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前からずっと描こうと思っていた、「解糖系」の学習プリントです。やっとできました。化学の構造式に慣れていないうちは、この図が役立ってくれるはずです。うまくいけば、「解糖系」の反応は、高校生物のレベルなら、屁の河童になります。キャラクターをよく見たら下に進んでください。ブドウ糖が呼吸基質として細胞に入ってきたところから始めましょう。「解糖系」の目的は、「ブドウ糖」を「ピルビン酸」に変えることです。まず、ATPがブドウ糖を分解していきます。(お断り炭化
(超基礎編-6)、鉄不足があれば、ケトン体、酸素を使えないエネルギー代謝;1)グルコース代謝嫌気性解糖、ATP2個グルコース→ピルビン酸→乳酸好気性解糖、ATP38個グルコース→ピルビン酸→アセチルCoA→ミトコンドリア(クエン酸回路+電子伝達系)2)脂肪酸代謝、パルミチン酸の場合ATP129個脂肪酸(ケトン体)→アセチルCoA→ミトコンドリア(クエン酸回路+電子伝達系)生きていくためには十分なATPが必要。ATP不足は様々な慢性疾患を引き起こす。特に嫌気性解糖主導になれば
分子栄養学入門-15、ATPはどのようにつくられるのかATPがつくられるエネルギー代謝は、これまでの著書でも解説してきましたが、とても重要ですので、少し難しい内容ですが本書でも説明いたします。このATPは、細胞の大部分を占める細胞質と、その中にあるミトコンドリアという小器官でつくられます。エネルギーは糖や脂質からつくられるのはご存じですよね。もう少し細かく分解されると、それぞれ「グルコース(ブドウ糖)」「脂肪酸」となります。どの材料が使われるかどうかで、そのエネルギー代謝の経路が異な
グルコースと脂肪酸、ATPで考える1.グルコースとATP嫌気性解糖グルコース→ピルビン酸→乳酸、ATP2個しかし、コリ回路の乳酸→グルコース、ATPマイナス6個https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AA%E5%9B%9E%E8%B7%AF好気性解糖グルコース→ピルビン酸→アセチルCoA→ミトコンドリア(クエン酸回路+電子伝達系)ATP=2+36=38個2.脂肪酸とATPC16パルミチン酸(長鎖脂肪酸、飽和脂肪酸)を例にして
メッセンジャーで質問を頂きましたので回答しますお世話になります。障がい者福祉分野の会社に勤めています。(就労以降支援・児童発達支援など)いつも投稿を興味津々で拝見しております。私自身ダイエット目的がきっかけでしたが糖質制限をしてもう3年経ちます。私自身が障がい者支援の会社に勤めているという事もあり、精神障がいや発達障がいに対して栄養的なアプローチが出来ないかどうかと考えております。そこで一つ質問です。藤川先生の考えだと摂取糖質量はどの程度を目指すのが妥当だと考えますか?(PFCの比
7年間の経過を持つパニック障害も、MEC食+「ミネラル処方」にて2ヶ月でほぼ完治(2016.5.20)症例:30代前半女性H21、第一子出産、体質が変わり神経質になったと言うその頃から、パニック障害を発症バスや電車に乗れない高速道路のトンネルが苦手となり心臓がバクバクする満員の密室がダメになったH27に入り上記症状が悪化岡山のオーソモレキュラーのクリニックを受診フェリチン55ピロリ菌除去後、プロテイン+鉄剤H28.1よりMEC食開始サプリは、マルチビタミン、ミネラル、アミ
B1とナイアシンは最も重要ビタミンB群はチームとしてエネルギー代謝の補酵素として働きます基質-代謝酵素-補酵素、という組み合わせで代謝が進みます補酵素が不足すると代謝が滞りますB群の中で、B1とナイアシンが最も重要と考えます何故なら、ピルビン酸→アセチルCoAの補酵素であるからですこの代謝が滞るとグルコースはクエン酸回路に入れませんhttps://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/772092122907114?pnref=storyも
(超基礎編)燃料は糖質と脂肪酸であり、タンパク質は燃料としては当てにならない糖質制限を始める際には代替となる燃料、すなわち良質な脂肪酸の摂取量を増やす必要性がある。燃料として当てになる良質な脂肪酸とは、生クリーム、クロテッドクリーム、バター、ラードなどの動物性脂肪。生体膜成分としての脂肪酸としては、飽和脂肪酸+ω3脂肪酸を増やすことが必要。リノール酸、アラキドン酸などのω6脂肪酸も必須脂肪酸であるが、これ自体は過剰摂取の方が問題となるため、むしろ意識して減らす必要性がある。タンパク質
