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sideYワー!ワー!キュッ!キュッ!ダムダムッ茂「上がれ上がれー!」オフェンスになって、茂木くんが元気に声を上げる。ボールは跳ねたり、飛んだり、忙しく動きながらゴールを目指す。が、しかし。キュ、パシッ!それは途中でカットされ、相手方の手に渡ってしまった。茂「だぁー!何してんだよー」悔しがる茂木くん。お「ナイスカット!」喜ぶおんちゃん。そして、カットしたのは、『どんどん回すから動いていこう!』片手でドリブルしながら、仲間に指示を出す、なぁくんだ。今
あざとさ×年下男子計算なのか、あざとさなのか、こういうのを駆使する女性に男性は弱いらしい。だいたいその近くには男性が集まってくる。...⭐︎会社内、自動販売機の前で届かないアピールをする女子社員。すぐに数人の男性が集まり話しかけていた。「男の人ってみんなああいうタイプが好きなんだよね」『そうですか?俺別に興味ないですけど。』「そうなの?意外笑」『俺のことなんだと思ってるんすか?計算してる女子マジで苦手ですから』「へぇー」『なんすかその返事』「いや、別に。じゃあ樹が思う
sidnYゴロゴロと止まない雷。ザーザーと絶えず降る雨。稲光のピカピカだけが照らす室内。暗いのも、大きい音も、不測の事態も、凄く苦手な、私。もしこれが、一人で居るときの出来事だったら、今頃お布団を被って、ガタガタ震えていたに違いない。トン、トン、トン。私を守るように招かれた、彼の腕の中。私を落ち着けるように、私の背中を優しく叩くなぁくん。ドクン、ドクン、と正確に刻む彼の鼓動と、あたたかい温もりが混乱し緊張した私の心を溶かしていくよう。『復旧しないねー』「、
読書記録ジュリアン・バトラーの真実の生涯川本直/河出文庫文芸評論家である著者の小説家としてのデビュー作ネタバレにならないよう注意して書きますが先入観なしに本書を読みたい方はここから先は読まないでくださいね最初から生々しい性描写で始まり「最後まで読めるかな?」と懸念しましたが読み進めていくうちにわかりました!語り手の「私」は真面目で堅物この小説には「作中作」がふんだんに盛り込まれているのです実在した人物もたくさん登場しますがそれらの人たちの行動はフィクション横
sideNドキドキ。バクバク。ゆうちゃんが、俺の恋人になった。その事実だけでも駆け回りたいくらいの喜びがある。今までのように、一緒に居たいと思う気持ちは、これからずっと、彼女の"一番"近くにいたいという想いに変身し、誰にも譲れない欲望へと形を変えて。ゆうちゃんのことをもっと知りたくて、ゆうちゃんに触れたいと思う気持ちも、溢れてやまない愛しさとなって募っていく。「ふふっ、心臓の音、凄いよ?」『そりゃぁ、ね?』ドキドキとバクバクが、包み隠さず彼女に伝わっていくし
ある日、どこかの界隈で私の周りで起こった出来事や人の体験談を元にした創作です。障害児育児関係の話がメインになると思います(予定)ご都合主義もりもり。内容・キャラクターによって過激な表現などもあると思いますが、あくまで読み物とし受け取って頂けたら幸いです。こちら不定期更新となります。※前連載『エイコとビイミ』の登場人物をそのまま使い回してますが同性同名&同デザの別人です。連載『女湯に入らないで!』※入浴シーンあり(表現上、登場人物はバスタオルを着用して入浴しています)※混浴ルー
sideNモグモグ!ゴックン!『美味い!さいこーだぁ!』語彙力がないのは否めない。でも、ゆうちゃんの料理はマジで美味しい。頬袋にいっぱい詰め込んでうまい!を連呼する俺を、ニコニコしながら見ているゆうちゃん。「ふふ、良かったぁ!」『ステーキも、柔らかいしっ、ソースも!めっちゃ美味しいね!』「今回はね、お肉を柔らかくするのにすりおろした玉葱に漬けてみたんだぁ。だからそれを利用してジャポネソースにしたの」『ほへぇ、、モグモグ』(ステーキってただ焼けばいい
