クソ親父

１年４ヶ月だったけど色んなことがあった。少しだけ振り返ってみる。①まさかの誤破棄着任して直ぐにその場交代した新Ｇ２から電話が来た。何かあったのか？「〇さん、誤破棄が発覚しました。近々、事情聴取に伺います」「えっ、何の話よ。詳しく教えてよ！」新Ｇ２は誤破棄の内容を説明してくれた。１年半以上も前なので全く記憶にない。事情聴取に来たが何も答えられない。担当者は美幌から単身赴任している素行不良でパーマの准陸尉(准陸尉の単身赴任は美味しくない。曹長以下なら衣食住タダで単身赴任手当が貰える

暴れる親父即入院最近親父の様子がおかしいと母が言っていた。おんぶして無理やり病院に連れていく。すると、脳血栓でそのまま入院。厄介者がいなくなった母は羽を伸ばす。それでも毎日見舞いには行っていた。もちろん、病院からパチンコに直行する。半年経っても良くも悪くもらなかった。そのまま時が過ぎると思っていた。最期！？の予感週末は帰宅しない予定だった。しかし、急遽、クラス会をすることになる。最近、親父の体調は安定していたので病院に行かなかった。珍しく長男を連れて見舞いに行く。理由は分か

精子と卵子が融合し胎児となる人間はタンパク質の塊全ては化学反応の結果けどそれだけとは思いたくない思えない直感がこの胸にはある利用されてきたその想いもう奪わせやしない松岡圭祐さんの【高校事変１８】恐ろしい男だと藤蔭は舌を巻いた。凶悪犯罪者であることを忘れさせるか、もしくは犯罪自体が本当は間違ったことではなかったかもしれない。そんな錯覚に陥らせる。歯向かうよりは心を開く方が好ましく思えてくる。一時的に身を守るためにはそれもやむを得ない。優梨国太は何かを実現したいと野