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「過ちすな。心して降りよ」(しくじるな。気をつけて降りろ)■高名の木登り<『徒然草』より>高名の木登りといひし男、人をおきてて、高き木に登せて、梢を切らせしに、いと危く見えしほどは言ふ事もなくて、降るるときに、軒たけばかりになりて、「過ちすな。心して降りよ。」と言葉をかけはべりしを、「かばかりになりては、飛び降るるとも降りなん。いかにかく言ふぞ。」と申し侍りしかば、「そのことに候ふ。目くるめき、枝危ふきほどは、己が恐れはべれば、申さず。過ちは、やすきところになりて、必ずつかまつることに
運輸業を営む経営者の皆様。日々の業務、本当にお疲れ様です。ワラビー社会保険労務士事務所の渡辺忍です。皆様の会社が支える物流や旅客輸送は、私たちの社会にとって血液のようなものであり、その重要性は計り知れません。ところで、皆様はこんな経験をされたことはないでしょうか。長年無事故を誇ってきた、誰よりも信頼していたベテランドライバーが、思わぬ形で事故を起こしてしまった…。「なぜ、あの経験豊富な彼が…」。報告を受けた時、頭が真っ白になり、そう呟いた方もいらっしゃるかもしれません。