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今日はトレド観光に来ている。もう2万歩以上歩いていて、トレドの絶景を見ながら有名なパラドールで遅い昼食をとっている。レストランは開いていなくてカフェで軽い食事をした。ビールはあっという間になくなり、赤ワインを追加した。トレドのシンボル『大聖堂』。エル・グレコの最高傑作『オルガス伯の埋葬』。エル・グレコが描いた当時のトレドの風景。今とそれほど違いがない。右端でエル・グレコの息子がトレドの地図を開いて見せている。ビール、赤ワインときて、白ワイン。
エル・グレコは、トレド、そしてスペインを代表する画家です。そのほとんどが宗教画です。私は、宗教画はどちらかと言うと苦手な方ですが、この作品だけは、トレドに行ったら、是非見ておきたいと思いました。エル・グレコは、ギリシャ出身の画家です。イタリアで画家として活動の後、スペインに移ります。スペインの宮廷画家を目指し大作の注文を受け完成させますが、当時の絶対的権力者フェリペ2世からは、気に入られなかったようで出世の道をたたれます。彼は1577年頃からトレドに住み始め、1614年に没するまでトレドで暮
今回メットから借り出された絵は60点以上。フラ・アンジェリコから始まって、クラナハ、グレコ、ルーベンスやフェルメール、ターナー、マネやルノワール、ゴッホ、セザンヌまで、我々愛好家に馴染み深い名前が並ぶ。今回今回展示されている絵が彼らの代表作ばかり、と言うわけには行かぬまでも、なかなかに得がたい作品群ではある。今回見終って、特に印象深い絵を3点に絞る、と自らに課題を出して、以下に感想を記す。1クラナハ「パリスの審判」2マリー・ドニーズ・ヴィレール「逆光の自画像」3カラヴァッ