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来る10月22日のカトリーヌ・ドヌーヴの80歳の誕生日を記念して、ドヌーヴの映画を最初期から、たどり返してみたいと思います。■私がドヌーヴに固執するのは、存命の女優について資料を収集し、情報を発信することに意義があると思うからです。存命でなく、逝去した女優について言及するのは、評価が出揃っているので、研究者としてはそれを精緻化するだけで、ある意味、保守的で安直な取り組みです。また、情報を発信することによって、存命の女優にとって、少しでも貢献をしたいという思いもあります。死んだあとに
【ルイス·ブニュエル監督特集上映公式サイト】ルイス・ブニュエル特集上映デジタルリマスター版男と女2022年1月21日(金)~2月10日(木)角川シネマ有楽町にて開催bunuel-filmfes-japan.com【フランス語版予告編UnseenTrailersチャンネル2022/3/19公開:3分05秒】【作品紹介:「MovieWalkerPress」より引用。】哀しみのトリスターナ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIEWALKERPRESS映画哀しみのトリ
10月22日のカトリーヌ・ドヌーヴの80歳の誕生日を記念して、ドヌーヴの映画を最初期から、たどり返しています。■ドヌーヴの問題作であり、転換点となる作品です。『昼顔』(1967)監督ルイス・ブニュエル共演ジャン・ソレル、ミシェル・ピッコリ衣裳イヴ・サン=ローラン撮影サッシャ・ヴィエルニ【あらすじ】若く美しいセヴリーヌは、医師の妻として貞淑にふるまっていたが、心の内にはマゾヒスティックな性的欲望が渦巻いていた。友人の話から上流の婦人が客を取る売春宿の存在を知った
2020年5月9日記事その後、オリヴィア様のご訃報に接することになってしまいましたが、本当に短命な方々ばかりだった『風と共に去りぬ』のキャストの中、他の皆さんの分もご長寿を全うして下さった、希望の星でした。有難うございます。↑キャンディス・バーゲン様↓シャーロット・ランプリング様2021年5月14日再掲その後、ジェーン・バーキン様も逝ってしまわれましたね・・・みどり、70歳はまだ先ですが、本日誕生日なので、美しいなあ~という、年齢を重ねた女優さんの記事を。他にも色
ドヌーヴは30歳を区切りに、ジャック・ドゥミ作品には出演しなくなり、ドヌーヴは、可憐なフランス人形から、モードな美女を経て、性的魅力と魔性や野性を秘めた一人の女性へと推移していきます。プライベートでも、マストロヤンニと破局を迎えます。ドヌーヴは、1970年代のことを「沈んだ時期」「完全なブラックアウト(停電)の時期」と表現しています。じっさい、微妙な作品が多くあります。それはフランス映画自体の苦境を反映しているものでもありますが...■この作品で、ドヌーヴは、初めてと言っていいような
BS松竹東急は時々洋画を放映しているが、偶然映画「昨日・今日・明日」(1963年ヴィットリオ・デ・シーカ監督2時間)を見かけたので見た。これが面白いことこの上ない艶笑コメディで、最後まで見てしまった。3話オムニバスで名匠デ・シーカがソフィア・ローレン(1934.9.20〜)とマルチェロ・マストロヤンニ(1924.9.28〜1996.12.19)の黄金コンビを起用している。とくに当時29歳のソフィア・ローレンの色気が凄じい。イタリア女の色気とはまさにこういう感じではないだろうか。この黄金
10月22日のカトリーヌ・ドヌーヴの80歳の誕生日を記念して、ドヌーヴの映画を最初期から、たどり返しています。■1970年代初頭の、マストロヤンニとの四部作のほかに、ドヌーヴが妊娠中ということで短く出演している映画があります。『リスボン特急』(1972)監督ジャン=ピエール・メルヴィル共演アラン・ドロン衣裳イヴ・サン=ローラン撮影ワルター・ウォティッツ【あらすじ】リスボンへ向かう特急列車が強盗団に襲われる。その動きを察知したパリ警視庁の警部は、強盗団の首領との対決
2024年3月14日(木)〈Eテレ〉📺️2355【初回放送:2019年6月6日(木)】🎥トビー映画音楽の夕べ🎦「シェルブールの雨傘」(1964)より“主題曲”音楽:ミシェル・ルグラン※追記:2023年6月22日(木)再放送※追記:2024年3月14日(木)再放送▽トビー「皆さん、今夜はこの曲でお別れです。ミュージカル映画『シェルブールの雨傘』主題曲。カトリーヌ・ドヌーヴ演じるヒロイン・・・えーと、なんだっけ。ジュニュ・・・ジュにゅにゅ・・・ジュにゅにゅびエール?が、とにか
