ブログ記事182件
みなさんおはようございます☀来年2020年にはベートーヴェン生誕250年を迎え現在着々と準備が始まる中でオーケストラの、クラシック音楽の価値を改めて考え直す必要があるのではないかと私は考えています。現在、中高吹奏楽部員が音楽大学へ進み一人一人の得意分野で音楽を表現していくのがほとんどで、その中でジャズやポップスも通るでしょうが、クラシックももっと勉強するはず。しかしそんな中でもクラシック音楽の知識は人により偏りが現れてしまい。もっと幅広い理解度を得る必要があります。それは現代音楽しか作曲をし
みなさんこんにちは😃本日7月6日はオットー・クレンペラーの命日です。今年で没後49年となります。そんな本日はクレンペラーがニュー・フィルハーモニア管弦楽団とバイエルン放送交響楽団2つのオーケストラと残したマーラーの交響曲第2番「復活」と第4番の2曲をみていきます。何種類も録音が存在している「復活」は1971年ライヴ録音、第4番は1956年ライヴ録音です。今回は「ARKADIA」から発売された希少価値の高いCDでみていきたいと思います。「オットー・クレンペラー指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦
リストのピアノ協奏曲第1番は、堂々としたオケの出だしに導かれて力強いピアノが現れ、この作曲家特有の超絶技巧で押し通すような部分がありながらも、全体として爽やかさが勝っており、優しさを感じさせる部分や、トライアングルを加えてユーモラスな感じを受ける部分等、音楽そのものを楽しめる部分も多く、この作曲家に苦手意識を持つ方でも楽しめる曲ではないかと思います。私が良く聴く演奏は、フランソワとシルヴェストリ指揮のフィルハーモニア管弦楽団との録音と、リヒテルとコンドラシン指揮のロンドン交響楽団との録音で
みなさんこんばんは🌇今日のネタを考えながら練習をしたりしていたらすっかり夜になっていました…本日ご紹介していくのはリヒャルト・シュトラウスの名作オペラ「ばらの騎士」。指揮しているのはヘルベルト・フォン・カラヤンで後にウィーンフィルと録音したのは過去にブログでも取り上げましたがそちらも名盤とされています。今回の演奏はフィルハーモニア管弦楽団との演奏です。絶頂期を迎えたカラヤンとウィーンフィルとの演奏と、若さあふれるエネルギッシュなフィルハーモニア管との演奏2種類の「ばらの騎士」を比較しつ
みなさんおはようございます☀第九の名盤として決して揺るがないのはやはりフルトヴェングラーとバイロイト祝祭管弦楽団のものが必ずと言って良いくらいトップ入りします。これまで取り上げたウィーンフィル、フィルハーモニア管、ベルリンフィルとのものも有名ではありますが一体なぜこの録音が第九の中の代表格として取り上げられ続けるのか。今回の名盤ヒストリアはその謎を解いていきたいと思います。「ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮/バイロイト祝祭管弦楽団」ベートーヴェン作曲:交響曲第9番「合唱付き」今回の
ハイドンの交響曲第101番「時計」は、ニックネームの由来となった第2楽章での時計がチクタクと動くようなユーモラスな部分のみならず、厚い雲が晴れてキラキラした陽が差し込む第1楽章や、力強さと可愛らしいフルートの対比が面白い第3楽章といった、どの楽章も聴きどころが満載で、ただ単に発想の面白さだけにとどまらない魅力的な曲だと思います。彼の交響曲の中でも、「驚愕」交響曲と並んで知名度の高い曲だけに数多くの録音がありますが、個人的には、モントゥーとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との録音と、クレン
みなさんおはようございます☀マーラーの交響曲を好きな人も嫌いな人も一度は聴いたことがあるといっても過言ではないオットー・クレンペラー指揮の交響曲選集。クレンペラーが指揮者として活躍できている原点を辿るとマーラーにたどり着きます。クレンペラーにとってマーラーという人物は尊敬するべき人物ではありますが全ての交響曲を愛したわけではありません。今回の交響曲選集はクレンペラーの録音の中でも特に素晴らしい時期であるニュー・フィルハーモニア管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団とのもの。そして素晴らしい歌