダウン後にパソコンのソフト内だけでアップサンプリ
見学させて戴いたマスタリングや古いアナログマスターテープからリマスターに立ち会った方や、山下達郎さんのNHKFM今日は1日三昧とヤマザキマリラジオの山下達郎さんとのインタビューをお聞きになられた方ならば、以下は不要です。リマスターはESOTERICの元大間知会長からも、マスターテープは劣化しているから、そのままではSACDの元になるDSDデジタル化はできないと聞いております。山下達郎さんの初回プレス盤に比べると、ご本人も再発レコード盤、初期CDは音質に劣る。それはマス
PluginAllianceのセールスポイントであるTMT機能をまだ使ったことのない方のためにGIFを作ってみました。この機能が出て久しいのでご存じの方も多いと思いますが、TMT機能とはToleranceModelingTechnologyの略で直訳すると許容範囲内の誤差をモデリングした技術という意味になり、つまるところコンソールなどの同じモジュールがある複数ある場合に1つ1つの個体をモデリングしたものです。1chごとに個別にモデリングしているのがTMT機能です。マス
【🧐ADAMD3Vってどんなスピーカー?】😉ADAMAudioといえば、スタジオ向けの高品質モニタースピーカーを手がけるブランド。D3Vはコンパクトながら、同社の技術を活かしたモデルで、クリアな音質が魅力とされています。「でも実際どうなの?」ということで、今回はADAMD3Vを実際に使っている人の感想を集めてみました🙋【💬ADAMD3Vを実際に使った人のリアルな感想】💁良かった点✔音の解像度が高い!「今まで気づかなかった音が聴こえるようになった!」
新しいアルバムの制作に入ってます。レコーディングは終わっていて、ちょっと前にラフミックスの音源を送ってもらいました。これまでのアルバムはレコーディングもミックスダウンも自分でやっていたのですが、今回は差し替えるトラックのレコーディングとミックスダウンなど「スタジオ・フロッグ」の梶原さんにお願いしています。その音源をずっと聴いてるのですが、いやぁ勉強になります。音の配置、空間の作り方、トラックごとの音の作り方、バランス・・・それで刺激を受けまして、1曲は自分でミックスした
最近1週間に1記事しか書けない書くことが大事(戒め)今回はマスタリング終わった後の書き出しについてこれが終わればひと段落その前に大事な事があるずらずらと色々書いて来ましたがいきなり最初に戻ります普段どんな感じで音楽を聞いているか?ミックスうんぬん言う前にここが大事家の中、車の中、イヤホン、ヘッドホン、それぞれどれくらいの音量で聞いているか?絶対的な基準はこれですオレみたいにミックスやってる人間は基本的には再生機器のボリュームは常に固定します他のCDや、mp3の音源を聞き比べ
今回はDTMでの音楽製作初心者向けの内容です。まず昨今は既に音圧戦争なる音が大きいことが何よりも優先とされる風潮がラウドネスノーマライゼーションの登場によって変わりつつあるということを念頭において欲しく思います。つまりカマボコみたいな波形にして音圧を出す時代は終わり、音楽は徐々に元の自然なダイナミクスを取戻しつつあるということです。多分ですが、未来においてはどこのネットサービスも、もしかしたらMP3プレーヤーでさえもラウドネスノーマライゼーションが一般的になるかもしれません。そうすると単
最近は「歌ってみた」が気楽にできる趣味として浸透してきて、誰でもDAWを買えるようになりました。DAWについてくるプラグインもいいけど・・・無料で優秀なプラグインが欲しい。誰もが一度は思うのでは?最近では無料でも優秀で、見た目もかっこいいプラグインが多くあります。僕も最近ではお金を払ったプラグインより、そこらへんで見つけた無料プラグインが好きで何年も使ってる、というのが結構あります。なので今回はそういうのを特集できたらなって思ってます!ただ無料プラグインを一個一個読んで、ダウンロードして、
いやーーーーお久しぶりです!なんやかんやあって4ヶ月ぶりのブログになってしまいました。ってなかんじでM3も4月30日で迫っている中でマスタリングを頼まれたのでそのためにリミッターのプラグインを買いました。SonnoxOxfordLimiterV2です!いざマスタリングを・・・という時にダウンサンプル時
タイトルの通りOzone11EQが無料で手に入るようになりました。このEQは、Mid/Side処理ができるのでマスタリングのときに使えるEQとしてとても役に立つはずです。では、その他、どんなプラグインをマスタリングに使えそうかといろいろ考えてみます。なお、まだ試してマスタリングしたわけではないので、どうなるか今度試してみたいです。DigitalEQ・Ozone11EQOzone11EQは、AnalogとDigitalのアルゴリズムがあり(おそらくLinearPh
