ブログ記事725件
ローマのボルゲーゼ美術館にある、ベルニーニの傑作、「プロセルピナ(ペルセポネ)の略奪」これは、ゼウスの兄弟で、冥界の王ハデスが、ひとめ惚れしたゼウスの姉で豊穣の女神デメテルの娘、プロセルピナ(ラテン語点:ペルセポネ)を冥界に連れ去る場面です。レンブラント「ペルセポネの略奪」デメテルは、愛娘が居なくなってしまった事で女神の仕事を放棄して娘を探します。(その間、豊穣の神がいなくなることで飢饉になるのですね)。そして、冥界の王ハデスに連れ去られた
カラヴァッジォ巡り第一弾はこちらの教会。続いてのカラヴァッジォ巡りは・・・【サンタ・マリア・デル・ポポロ教会】この画像の「ポポロ門」右手の教会です。今回は外観の工事中で覆われてしまっていたので、この画像は2015年に訪れた時のものです。ここはメジャーな場所ですよね。ローマ初めての方も訪れるであろう「ポポロ広場」オードリーがジェラートを食べていた「スペイン広場」から伸びるショッピングストリートの行き着く先です。
カラヴァッジォ目当てに訪れたこちらの教会。しかし、ここにはもう一つの目玉ベルニーニが完成させた「天使と悪魔」の現場となる礼拝堂があることでも有名でした。では、今回はベルニーニ繋がり「天使と悪魔」繋がりということでこちらの教会をご紹介いたします。【サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会】「勝利の聖母マリア」教会という意味だそうです。ボルゲーゼ枢機卿により建設が命じられ、1626年に完成した教会堂です。お昼は開い
旅アルバム「世界遺産」82(バチカン)St.Peter'sBasilicaサン・ピエトロ大聖堂(バチカン)〈バチカン市国〉1984年文化遺産世界最小の独立国・バチカン市国にある世界最大のカトリック教会。ローマ皇帝ネロに迫害され殉教した聖ペトロのお墓があった場所に建てられたカトリックの総本山です。ブラマンテ、ミケランジェロ、ベルニーニ等、設計・建築にイタリア屈指の芸術家が携わったルネッサンス様式の建造物で、壁や天井の装飾だけでなく荘厳な彫刻や絵画で惜しみ
『聖テレジアの法悦』は、バロック期のイタリア人芸術家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニが1647年から1652年にかけて制作した大理石彫刻です。ローマのサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会コルナロ礼拝堂の壁面に設置された祭壇(エディクラ)の装飾彫刻群の中央を占める彫刻です。コルナロ礼拝堂は、当時の芸術家の第一人者だったベルニーニが内装のデザインから完成までを手がけた建物で、大理石彫刻、フラスコ壁画、絵画はすべてがベルニーニの作品となっており、これらコルナロ礼拝堂の美術作品は