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1920年から世に登場した、カールツァイスイエナのデルトリンテムであるが、とりわけ、1922年〜1927年辺りくらいまでに製造された、デルトリンテム初期のバージョンを、私は勝手に、「ジェネシスGenesis」と呼ばせて頂いている。私がGenesisと呼ぶこのバージョンは、他のデルトリンテムとは色んな意味で一線を画し、独特の手の込んだ構造や仕様、群を抜く、緻密な工作精度の高さや、手作業が多かったと思われる製造過程等、一種
皆さん、おひさしぶりです。お元気にされてますでしょうか??さて、今回はギターではなく、「双眼鏡」の話を、何度かに分けて、してみたいと思います。双眼鏡=「Binoculars」です。私は、実は子供の頃から、双眼鏡が大好きで、双眼鏡に、ロマンを感じていました。これが、なかなかに非常に深い世界でして。。。此処から先は、興味のある方だけ、読んで頂ければと思います。私は物心が付いた幼少の頃よ
今回は、デルトリンテムと双璧を成す、カールツァイスイエナ双眼鏡の大傑作モデルの1つ、シルバレムSILVAREM6×30について、書いてみたい。シルバレムは、デルトリンテムと共に、カールツァイスイエナの双眼鏡を代表するモデルの1つだが、思えば、何とも不思議な事に、これまでに一度も、登場させた事がない。シルバレムは、IFバージョンのSILVAMAR6×30と共に、デルトリンテムよりも、更に10年も前の、
今回は、ポロ式双眼鏡の元祖的存在であり、世界初の8×30規格の広視野双眼鏡、ザ・双眼鏡、双眼鏡の鑑、とも呼ばれる、カールツァイスイエナデルトリンテムCARLZEISSJENADELTRINTEM8×30について、語ってみたいと思います。CARLZEISSJENADELTRINTEM8×30RichterModelCARLZEISSJENADELTRINTEM8×30
皆さん、よくご存知の「1Q」マークであるが、このマークが意味するところの真の理由、真相が、長い間、この国では謎のままであった。デルトリンテムだと、1951年辺りから、1970年代初期辺りまで、デカレムやテアティス、ノビレム等は、もっと後年まで、この1Qマークが刻まれている。1Q・・・つまりは、FirstQualityファーストクォリティの略である。さて、果たして、このマークに、
これまで、デルトリンテムやオーバーコッヘン等、ポロ式双眼鏡のオールドツァイスを中心に記事にして来たが、今回は、私がダハ式で最も大好きな双眼鏡の一つであり、ツァイスクラシックシリーズの名機、CARLZEISS10×40B/GAT*P*ClassiCについて、書いてみたいと思う。10×40B/GAT*Pと10×40B/GAT*P*この双眼鏡は、現在は廃盤となっているが、比較的、最近まで販売されてい
少し前に、CARLZEISSOberkochen8×30オーバーコッヘン8×30を紹介させて頂いた訳であるが、こちらも忘れてはならない存在だ。CARLZEISSOBERKOCHEN8×30Bである。つまりは、眼鏡使用者対象のモデルだ。(眼鏡使用者専用ではない。)と言うよりは、眼鏡使用者も使用出来るように、光学系を含め、オーバーコッヘン8×30を1ランク、グレードアップさせ
先日、ザ・リアルマッコイズTHEREALMcCOY'Sの、辻本仁史社長の、神戸のヘッドオフィスに、双眼鏡を持って、お邪魔して来た。あの、ギターの神様エリック・クラプトンも、何度か訪れた事があると言う、大人の秘密基地のような、まるで、パワースポットのような由緒ある場所である。辻本社長とは、オーディオ、双眼鏡、時計、カメラ・・・と、共通の趣味が多くあり、とても有難いことに、親しくさせて頂いている
私は、ずっと覗いてみたいと思っていた双眼鏡があった。SWAROVSKIHABICHT8×30Wスワロフスキーハビハトである。定価で、12万9,600円の、高級ポロ双眼鏡だ。この度、念願が叶って、同士の方がご親切に送って下さったのである。スワロフスキーと言えば、スワロビジョンやELがメジャーであるが、私は、フラットナーレンズを採用したスワロビジョンは、以前、少し覗いてみたのだが、実は、あま