最近は作曲のことばかり書いていますので、たまにはミックスや機材のことを書いてみたいと思います。もうかなり前ですが、FocusriteRED3導入しました。コンプレッサーにはよく知られているように基本的な動作原理に複数の種類がありますが、RED3はVCAタイプでバスやマスタリングコンプレッサーとして人気のあるタイプです。WAVESのSignatureシリーズでも有名ですが、ChrisLord-Algeがバスコンプとして使っていて、ヴィンテージというほど昔のものでは
「melodysauce2音が出ない」問題の記事にアクセスが増えていますが、まだ、治ってないのでしょうか?または、実は、ほとんどの人は困っていないのか?個人的には、「この記事のアクセス増=プルギン(PluginBoutique)さんが何かセール中」って思ってます。さて、2023年DTMにおける黒金(ブラックフライデー)の個人的まとめになります。なにせ、これ以上”懐(ふところ)”を攻撃されたらたまらんので、今年の黒金の全ての行動を書き出して、一旦、冷静になりたい。ブログで総
SNSで音楽を配信するとき、「マスタリングした音圧が思ったより低く聞こえる」と悩んでいませんか?😩各プラットフォームによって音声の圧縮や制限が違うため、音圧や音質が変わることがよくあります。今回は、YouTube・TikTok・Instagram・Twitterなど、各SNSで音圧が変わりにくいマスタリング方法を紹介します。🤗1.各SNSの音圧仕様とその違い🤓まず、YouTube、TikTok、Instagram、Twitterといった主要SNSの音声処理について知ることが大切で
こんちはー、録音屋ブログのレコーディングQ&A第二弾。レコーディングとはなぜ難しいイメージがあるのか?まず答えからいきましょう!A.「難しい」ではなく「分からない」からです。分からないもの、経験がないものは何だか難しそうと思うのが人間心理です。これに加えてお金が高そうというイメージもあり、分からない・高そう=難しそうという発想になってしまいます。DTMや宅録機材の普及で、身近になりつつありますが、未だにレコーディングって近寄りがたいイメージです。今回はレコーデ
デジタルプラグインイコライザーの決定版のように私が勝手に思っているDMGAudioのEQuilibriumですが、プラグインのイコライザーでどれか1つだけお勧めは何ですか?と質問されたら、やはりEQuilibriumを勧めたいです。安いイコライザープラグインを幾つも買うより、ちょっと奮発してEQuilibriumのような本気で使えるEQを買ったほうが絶対に賢いと思うので、私なりに雑感を書かせて頂きます。〇EQのカーブについてマニュアルを読む限り、EQuilibri
ミックスダウンの話が個別要素のミックスの話で止まっていたので、最後に仕上げのお話しを書きます。まずはボーカルの最終調整です。今までやっていたボーカルvs各パートの音量を総当たりで、もう一度チェックします。(ボーカルと、もう一つをソロ扱いにして、再生しながら確認↓これを全パート実施)楽器の音量を大きめからスタートして、突然ボーカルが低音まで前に出た瞬間で止めればオッケーです。これをやれば、ボーカルという絶対基準に対して各音量が完璧に揃っていることになるので、この段階でもっと聴こえて
本日、StudioDécorer様にて2023年秋M3のアルバムのミックスとマスタリングを行なってきました!世界最高峰のモニタースピーカーPMCのフラッグシップモデルBB5-XBD-Aにてミックスをしたのですが、ホント、解像度が高くて、迫力があるのに、音が奇抜じゃない最高のスピーカーでした。なんと、値段は?千万円だそうです。今回のアルバムでは低音の鳴りに拘っていますので、スタジオのサブウーハーも鳴らし、ミキシングを行いました。おかげで、過去最高に素晴らしいミックスになったと思います。
作業メモ初歩的なとこです新しいソフトを使うと毎度初歩の操作から調べて使い倒さないと身になりません友達から触っていい曲が送られてきたので勉強がてら気になる箇所をリマスタリングしようかとそうなってくるとやっぱ欲しい機能としてLoop再生本当に初歩ですが誰かしら役に立つんちゃうかということでメモしときますオーディオトラックの
