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ギリシア悲劇を読み進める中、神話・悲劇だけでなく文学についての歴史を知りたいと思い、『ギリシア・ローマの文学(講談社学術文庫)[高津春繁]』を読みました。西洋文化の源泉、そして今も世界中で影響を及ぼしているギリシア・ローマ文学の展開を知る1冊ギリシア・ローマの文学(講談社学術文庫)Amazonギリシア・ローマの文学(講談社学術文庫)[高津春繁]楽天レビュー2024年はギリシア悲劇を読んでいますが、そのためにはギリシア神話を読む必要があり、その中のト
今日5月3日は、ショスタコーヴィチの「ヴァイオリンソナタ」作品134の初演日である。本「ヴァイオリンソナタ」は、ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906~1975)が、ソ連が生んだ20世紀最大のヴァイオリン奏者ダヴィッド・オイストラフ(1908~1974)の60歳の誕生日のために作曲した作品である。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー■演奏:1969年5月3日モスクワ於於オイストラフ(Vn)、リヒテル(Pf)■2019/05/0223
哲学者であり、論理学の創始者であるアリストテレスの有名な言葉。えてして、私のようにロジカルに物事を詰めようとする人間が陥りがちな錯覚なので、自らの戒めとして記憶(記録)している言葉です。とはいえ、論理的に物事を詰めなければ、残るのは根拠なき「恣意性」になるので、この言葉の解釈は「論理的に詰めることを目的化するのではなく、それによって何を実現するのかを考えなさい」という風に理解しています。アリストテレスは、自らの考えを弟子に押しつけるのではなく、自ら考えることを奨励した人物なので