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「アンドレ、今夜のワインは白がいいな」これは話があるから夜、部屋に来いの合図。食事を終えたご主人様はそう言うとナプキンをテーブルに置いて席を立った。「珍しいな、白でいいのか」「うん、そういう気分なんだ。実はワイン蔵に一本秘蔵品がある。マダム・レザンという銘柄だ。それを持ってきてくれ」くちびるの前で人差し指を一本立てニコリとしながら言う。普段めったにすることのないオスカルのあまりにもかわいい仕草に、アンドレは一瞬惚(ほう)ける。オスカルは部屋の方へと足を向けたが、ふりか
わたしが投稿している小説『月だけが知っている』に登場させた架空のキャラクターアリシアちゃん。お気に入りでして。今回もちゃっかり登場させてます。次回もちょこっと出てきます!
「わたしのこと、いまでも愛してるのか?」ワタシノコトイマデモアイシテルノカ?アンドレは、そのことばの意味を理解できなかった。いや発言としては、十分にそのフレーズを聞きとれる距離にいたし、いつもどおりフランス語で彼に向かって発せられた言葉であったわけで、言語としてはもちろん理解していた。ただ、その発言の主は彼が以前から想いを寄せ、一生をかけて愛すると密かに誓った相手。自分は従僕で、相手は自分が仕えるべき主人であり、そして貴
一話読み切りの予定が前後編にわかれてしまいましたがこれで完結です🥰別の「もしも」シリーズ、考えているんでもう一個はいけると思います。そのときはまたお願いしますm(__)m
原作ではオスカル様が告白したその後、2人はベルナールの所に行っています。でも、そこでオスカル様にはとある覚悟があったのでは?と仮説をしてみました。原作にはなんの不満もありません。二次創作の遊びとして、告白を一日保留したパターンを落書きしてみました。漫画形式にするとわたし不器用ですっごく時間かかっちゃうんで…。なんかちょっといい加減な、そう、落書きです💦
今回は周りに金属をあしらったちょいと高級感がかつてはあった?オルゴール中には指輪用のポケット?がついています周りの金属はともすると経年ではがれてくるのですがこれは状態が良かったらしく剥がれていません曲は「ダニューブ河のさざなみ」です
(もう着いてしまったのか)アンドレはもう少し時間がほしかったと思いながら、オスカルの歩くスピードに合わせて彼女の半歩後ろからついていった。バルコニーにあがる階段は7段。階段の下まで到着すると、無言のまま目でうながすようにオスカルを先にあがらせる。アンドレはそこに残ったままオスカルが一番上まであがるのを確認した。アンドレは階段をあがらなかった。オスカルはアンドレが後についてこないことにあがりきったところで気がついた。
なぜかこの筆箱をアップしていなかったので紫とピンクの素敵な色合いです昭和、私の時代の小学生、特に低学年はこんな感じの筆箱が主流でした
こういう投稿の仕方はありなんだろうか。PIXIVだと漫画形式の公開は楽なんだけどアメブロのやり方がわからなくて。(もしご存知の方がいたら教えてください)オスカル様がアンドレへの気持ちに気がつくのがもうちょっと早かったらいいな…という完全なる作者の願望から生まれた作品です。ふたりが自然体で気持ちをやり取りするところがみたい!それがテーマみたいなものです。ベルばら二次創作漫画です。
オシャレしよっ!4(ベルサイユのばら二次創作漫)4pの4枚目アンドレの胸開襟シャツの由来。オスカル様の性癖でした。彼女シャツってさ…ヘン○イっぽい。萌ん💧だから、誰も書かないんだね〜。アンドレ…ヤバっで・・・これが婚活シャツへつながっていく。『婚活に関する一考察(ベルサイユのばら二次創作漫画)』婚活に関する一考察(ベルサイユのばら二次創作漫画)SNSでアンドレの前が開けたシャツについて「エ〇い!」「婚活シャツだ!」「オスカル様はあのシャツに弱い(…ame
オスカルの部屋の前まで来ると、アンドレが名残り惜しそうに無言で抱擁してきた。泣いているわけではないのに、悲しさと葛藤と喜びが複雑にまじりあった感情が彼から伝わってくる。アンドレは言わない。本当は言い出したいことがあるのに、分をわきまえている彼は、自分が許した以上の線はきっと越えてこないだろうことがオスカルにはよくわかっていた。なら、その発言はこちらの仕事だ。「寄っていくか?」アンドレが意外そうな顔をする。「……いいのか?」「今日はだれかさんがワインをダメにしてくれた