綺麗に低音を補強出来るプラグインとして最近人気のLEAPWINGAUDIO「Rootone」を購入しました。サブハーモニックプラグインとしては最も評価の高いものの1つだと思われますが、実際非常に良い感じに低音を補強することができます。LEAPWINGAUDIORootoneこの手のプラグインはたくさんありますが、やはり後発のものが良いはずで今回はWAVESの新技術であるOrganicReSynthesisテクノロジーで作られたWAVES「Submarine」と比較してみた
ども、レコラボです。音楽アップロードサイトのSoundcloudにて、無料プランに関して12/9からルール変更があります。当方の見解も踏まえ、簡潔に言うなら「無料プランユーザーは、主力の15曲を高音質で勝負しろ!」と解釈しています。ミニアルバムがSoundcloud上にあることもあり今回は変更点に加え、Soundcloudの使用感やYouTubeなど他のSNSとの比較について、コメントさせて頂こうとおもいます。1.ルール変更内容本家サイトでは英文で記載されていますが、当方でも解
自分がマスタリングで使うフリーのVSTを紹介します。紹介するのはどれもフリーですが、いずれも有料のものに劣らない性能を持っていますので、すでに有料の類似製品を持ってる人にもおすすめです。1.TDRNovahttp://www.tokyodawn.net/tdr-nova/フリーではおそらく最高のダイナミックEQです。マスタリングのときは、プリセットの4banddynamicsに設定し、入力ゲインを調整して最大で3dB程度潰すようにしてやると耳に痛い箇所を緩和してくれて
先週のリベンジですが、スタジオの都合でアップライトではなく、コントラバスで録ることになりました。ボディが大きいので全体が上手く撮れなかったのですが、穴の空いたf字孔と弦の間あたりを30cm程離してコンデンサーマイクを置いてみました。低音楽器とコンデンサーマイクってそんなに相性の良くないイメージでしたが、これはちょっと勘違いですね!?上から下まで鮮明に捉えるコンデンサーマイクとアコースティック楽器の相性は良いので、アコギを録るイメージでコントラバスを録れば、それほど難しくはありません。以前
みなさんこんにちは!スタッフIです。最近、生わかめにハマッています。とってもおいしいんですが、とっても腐りやすいです。(冷凍すれば大丈夫です)今の時期だけ味わえる一品なので、ぜひご賞味下さい。さて、本題に入ります。今回はミックスやマスタリング時に大活躍するMIDIコントローラーをご紹介していきます!最初にご紹介するのはコチラです!もはやミックス時のコントローラーの定番である、KORGnanoKONTROL2です。このコ
下記ブログは今自分自身がモニタースピーカーを検討しているので注目している2つのスピーカーについてAIにまとめてもらいました😄購入の際は実際に楽器店で見てみたいと思っているところです😚参考程度に読んで下さい😊🧐ADAMAudioD3Vの魅力とは?ADAMAudioといえば、音質へのこだわりが強いブランドで、プロにも支持されています。特にD3Vは新商品として注目されています。-音質:D3Vの特徴は、フラットな音質とクリアな高音域。高解像度で細かな音のニュアンスを再現しやすい
皆さん今日もお疲れ様でした。2016年のショットで、こんばんは^^今夜は、修正版マスタリングプルーフを元に新譜のダイジェスト音源(PV用)を作成します。オヤスミナサイGoodnightヒロオガワのCD音楽配信はこちらヒロオガワをAppleMusicでヒロオガワの音楽をAppleMusicで聴く。music.apple.comHiroOgawa-TOWERRECORDSONLINEHiroOgawa-タワーレコード|最新アルバムCD・シング
前回まででエフェクトをかけて音を整えました。ここから最終段階、マスタリングに入ります。まず、MIDIをオーディオ化をした時と同じように範囲を指定します。*範囲指定の仕方はMIDIのオーディオ化の説明で使用したものなのでMIDIトラックになっています。あしからず。*MIDIをオーディオ化した時は「ステムをエクスポート」しましたが、今回は違います。トラックにM(ミュート)がついていないことを確認してから、左上の「ソング」から「ミックスダウンをエクスポート」を選択してく
皆様、すいませんいつもながらかなり間があいてしまいました前回のブログで、次はすぐにアップする、と書いていたにも関わらず・・・(もう、何について書こうとしていたのかすら覚えてない有様)さて、気を取り直して今回のレビューですが「世界最高のマルチバンドコンプ」と言われているMASELEC/MLA-4になります(ちなみにエクスパンダー部はまだ全然触っていませんので、今回は触れません)実は私、マルチバンドコンプ大好きでして、プラグインはかなり使っていたんです。Waves/C6、Izo