ミトコンドリアを活性化すればパーキンソン病は改善する症例:40代後半女性H23頃から足が出にくい、体が思うように動かないH24.2総合病院神経内科でパーキンソン病と診断された以後同院で治療を継続しているが次第に症状が進行している年々体の動きが悪くなっているため先々への不安、恐怖が強い処方はネオドパストン(100)2T(L-ドーパ)、ペルマックス2T(ドパミンアゴニスト)、エフピー1T(MAO-B)H26.6、当院でのグルタチオン点滴を希望され来院右足が前に出にくい、右手も動きが
ATPセットが完成したのが2年前でした。ーーATP激増(ブースト)、サプリメント4点セットATPセット、1年前に初登場。ーーー(まず最初に初心者向けの解説、上級者はスルーして下さい)ATPはエネルギー通貨であり、体を動かすにも、頭を使うにも、呼吸するにも、心臓を動かすにも、食物を消化吸収するにも、各種ホルモンを合成するにも、必要。ATPが十分ある=元気に過ごせる。ATP不足=病気を発症。さらなるATP不足=死。エネルギー代謝を再度復習、グルコースの嫌気性解糖、グルコース→
慢性疾患患者は例外なく低体温~その3、ATPを増やす低体温=ATP不足以下は、「すべての不調は自分で治せる」から引用、ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー*ATPはどのようにつくられるのかATPは、細胞の大部分を占める細胞質と、その中にあるミトコンドリアという小器官でつくられます。エネルギーは糖や脂質からつくられるのはご存じですよね。もう少し細かく分解されると、それぞれ「グルコース(ブドウ糖)」「脂肪酸」となります。どの材料が使われるかどうかで、そのエネルギー代謝の経路が異な
がんの特効薬は、低糖質ケトン食+ベンフォチアミン+メガハイドレートまずは本の紹介。福田一典:がんでも元気に長寿、2015著者のブログ「漢方ガン治療」:http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic毎週土曜日に更新されており、私もそれを読んで勉強しているが内容は非常に高度で7割程度しか理解できていない。著書は、1)ブドウ糖を絶てばがん細胞は死滅する!、2013、2)健康になりたければ糖質をやめなさい!、2014、等多数。そのものズバリ、中鎖脂肪酸+
ダイエットを希望されて受診された患者の治療症例;30代前半、男性。祖母と2人暮らし、独身。父親の経営するクリニックの理事をしている。自分の本を読んで、ダイエット希望にてH30.7当院を受診。175cm、125kg。痛風で薬を飲んでいる。少し前からプロテインを1日1回飲み始めたと言う。TG430、BUN17.7、フェリチン59。→高タンパク/低糖質食+プロテイン20g(60cc)*3。フェルム処方。B50、C1000、E400を標準量で開始。H30.8、123kg。プロテ
母親が鉄タンパク不足ならその子供は多動児になる15-50歳の女性の80%は鉄不足があります。当院の患者の男女比は、25%:75%と圧倒的に女性が多い。幼稚園児を連れて受診される女性も多い。先日気づいたこと、それは母親が鉄タンパク不足ならその子供は多動児であること。泣いたり、愚図ったり、叫んだり、走り回ったり、飛び跳ねたりで、じっとしてません。この子、小学校に入ればじっと座って授業を受けることができないだろうな、と推測されます。そういう子は、ADHD、LD(学習障害)などと診断される
温熱療法についてガンは、1)嫌気性解糖で代謝する、2)低体温で増殖する、3)乳酸蓄積による酸性下で増殖をするすなわち、ミトコンドリアのクエン酸回路を活性化する、高体温にする、乳酸を処理してアルカリ性にすることが必要ですガン以外のほとんどの慢性疾患も同じ機序で発症します3/10に宗像久男先生の本を紹介しましたhttps://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/754541664662160?pnref=story栄養療法、温熱療法、メンタル
躁うつ病を自分で治した報告がありました初めまして、こんにちわ。45歳男性です。30代で躁うつ病になり、心療内科を転々とした後、とあるクリニックで糖負荷試験、断糖治療を受けた経緯があります。しかしその後再発し、喫煙、アルコール多飲、事業失敗、離婚、希死念慮などを経て、18年10月に先生の書籍を偶然amazon見つけ実行、7ヶ月で見違えるようになりました。今は、禁酒禁煙、低糖質+高タンパク食、ホエイプロテイン60~100g、Nowアイアン36mg*3~6、C1000*3~6、B100*3、
