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またまた、本を途中で投げだしてしまいました。この本⬇︎村上春樹さんの、デビュー作風の歌を聴け難解で読みにくい訳では無くて、ある意味もう私の今の感性には合致しなくなりました。本裏の要約は、⬇︎世間や社会に対して、意味や論理を拒絶し、不条理や偶然性を重視するダダイズム的な、文章を、私はもう読めなくなってしまったと痛感しました💦💦太宰治やカミュといった、不条理な世界を描く作家の文章を読めるのは、若い人の特権なのかもしれません。いや、単に私が文学というものを全く理解出来ていない、という
キュビズム展美の革命を見てきました。先週の雨でも、桜は散らず、平安神宮の周りは観光客の皆様でいっぱいでしたが、美術館はさほどでもなく、ゆっくり見ることができました。キュビズムといえば、ピカソ❗️そしてブラックと思っていたのですが、最初に登場したのは、セザンヌ。えっ?セザンヌってキュビズム?セザンヌからキュビズムは始まったらしい。ピカソ、ブラックに続いて、主にスペインを中心としたキュビズムの画家の作品は見応えがありました。キュビズムに影響を与えた、アポリネール台本、舞台芸術ピカソ、音楽
麻耶雄嵩先生は、三重県出身で、綾辻行人先生と同じく京都大学推理小説研究会に所属し、1991年『翼ある闇メルカトル鮎最後の事件』でデビューされました。第二作目が超難解な問題作にして代表作である『夏と冬の奏鳴曲』で、『痾』はその続編となる三作目の長編ミステリです。『夏と冬の奏鳴曲』で描かれた和音島の連続殺人事件の当事者となり、その後遺症で記憶喪失になった如月烏有が、記憶をとり戻そうと寺社に連続放火すると、かならずその現場から焼死体が発見されるというお話です。事件そのものに連続性はありませんが、『
『オッペンハイマー』いや~大変な映画でしたねw。バラバラな時系列がグチャグチャに入り組んでミックスされていて、登場人物も多くて人物紹介なしにどんどん出てくるので、3回くらい観ないとイミわからないよ!と皆に脅されて観に行ったんですが・・・意外とすんなり楽しめました。これは時系列がグチャグチャでも「人物の情感」がちゃんと繋がっているからか・・・もしくは『メメント』から『TENET』まで、時系列ぐちゃぐちゃな映画をたっぷり見せられまくりつつ、「時系列を頭で整理しようとするな。感じろ!」とい