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自己免疫性好中球減少症と診断された子どもについてのブログです。あくまでうちの子の場合という視点でご参考になればと思います。---------------------------バンコマイシンの副作用の発疹に関して、皮膚科を受診することになった。バンコマイシンの副作用なら、いわゆる“レッドマン症候群”として出るけど、それは投与して間もなく症状が出て、スッと引いていくらしい。うちの子の場合は投与から1週間以上たって出た点、投与速度を2時間に延ばしても悪化してる点、引きが
自己免疫性好中球減少症と診断された子どもについてのブログです。あくまでうちの子の場合という視点でご参考になればと思います。---------------------------バンコマイシンの濃度を下げ、投与時間をゆっくりとしたけど、なかなか発疹は引かない。そんな中、担当医から転院を薦められた。理由は①リンパの腫れが引いてきていて、炎症値が正常に戻りつつあるのに、好中球の数が100〜500というかなり少ない数値から回復しない。②小児専門で、更には免疫専門の先生は限
感染症シリーズを上梓中とて、普段のブログも更新しますよー。本日は偽膜性腸炎についてです。疑うことは多々あれど実際に偽膜ができた症例って少ないですから、病棟でまだ見たことないよ〜って人も意外と多いかもしれませんね。この腸炎は抗生剤使用後などにクロストリジウム・ディフィシル(Clostridiumdifficile)が起こした菌交代現象によって引き起こされる腸炎です。直腸やS状結腸に好発しますが重症だと全大腸に及ぶこともあります。CRP上がるし、お腹の圧痛も感染部位に応じて割とはっきり出ます