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いよいよ、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の僕的・作品解説も、ジャベールの話に突入しています。まずは前回記事で、彼が登場する場面をおさらいしました。その出てくるタイミングや状況から、ジャベールはどうやら「救えなかった男・バルジャンが、誰かを救おうとすると現れる男」という、バルジャンにとってはえらく面倒くさいヤツだということが判明しましたね。さて。今回、確認しておきたいことは。ジャベールという男が「どこから来て、どこへ行くのか」ということ。物語の中での、彼
3月14日(火)天気:晴れフランスを舞台にした映画で有名なものの一つに「レ・ミゼラブル」があると思いますが、※実際には小説→ミュージカル→映画先日、パリのポルトマイヨで「レ・ミゼラブル」のコンサートがあったので行ってまいりました。LesMiserables(レ・ミゼラブル)のコンサート。フランスを代表する作家、ヴィクトル・ユーゴーの小説のミュージカルのコンサートです(ちょっと複雑、、、)--------------------------------------------
最初のご挨拶ミュージカル『レ・ミゼラブル』を観るために原作を読んで予習しています。今回は四回目になります。<今までの記事>第一回①「フランス革命期の年表」「執筆時のユゴー」第二回②「序文に見る作者の想い」「版画について」「ヴァルジャンの生立ちと19年の刑の内訳」第三回③③「ミリエル司教の原作での設定とヴァルジャンへの対応の心理」「ファンテーヌのパートナーについて」まず、断っておきますが…原作を読んだときの私の読書メモを見ながら記事を書いていますので、理解力の無さによってユゴーの真意
前回予告をしましたが今回はレ・ミゼラブルの話の内容とそこで歌われる曲を紹介します。『ミュージカル「レ・ミゼラブル」【予告編】』私の数少ない趣味の中にミュージカル鑑賞があります趣味の話|音楽・観劇・ミュージカル|渡る世間は裏ばかりハンさんのブログテーマ、「趣味の話|音楽・観劇・ミュ…ameblo.jp思いっきりネタバレしていますもしも、レ・ミゼラブルを1度観てみたいと思われる方はこのストーリーをご覧になりここで紹介する曲をお聞きになれば初めてでもレ・ミゼラブルの世界
『レ・ミゼラブル』の主人公ジャン・バルジャンは、何度も人を「救おう」とします。ところが、そうするたびに、あの男が現れます。ジャベール警部です。彼の存在さえいなければ、バルジャンの人生は、ずっと生きやすいものだったでしょう。きっと、自分の望みをスイスイと叶えられただろうと思います。ファンティーヌにもっとゆっくり別れの挨拶をし、お屋敷でコゼットと二人、堂々と暮らすことができる。負傷したマリウスを救うために、わざわざ下水道に潜らずに堂々と外の道を歩いて病院へ連れて行くことも
レミゼを観劇してからというもの、”ジャン・バルジャンの世界”にすっかりはまっているまるこです今回の記事の内容は…ミュージカル『レ・ミゼラブル』中に、同じメロディを充てている部分があちこちにあることは薄っすらと気付いてはいましたが、「(バルジャンの)独白」と「ジャベールの自殺」がそっくりそのまま同じメロディで、歌詞も対応する様に書かれていることは今回舞台を観て初めて気づきました(遅い)とても興味深いと思ったのでじっくりと考察してみたいと思います。まず、2曲の歌詞がこちら(※94年のCDを
まとめページ予習のまとめ第一回①「フランス革命期の年表」「執筆時のユゴー」第二回②「序文に見る作者の想い」「版画について」「ヴァルジャンの生立ちと19年の刑の内訳」第三回③「ミリエル司教の原作での設定とヴァルジャンへの対応の心理」「ファンテーヌのパートナーについて」第四回④「ヴァルジャンが工場長、市長へと上り詰めた過程」「ジャヴェルの生立ちと性格」第五回⑤「マリウスの生立ちと思想の変化」第六回⑥「ABCの友の仲間とそれぞれの設定」第七回⑦ジャヴェルの自殺までの心の動き第八回⑧バ