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初めて湊かなえさんの『告白』を読んだのが14〰️15年前かなりの強烈なインパクトを私の心に残しました。それから、新しく出た本を楽しみに読んだり読めなかった時期に出たものを後から読んだりドラマ化されたら、ドラマも観ました。この役はこの方にピッタリだなーとか逆に、先にドラマを観て、後から本を読んだこともあったなここ一年は全く読んでなかったのですが、facebookで、知り合いの方が感想を書いて棚を読んで早速久しぶりに購入早く読みたい気持ちを抑えながら夜寝る前に3日
湊かなえさんの「夜行観覧車」。8年前にブックオフで買ったのですが何故か書架に眠っていました。ドラマ化されたことも気付かず失礼しました。ドラマの相関図があったので人物がイメージできて読みやすかったです。さすがイヤミスの女王ですね。面白かったです。湊さんは今は休筆中なのが残念ですが、新作を期待して待っています。
榊史朗は小学生の頃に画家である父親の榊一朗から受けた影響で、蝶を標本することに異様な情熱を燃やしていました。やがて彼は、蝶の分野において権威と呼ばれるようになり、教授の職も得ます。ところが、史朗は蝶の収集が昂じて、次第に蝶のような美しい少年たちを集めた“人間標本”を作りたいという願望が強くなります。そんな折、一之瀬留美から個展の案内状が送られてきます。留美は史朗が小学生の頃、史朗の父親が彼女の母親の肖像画を描いたことで知り合っていました。留美は画家になっており、史朗は彼女の絵の色使いに