青の王様は妻を亡した。再婚しようと思うが、妻より美しく聡明な女性なんてどこにも見つからない。やっと見つけた美女。それは、実の娘だった。娘は戸惑う。あら、困ったわ。お父様は私と結婚したがってる。どうしましょう?娘は4つの条件を出してみた。空色のドレス、月色のドレス、太陽のドレスそして…ロバと王女ジャック・ドゥミ監督1970年カトリーヌ・ドヌーヴジャック・ペランジャン・マレー童話が集結シンデレラ、白雪姫、かぐや姫、鉢かづき姫、仙女(宝
60代のカトリーヌ・ドヌーヴを紹介しています。こちらは、スターチャンネルのGaumont特集に入っている作品で、12月に特集配信されるそうです:12/1(金)21:00~12/17(日)15:00~フランスの老舗映画会社「Gaumont(ゴーモン)」セレクションPart1|【スターチャンネル】映画・海外ドラマの放送・配信サービススターチャンネルは映画が好きな全ての人のための「映画エンターテインメントサービス」です。さらに海外ドラマでも充実したラインアップをご用意していま
10月22日のカトリーヌ・ドヌーヴの80歳の誕生日を記念して、ドヌーヴの映画を最初期から、たどり返しています。■『シェルブールの雨傘』と並ぶ、フレンチミュージカルの傑作です。『ロシュフォールの恋人たち』(1966)監督ジャック・ドゥミ音楽ミシェル・ルグラン共演フランソワーズ・ドルレアック、ジーン・ケリー、ジョージ・チャキリス、ミシェル・ピッコリ、ダニエル・ダリュー撮影ギスラン・クロケ【あらすじ】年に一度のお祭りを目前に控える南仏の海辺の町ロシュフォール。双子の姉妹
報道によると、ドヌーヴが1月に来日し撮影した作品の共演者情報が明らかになりました:堺正章、鈴木慶一、竹野内豊、でんでん、風吹ジュン以下、報知スポーツからの全文引用。写真はサンケイスポーツからも:タレントの堺正章(77)が日本、フランス、シンガポール合作映画「スピリット・ワールド」(エリック・クー監督、公開日未定)で、自身初の海外映画にして世界的に活躍する仏女優のカトリーヌ・ドヌーブ(80)と初共演することになった。フランス人歌手クレア(ドヌーブ)が、日本ツアー中に突然亡くなってしま
『我がフランス映画ベスト100』は過去に観たフランス映画の中からもう一度観たいと思う作品をあげたものでフランス映画史的観点から見た「優れたフランス映画ベスト100」ではなく、個人的な{フランス映画鑑賞遍歴}というべきものです。上位の数本を除き数時間後、数日後に全く違うものになっている可能性もあります(最後に選外になった候補作品を列記)。サイレント映画は除外してフランスと他の国の合作映画は恣意的判断(自己判断)としました。『光年のかなた』(アラン・タネール)のように仏・スイス合作の作品であって
ドヌーヴの1970年代は、マストロヤンニとの共演作が4作品あります。それを順に紹介してまいります。■ドヌーヴには、イタリアの名優マルチェロ・マストロヤンニとの熱愛期があります。結婚はしていませんが、映画史に残る男優女優のカップルと言えましょう。ご存じのとおり、1972年に、ドヌーヴはキアラという娘を産んでいます。(キアラは女優として活躍)この作品はそのきっかけともなる初の共演作となります。『哀しみの終るとき』(1971)監督ナディーヌ・トランティニャン共演マルチェロ
先日、こんな記事が新聞に載りました。カトリーヌ・ドヌーブさん主演映画、高崎で撮影…日本ツアー中に突然亡くなるストーリー【読売新聞】フランスの大俳優カトリーヌ・ドヌーブさん(80)=写真=主演の長編映画「スピリットワールド」が6日から10日間ほど、高崎市内で撮影されることになった。作品は各国の国際映画祭に出品され、公開は2025年以降となる。市がwww.yomiuri.co.jpカトリーヌ・ドヌーブさん、高崎市内で主役映画を撮影フランスを代表する俳優2025年以降に公開:東京
ブリュッセルの街に家族と一緒に暮らしている神様は、自分の部屋のパソコンで世界を管理し、面白半分で事故や災害を引き起こしている。そんな父に憤慨した10歳の娘エアは、それまで一歩も出たことがなかった街に出ることを決意。しかし、家出の前に立ち入りを禁じられている父の部屋に忍び込んでパソコンを触った彼女は、間違えて世界中の人々に死期を知らせるメールを送信してしまう。エアは人間たちを救済しようと街に繰り出し、そんな娘を追って神様も街に出るが……。こちらは2015年制作のベル