1976・77年頃のサーフィン雑誌を見ていると、サーフショップやウエットの広告にまじって8mm機器の大きな一面広告が目に付く。当時は当然ながらまだビデオは無く、サーフィンの映像を撮る手段は8mmカメラに限られていた。しかし当時特に望遠の付いた8mmは機械が高価である上にフィルムや現像も高く、しかも録画時間が短くてなかなか手が出せるようなものではなかった。当時8mmを持っていたのはまさに「お坊ちゃん」またはショップで、撮影のある日は興奮して大変だったし、現像が出来上がって映写する時も部屋を真っ暗に