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監督:ケネス・ブラナー2023年主な登場人物(俳優)役柄エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)世界一の名探偵。今は引退している。アリアドニ・オリヴァ(ティナ・フェイ)ポアロの旧友で作家。ヴィターレ・ポルトフォリオ(リッカルド・スカマルチョ)ポアロのボディーガード。ロウィーナ・ドレイク(ケリー・ライリー)元オペラ歌手。娘のアリシアを亡くして降霊会を主催する。オルガ・セミノフ(カミーユ・コッタン)ロウィーナの家政婦。レスリー・フェリエ(ジェイミー・ドーナン)医師。レオポルドの父親。
アガサ・クリスティの作品は「そして誰もいなくなった」に続き2作品目になります。ミステリー小説として有名なので楽しみにしていました。感想としては、ポアロは現代の名探偵よりはるかに分かりやすい名探偵ぶりで、ポアロの常に強気でかつ聡明であり、解決までブレないその姿勢は読んでいて安心感があります。そしてワトソン役だと思っていたシェパード医師が犯人だとは・・ミステリー小説を読み始めて以来、久しぶりにちょっとショックな出来事でした。まさか恐喝&殺人の犯人だったとは!控えめでいい人で
死の猟犬(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)891円ランプ★★★★★子供の霊が出る幽霊屋敷に越してきた親子三代のお話です。屋敷の中で時々子供の足音が聞こえ、幼い息子が幽霊になった子供を助けたいと言うようになり・・・という話です。なんともいえないせつなさが漂う話で印象に残りますね。でも、一見よくあるバッドエンドに見えて、実はかなりのハッピーエンドだとも思えるんです。よかったね、って思えなくもない。これ、祖父がけしかけたのが一番の原因だよなぁ。変に話
ミード?…(はて?←猪爪寅子…風)朝ドラ続きで…あさイチを…いろいろ何かしながら見てるような聞いてるような感じで…いたらミード…と言う言葉が…。どっかで聞いたような…と思ってよくよく聞いたらハチミツ酒の話しらしかった。調べてみると大田原市の醸造元で天鷹というところだ。HPを見ると天鷹蜂蜜酒とある。説明には「清酒酵母を用いて醸し、蜂蜜の優しい甘さと果実酒を連想させるさわやかな香りのミードに仕上げてあります。」とのこと。ほ〜!ミード?!はて?しかし…私にとっては「
女性大統領候補が、ポルノ男優とプレイボーイの男性モデルから大統領選前に以前の性的関係を公にされたくないなら13万ドル払えとゆすられて金を支払った、という例は聞いたことがない。有名な女性から、同意なく男性器をつかまれても平気という発言をしても、男性蔑視だとは思われない。以前熊本県議が、新人女性議員の胸を同意なくつかみ、「女子にはこうしておいたらよか」と言って物議を醸したが、今ベテラン女性議員が新人男性議員の股間を同意なくつかみ、「男子にはこうしておいたらいい」と言ったら、女性の地位向上の兆し
パーカー・パイン登場(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)628円サラリーマンの事件★★★☆☆幸せだが平凡な日常に、少しの冒険を求めたサラリーマンの話。マデリーンさん酷使されすぎ問題。パーカー・パイン事務所の職員の中でも、この人一番出動率高いし、かなり身体張ってると思う。パインさん、この人に特別手当出してあげてほしい。富豪婦人の事件★★★★☆有り余るお金の使い道がわからないと訴える婦人の物語。パイン氏の対処法がけっこうきつい。そして期間
「『ナイル殺人事件』ネタバレの感想名作をあまり改変しないで欲しい」でも書いたが、冒頭の場面が「間違って別の映画を見てしまったのだろうか?」と思ったほど、改変されていたので驚いた。また、小説を映画化するには、上映時間を2時間前後に収めなければならない事や、映像にした時の見栄え、話が余り複雑だと分かりにくいので整理したり、登場人物を減らしたりなど、様々な変更があるのは分かる。しかし、推理小説はいじり過ぎるとトリックが破綻したり、面白味が無くなったりする危険がある。「ネタバレの感想」では少しだけ
葬儀を終えて〔新訳版〕エルキュール・ポアロ(クリスティー文庫)Amazon(アマゾン)ちょっと前(去年か一昨年くらい)に本屋で見かけて、「新訳版が出てたんだ~。読もう」って買った。読む気力がないまま去年処分した。ただ、図書館で借りて読んだのがどれだったか思い出せなくて。新訳版の発売が2020年だからその前に読んでるはず。いやでもどうだろう。4年前?読んだのそれくらいか?もっと前だった気がするんだけど自信なくなってきた。葬儀を終えて(クリスティー文
先日読んだオリエント急行に引き続き、こちらの本を。題名に惹かれました。アガサ・クリスティー「春にして君を離れ」早川文庫読み終わってみますと、殺人も無く、謎解きも無く、事件らしい事件も起こらず・・。でも、何やらとても薄ら寒い気持ちになりました。それは他人事とは思えない内容だからだと思います。主人公のジョーンはイギリスの田舎町で事務所を構える弁護士ロドニー・スカダモアの妻で40代後半。3人の子供達も既に成人して家を出ていますが、ある時結婚してバグダッドに住んでいる末っ子のバーバラが体