極言すれば米、パン、麺は発ガン物質であるグルコース↓←B1、B3(ナイアシン)、その他のB群↓ピルビン酸→乳酸↓←B1、B3(ナイアシン)、その他のB群アセチルCoA↓↓クエン酸回路白米、小麦粉などの精製糖質は胚芽にあるビタミン、ミネラルが削ぎ落とされているグルコースは嫌気性解糖によりピルビン酸に変わりATPを得るその代謝には補酵素としてB1,B3等のB群が必要B1,B3等のB群が十分あれば、ピルビン酸はアセチルCoAに変換されてミトコンドリア内のクエン酸回路に入りさら
クエン酸はガン細胞の増殖を抑える!!有機JAS認証有機栽培かぼす果汁100%180ml×3本セット大分有機かぼす農園https://item.rakuten.co.jp/onsenken-oita/j4589410330076s3/クエン酸を摂取するにはかぼすがお勧めです。しかも農薬が使われていない有機栽培でなければなりません。以前は、梅干しをお勧めしていたのですが、梅を漬ける際の塩に大きな問題があります。食卓塩で漬けた梅干しには・・・化学精製塩としての毒性が残ります
マグネシウム不足があるとミトコンドリアにカルシウムが沈着するマグネシウムの99%は細胞内に存在するため、血中マグネシウム濃度を測定してもマグネシウムが不足しているか否かを判定できない。十分なマグネシウムがなくて、カルシウムを溶解状態に保つことが出来なければ、カルシウム過剰による細胞内や生体膜(細胞膜、ミトコンドリア膜、核膜)にカルシウムが沈着する。・核膜にカルシウム沈着を生じると、コーディング(ATP→mRNA→タンパク合成)能力が低下する。・細胞膜、ミトコンドリア膜にカルシウム沈着を生
最も重要な代謝酵素:ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体は、ピルビン酸をアセチルCoAに代謝する酵素アセチルCoAは好気性解糖(クエン酸回路+電子伝達系)の入り口アセチルCoAに代謝されないピルビン酸は乳酸に代謝される(嫌気性解糖)つまり、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体は生体にとって最も重要な代謝酵素http://kusuri-jouhou.com/creature1/kaitoukei.html補酵素として、B1、B2、ナイアシン、B5(パントテン酸)
OrganicHolisticLifeInstagram以前クエン酸が癌や抗老化に効果があるという記事、クエン酸で医者いらず-1日1個梅干し健康法をアップして、梅干しを食べるといいという話をしました。癌になった内科医が抗がん剤や放射線治療を拒否して、毎日クエン酸を薬として飲んでいたという内容でした。梅干しはクエン酸を摂取するのに手っ取り早い方法なのですが、毎日梅干しはご勘弁という方に朗報です。梅干し以外のクエン酸梅干し以外でクエン酸を簡単に摂取できるのは、アップルサイダー
放送大学の先生が、今は俯瞰(ふかん)科学が重要だと言っていました。俯瞰というのは鳥瞰(ちょうかん)ともいいまして、鳥が高いところから地上を見ているような視点をもって、客観的に大局を見定めることです。20世紀の、あらゆる学問分野の業績を、横断的に体系づけてまとめる時代に入ったとも言っていました。で、私も影響されたのか、昨年、光合成と呼吸について、俯瞰的にまとめたプリントを作っていました。今日はこれを紹介したいと思います。高校で生物を教えていると、生徒の頭の中で「光合成」と「呼
※この記事の内容は、高校生向けの解説であることをお断りしておきます。「呼吸の反応」は難しいけど、「高校生物」の教科書ではちゃんと高校生に分かるレベルに簡単にしてあります。ただ、簡略化しすぎてかゆいところに手が届かないもどかしさはあります。だから、こんな鉛筆描きの落書きでも受験生の役に立つかもしれない。今日は、クエン酸回路を取り上げます。呼吸は、解糖系、クエン酸回路、電子伝達系の3つの反応系に分けて理解するので、2番目になりますね。解糖系については、過去記事の「解糖系を分か
※高校生物のレベルでの解説になります「電子伝達系」は呼吸の反応の最終段階です。前段階の「解糖系」と「クエン酸回路」は、何のために起きているのかが分かりにくいけれども、「電子伝達系」の幕で最後のオチまで聞くと、呼吸のストーリーの全容が分かってようやく腑に落ちます。「ミトコンドリアはこれがやりたかったんだ…」、と、いうのは「ATP合成酵素を回す」ことなんですよねー。だったら最初からATP合成酵素の話をしてくれりゃあいいんですが、教科書や参考書の紹介は最後です。まあ、順に説明す