ホラーやオカルトは怖いビビりですが好奇心が勝っちゃう私です。血がドバーッとか内蔵ドロドローッは絶対観ないんですが、子供の頃から「あなたの知らない世界」や「心霊写真の謎を暴く」や宜保愛子さんは大好きで、夜中眠れなくなるリスクを犯してでも毎回観ていましたそんな私が今回観たのは「イシナガキクエを探しています」。55年前に突然失踪したイシナガキクエさんを探す、特別公開捜索番組。といってもフィクションです。ド深夜に公開捜索番組しても意味ないし、コメンテーターにラランドのサーヤがいるのも違和感w
sideNベッドから降りることも、車椅子に乗ることも、横たえた体を起こすことも、上手くできない。(…情けない)こんな姿を見せたら、ゆうちゃんをもっと追い詰めてしまうのに。「…、グスッ、」動かない足を投げ出して、床に座る俺。そんな俺を支えながら、俺の肩口に顔を埋めるゆうちゃん。俺は片腕を床につき、もう片方の腕で彼女の背中をトントンと優しく叩き続ける。今、ゆうちゃんに掛けてあげるべき言葉は何が正解なんだろう?"泣かないで"も、"大丈夫"も、"ごめんも、彼女の
王様ゲーム×年下男子《今日これから飲みに行かない?》「私、ですか?」《人が足りなくて、、どう?》飲み会と言われてたのに様子が違う。[どんな子たちがくるの?]《イケメンばっか!》「あの、これもしかして、、合コンですか?」[そうだよー。◯◯いつも断るからたまには、、ね?あの子と別れて何年経つと思ってるの?]「私、帰りますっ」《もうすぐで来るからっ》「でもっ!」そんなこと言ってると、少し遅れて3人ほどの男の人がやってくる。そこには、見覚えのある顔がいた。「え、、かず、『
※楽天スーパーSALE期間のためPR多めとなっております※ある日、どこかの界隈で私の周りで起こった出来事や人の体験談を元にした創作です。障害児育児関係の話がメインになると思います(予定)ご都合主義もりもり。内容・キャラクターによって過激な表現などもあると思いますが、あくまで読み物とし受け取って頂けたら幸いです。こちら不定期更新となります。※前連載『エイコとビイミ』の登場人物をそのまま使い回してますが同性同名&同デザの別人です。連載『女湯に入らないで!』※入浴シーンあり(表現上
sideNガヤガヤッ医学部生と教師陣、それから、大学OBに、大学病院関係者。慰労会の会場である大ホールは、人で溢れている。年に数回ある、こういう場での人脈づくりを狙って入学している学部生は多い。顔を売って良いコネクションを得ておこう、そんな魂胆が見え隠れする会場。その気があってもなくても、ただ楽しいだけの催しでないことは確かだ。この業界はかなりの体育会系。教授や諸先輩方に挨拶して回るだけでも兎に角、大変で。その都度、交わす乾杯は地味にしんどい。今時代、アルハラな
sideY『実は、、ゆうちゃんのこと、調べてたんだ』……はい?「え、っと、調べてた?」『うん、調べてた。私の仕事、私立探偵で、』「た、探偵、?!」『そう。で、ゆうちゃんの恋人、あ、元恋人の彼から、素行調査の依頼を受けて、ゆうちゃんのこと、調査した』探偵?調査?恋人、元恋人、彼…。思ってもないワードの並びに、私の思考回路は一度動きを止める。『だから、前の家とか
そんなわけで読み始めたのが『NoPlacetoCallHome』。NoPlacetoCallHome:InsidetheRealLivesofGypsiesandTravellers(EnglishEdition)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}いや、読みたかったんですよ。読みたかったんです、読みたかったんですけど・・・これ、英書で、日本語訳が(たぶん)出ていなくて・・・自慢
ある日、どこかの界隈で私の周りで起こった出来事や人の体験談を元にした創作です。障害児育児関係の話がメインになると思います(予定)ご都合主義もりもり。内容・キャラクターによって過激な表現などもあると思いますが、あくまで読み物とし受け取って頂けたら幸いです。こちら不定期更新となります。※前連載の登場人物をそのまま使い回してますが同性同名&同デザの別人です。連載『ママ友の過剰接待』《これまでの話》①『【連載】ママ友の過剰接待①息子が帰宅』ある日、どこかの界隈で私の周りで起こった
