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お立ち寄り下さいましてありがとうございます。”短編の名手”と言われ、生涯に約280編の作品を残したオー・ヘンリー、過度の飲酒で肝硬変・糖尿病になり働き盛りであるべき48歳で惜しくも亡くなりました。長生きしてくれていたらもっともっとわたくしたちに素晴らしい贈り物を残してくれたことでしょう。彼について今一度見てみたいと思います。O.Henry(1862-1910)「オー・ヘンリーはWilliamSydneyPorte
1910年の今日6月5日、作家のO.ヘンリーが亡くなっています。O.ヘンリーと言えば、高校時代に読んだ(いや、夏休みの英語の宿題で、やさしく書き直された英文を読まされた)「最後の一葉」と「賢者の贈り物」が印象に残っています。「最後の一葉(TheLastLeaf)」……肺炎にかかった画家・ジョンジーは、部屋の窓から見える蔦の葉を数えて、すべての葉が散ったとき自分の命も散ると言っていました。ジョンジーの容態が悪くなったとき、外は嵐でした。蔦の葉の多くは風で吹き飛ばされましたが、最後の一枚だけ
CMでラブストーリーが用いられることは多々あります。若者の弾けるような恋愛。大人の落ち着いた恋愛。夫婦の互いを尊び、敬い合う恋愛。様々な恋愛模様がCMのなかでも繰り広げられ、15秒、30秒のラブストーリーに視聴者は胸ときめかせます。そのなかでも多くの人に印象を与えた作品は、ギフト販売会社「シャディ」のCMではないでしょうか。当時、シャディは『ズームイン朝』の番組提供スポンサーであったため、朝の時間帯によく放映されていました。オー・ヘンリーの短編小説『賢者の贈り物』をモチーフに
■TheCopandtheAnthem冬が近づいたので、ホームレスのソーピーは冬を快適に過ごすために、刑務所に入ることを計画した。毎年のことである。盗み、無銭飲食、警官への暴行、店のショーウィンドーの破壊。いろいろ試みたが、なぜか警察は逮捕してくれない。疲れて教会に入った。讃美歌が聞こえてきた。その神聖な雰囲気に触発されてか、ソーピーは自分の態度を反省した。まじめに仕事を探すことにした。そして教会をでたところ....。製作:1952年、脚本:ラマー・トロッティ、監督:ヘンリー