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いやあ、午前十時の映画祭で、久しぶりに「ブラックレイン」を堪能しましたよ。やはり、内容は色々と”トンデモ”だけど、まだ「ブレードランナー」の影響化にあるビジュアルは、本当に素晴らしく、赤みのある色調、スモーク、差し込む光の筋…いつまでも観ていられる。今回、改めて観たら、マイケル・ダグラスの瞳が、結構潤んでいるのにやられた。アンディ・ガルシアが殺され、ケイト・キャプショーに見せる憔悴しきった姿や、高倉健に横領を告白するシーンなどなど・・・いずれも目が潤んでいて、男ながらに艶っぽさ
もう今年もおわりだね~ってことでなんとこんなへなちょこブログも今月15日で3年目に突入いたします!それは置いといて~(じゃあいうなよ!)「オヤブンサンガダマッチャイネーゾ」「マダマダヒヨッコダナ」のカタコト日本語と云えば私の映画マイベスト2位の映画「ブラックレイン」(1位はブレードランナー」3位は~悩ましい「HEAT」かな「ゲッタウェイ」か「ザ・クラッカー」やな)前置き長いですが今回はいつもの子は春日井(笑)のインディペンデンスさんで買い物をしましたこ
先ほどの続きです。先日、たまたま、YouTubeで、故、崔洋一監督が、同じく今は亡き、萩原健一さんと松田優作さんについて語った映像を見つけました。崔監督は、松田優作さんとは、結構深い付き合いがあったはずで、かなり深い話が聞けたのですが、それにへばりついているコメントが、まあひどいものでした。崔監督と、松田優作さんの出自に対するものがほとんどで、なぜ、そこまで罵倒するのでしょう?と、いうか、こいつら、そもそも、おふたりの作品を、本当に見ているのでしょうか?私は、テンプターズ時代から、「太
先日NHKにて放送された「松田優作“ブラック・レイン”に刻んだ命」。当時でさえ、マイ・ヒーローの早死にショックを受けたものですが、こういう番組を観ると、そのあまりに短すぎる生涯に改めて愕然とします。だって享年40歳ですよ。「自分はとっくに優作サンの年齢を超えてんだよな...」などと思いしみじみ。そんな唯一無二の俳優、松田優作を追悼する意味で、久方ぶりに『ブラックレイン』を観賞することに。とはいえ、劇場と地上波で本作は何回も観てますが、この作品って正直あまり面白くなかったん
ひとつ前の当ブログで、松田優作さんと「ショーケン」こと萩原健一さんについてのエピソード、『ブラックレイン』(1989リドリー・スコット監督)と『誘拐報道』(1982伊藤俊也監督)のキャストは元々逆だったという話を書きました。このお二人はプライベートでもつき合いがあったようで、ずっと前に読んだことがあるのですが、優作さんが萩原健一さんの家に来て、「健ちゃん、原田芳雄はもうダメだなあ。最低よ、あいつは」なんてことを言い出したそうです。若き日の優作さんは原田芳雄さんの喋り方からファッション、ヘア
このところの当ブログで、現在リバイバル公開中の『竜二』(1983川島透監督)のことを取り上げています。自身で脚本も書き、主演をされた金子正次さんは『竜二』公開直後に33歳という若さで亡くなってしまいます。病院で最期を看取った松田優作さんは金子さんの才能を高く買い、金子さんを世に出そうと奔走した盟友でしたが、奇しくも6年後の1989年、同じ11月6日に亡くなってしまいます。こちらも『ブラックレイン』(1989リドリー・スコット監督)の公開中でした。そして、もう一人、『竜二』に力を貸してくれ