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ーどんな犠牲を払っても王妃になど絶対なりたくない。シェイクスピア「ブーリン家の姉妹」や「ザ・チューダーズ」に出てくるエリザベス一世の母、アン・ブーリン。イギリス貴族の娘としてアンはおよそ1502年にに生まれ、思春期に当時の最も洗練された国、フランス宮廷へ留学しました。ブーリン家は、わずか4代前まで平民(地方農民)の家系であった。アン・ブーリンの父親は野心家であり、次々と伯爵家と縁組したり娘を国王に差し出すことで、爵位や領地を増やしていった
今回は、早朝出発で、乗継ぎに時間がかかって、ちょっと疲れましたが、札幌の実家に無事に到着しました。東京は雨で17℃で暑かったけど、千歳着いたら、晴天で、13℃位でちょっと寒かったです。南東部への旅の続きです。ボンと一緒にカフェで軽くランチを食べてから別行動。私は、聖アウグスティヌス修道院跡を見に。行く途中、こちらにも小さな教会がありました。この左のレストラン、メディトリニアンレストランでした。(前日、私達がディナー食べたのも別のメディトリニアン)
大変長らくお待たせ致しました最後にこの「怖い絵展」の看板、こちらの絵のご紹介デスポール・ドラローシュ作「レディ・ジェーン・グレイの処刑」期待に違わぬ圧巻の絵でした観れて良かった等身大かしら想像以上に大きな絵で、なのに細部に至るまで繊細に描かれていて、写真にも負けない程の質感ですあまりの出来映えに度肝を抜かれます英国初の女王と言われる、レディ・ジェーン・グレイの最期を描いた作品ですまるで舞台のラストシーンのような、劇的な絵でした中央に置かれている小さな木の台は、当時の断頭台
この瞬間、ここにしかない花の美しさを愛でる楽しみ。花も、音楽も、生き物も、だいたい美しいものには、癒しがある。美しい女性が窓の外を見て誰かが訪れるのを待っている。おそらく恋人を待っているのだろう。その右上にあるタペストリーの間からは険しい顔の女性が彼女を見ている。この美しい女性こそロザムンド伝説の主人公ロザモンド・クリフォードである。その類稀な美貌から〝麗しのロザムンド〟と称えられた実在する女性だ。12世紀、ロザモンド・クリフォード(1150〜1176)は、シュロップシャの騎士である
ビートルズがアメリカに進出した年、マンチェスターからあるバンドがデビューした。もともと5人組のビートロックバンドだったが、ボーカルのピーターヌーンのルックスの良さからアイドルバンドとして売り出された。日本の気取った音楽評論家たちは、この手の“アイドルバンド”には見向きもしない。だから今日取り上げることにした。ちなみにラモーンズのジョーイが、彼らの大ファンだと広言していた。ラモーンズと音楽的に類似点はないが、演奏時間の短さは似ている。ハーマンズ・ハーミッツは奇妙なバンドだ。本国イギ
1485年8月22日、ヨーク朝最後のイングランド王リチャード3世が戦死しました。戦死したイングランド王は過去に3人おり、その最後に戦死した王がリチャード3世です。私が子供の頃リチャード3世といえばシェイクスピアの戯曲にもなるぐらい悪い人で、背中が曲がっており、血の繋がった幼い甥たちを殺害した悪い王様というイメージがありました。歴史関連の本を読むと必ずそういう風に描かれていたからです。ところが、そうしたイメージを覆す本がありました。ジョセフィン・テイの「時の娘」です。『「時の娘」』イギリ