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模活の出来ない時の寄り道シリーズ。機動戦士ガンダムにおける宇宙世紀シリーズで、唯一無二の裏設定がなされた兵器があります。その完成は宇宙世紀0079年以前。地球連邦宇宙軍は、新型宇宙巡洋艦を進宙させ、その1番艦に『サラミス』と命名しました。本編に最初に登場したのは、機動戦士ガンダムの冒頭、宇宙世紀0079年1月のジオン公国軍ブリティッシュ作戦を描いたシーンと思われる場面。カーキグリーンに塗装され、艦首ミサイル発射管は赤く塗られています。艦名は判りません。そして初めて艦
脇役の艦艇でとにかく息の長い艦と言えば、ガンダムの地球連邦軍のサラミス級巡洋艦の右に出るものはないでしょう。UC(宇宙世紀)0070年代に就役し始め、改修改装を重ねながら0120年代までの長きに渡り使い続けられます。ファーストガンダムでの初期型、モビルスーツ搭載後期型、OVA版0083でのサラミス改級、ゼータガンダムでのサラミス改型等々です。続編や外伝作品の多いガンダム世界だからこそ多数登場の機会があったことは明らかな有理点ですが、それにしても長く出て来ます。主役メカでさえ長い間に様変わ
全50話のTV版ゼータガンダムのラス前にあたる第49話の「生命(いのち)散って」の艦隊戦です。「名艦隊戦」とするほどのボリュームではないのですが…なにせゼータガンダムはとにかくMSや人間ドラマばかりがクローズアップされてて艦隊戦と呼べるものが少ない。ファーストガンダムの艦隊戦はこれまでにかなりこのブログでも取り上げてきました。ソロモンやア・バオア・クーでの大規模艦隊戦は勿論、それ以外でも小さいながらも艦隊戦と呼べるものがたくさんありました。ゼータガンダムではアーガマとラーディッシュの2艦くら
節目となる第150回は、改めて(私の)一押しの宇宙戦艦を各作品各陣営から一艦ずつリストアップしたいと思います。選んだ艦に異論もおありでしょうが、あくまで私個人の嗜好によるものとご理解ください。まず宇宙戦艦登場ものの昭和の三大アニメ(これも私の決めつけですが)、ヤマト、ガンダム、マクロスを、そして意外に名艦揃いのイデオン、4作品で見ていきます。・宇宙戦艦ヤマト主人公陣営からは「さらば」と「ヤマト2」のアンドロメダです。地球防衛軍の艦艇のラインナップはこの時期がずば抜けて充実してると思いま
サラミスです。ジムを載せてました。サラミス改です。
クラップ級宇宙巡洋艦は地球連邦宇宙軍を長く支えたサラミス級宇宙巡洋艦の後継艦です。回を重ね時代や内容が初代から離れていっても、ガンダム作品をガンダム世界たらしめているのは、タイトルでもあるガンダムが型は変われど主役メカとして出てくることによります。それは勿論ですが、一時期まではブライトさんやハロが出てくるということも効果を与えてました。さらにサラミスは、気づかないほどの脇役ですが、その効果を担っている?と思えるほど、長くガンダム世界に登場し続けた艦でした。しかし「逆襲のシャア」の時代(UC0
陥落寸前となったア・バオア・クーから「私が生き延びねはジオンは失われる」と脱出を図ったキシリアを葬ったのは勿論シャアですが、その乗っていたザンジバルにとどめを刺したのは?接近していたサラミス級だったのか?一般的にはサラミス級であったとされていることが多いと思います。誰でもいいやん…てな話しですが、そこを検証してみたいと思います。まずTV版で検証します!ザンジバルが脱出直前の港にシャアが急ぐ「上空、サラミス接近中!」「ガルマ、私の手向だ、姉上と仲良く暮らすがいい」「シャアか?」シャ
前回、宇宙戦艦の砲塔配置と射撃可能面、死角について見てみました。今回は艦橋(ブリッジ)の位置について考えてみます。以前、第64、66、67、72、73回で各種艦の艦橋を主に内部構造の面から考えましたが、今回は艦橋のある位置そのものについて考えます。まずはやはり宇宙戦艦ヤマトです。旧海軍の大和がモデルとなっていますので、当然と言えば当然ですが、海上艦艇のそれに酷似しています。第1艦橋、第2艦橋とも、大和同様、上甲板の中央部に大きな構造物としてあります。操艦も索敵もレーダーとのリンクが主