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1986年製作のラブ・コメ風味のサスペンス・アクション「夜霧のマンハッタン」を鑑賞しました。焼死した画家の父セバスチャンから譲られた絵画を自分の物だと主張し訴えられたチェルシーを弁護する事になったケリーは取り合わない検事のローガンにマスコミを使ってアプローチをかける。ローガンは絵画を調べる為にケリーと絵画のオーナーであるタフトに会いにいく。焼死したセバスチャンの保険金受取がタフトになっている事から2人はタフトの身辺調査をはじめるが。「パラダイス・アーミー」や「ゴースト・バスターズ」などコメ
何度見てもグッとくる映画があります。私にとっては、そうした作品の一つが『愛と青春の旅だち』です。アメリカ海軍のパイロットを養成する士官学校を舞台に、利己主義で他人に心を許そうとしない主人公が、厳しい訓練、そして仲間との友情や恋人の愛によって成長していく物語です。原題は『AnOfficerandaGentleman』この映画の魅力を、原題の意味を考えながら探っていきます。<あらすじ>※ネタバレ注意アメリカ西海岸にある海軍のパイロット養成学校。大学を卒業したザック(リチャ
「孤独」を切り口にして『シェルタリング・スカイ』を再見する好きな映画監督は?と聞かれると、必ずベルナルド・ベルトルッチの名前を挙げてきたわりには、彼の作品をそれほど深く理解してもいなかったな・・・と思う今日この頃。ベルトルッチの全ての作品が好きとも言いきれない。これじゃあファンとは言えません。そんな私ですが、去年ベルトルッチが亡くなったのを契機に追悼上映を何作か観るうちに、ふと、彼の作品には「孤独」という共通のキーワードがあるのかもしれない・・・と思い始めて、今、無性にそれを証明したくなっ