ある日、どこかの界隈で私の周りで起こった出来事や人の体験談を元にした創作です。障害児育児関係の話がメインになると思います(予定)ご都合主義もりもり。内容・キャラクターによって過激な表現などもあると思いますが、あくまで読み物とし受け取って頂けたら幸いです。こちら不定期更新となります。※前連載の登場人物をそのまま使い回してますが同性同名&同デザの別人です。連載『ママ友の過剰接待』《これまでの話》①②③④⑤⑥↓前回の話↓『【連載】ママ友の過剰接待⑥嬉しい反面···』
完全フィクションです。「それでは、我ら世界の中心にカンパーーーイ!」「「「カンパーイ」」」黒杉の掛け声でサークルの飲み会が開始された。飲み会のサークルといった方が正しいだろうか。このサークルは建前ボランティアサークル、「世界の中心」というネーミングがいかにも飲みサーであることを示している。今回はサークルメンバー全員が強制参加の数百人規模の飲み会だ。「お、理佐ちゃーん、なかなか来てくれないから寂しかったよ。」そして今話しかけられているのが乾杯の音頭をとった黒杉。サークルの長であ
ある日、どこかの界隈で私の周りで起こった出来事や人の体験談を元にしたフィクションです。障害児育児関係の話がメインになると思います(予定)ご都合主義もりもり。内容・キャラクターによって過激な表現などもあると思いますが、あくまで読み物とし受け取って頂けたら幸いです。こちら不定期更新となります。これまでの話→①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳㉑㉒㉓㉔㉕最終話『【連載】エイコとビイミ㉖私達』ある日、どこかの界隈で私の周りで起こった出来
ある日、どこかの界隈で私の周りで起こった出来事や人の体験談を元にした創作です。障害児育児関係の話がメインになると思います(予定)ご都合主義もりもり。内容・キャラクターによって過激な表現などもあると思いますが、あくまで読み物とし受け取って頂けたら幸いです。こちら不定期更新となります。※前連載の登場人物をそのまま使い回してますが同性同名&同デザの別人です。連載『ママ友の過剰接待』《これまでの話》①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳㉑㉒
完全フィクションです。目が覚めると黒杉の家にいた。もちろん服なんて纏っていない。身体中を虫が這うように気持ちが悪くなってきて、すぐに家を出た。昨日の飲み会には小林さんはいなかった。そして黒杉に前回無断で帰ったこともあり目をつけられてしまったのだろう。そして初めてを奪われた。思い出すだけで体が震えてくる。ワンルームの片隅でどうにか落ち着かせようにも頭には昨日の全てが離れずにいた。それから何日経ったかも分からない、ただ家を出るのが怖くて仕方がない。何件もの友人からのラインも返信すらできな
sideYコンコン。…あれ?ガララ、、、テクテク。「なぁくん?」『…スースー…』学校が終わって真っ直ぐにやって来た病室。ノックの返答が無いから遠慮がちに中へ入ると、ベッドの上で寝息を立ててる彼を見つける。カタッ。彼を起こさないように、ベッド脇に椅子を出し腰掛けて、「ただいま」穏やかな寝顔を見つめ、小声で小さく呼び掛ける。球技大会の一件から、少し経って、ようやく眠っているなぁくんの寝顔を安心して見れるようになってきた。彼を失うかもしれないという恐怖と眠りか
sideN「なぁ、起きて、着いたよ」『ん、はい』到着したのは24時間スーパー。そこでタクシーを降りた私達。少し寝たくらいじゃ酔いは覚めることもなく、私はフラフラとゆうちゃんの腕を支えについていく。最近出来たとは聞いていた大型店舗。そこで、お惣菜やらパンやら飲み物を購入する。「じゃあ、行こう?」『どこに行くの??』「ふふ、すぐ近く。歩ける??」『うん、大丈夫』何処かを目指して歩くゆうちゃんにノソノソとついて行く。(〇〇町って、大学病院の近くだなぁ)ぼんやり考えな