こころの旅路

🌙こころの旅路～100日間の自己探求と開運の物語♡～🪽62日目：愛をめぐらせることで、わたしの世界が広がる朝日曜日の朝。こころは、ノートの前でふと立ち止まっていた。「今日は母の日か……」その瞬間、幼い頃の記憶がふわりとよみがえった。ぎこちないカーネーションの折り紙。照れくさくて上手く言えなかった「ありがとう」。でも、受け取ってくれた母の笑顔だけは、今も心に残っている。「愛を伝えるって、なんだか照れくさいな」そうつぶやきながら、こころはふと考え込んだ。

🌙こころの旅路～100日間の自己探求と開運の物語♡～🪽61日目：流れにゆだね、自分にふさわしい“時”を信頼する朝願いに命を吹き込んで、ひとつの小さな一歩を踏み出したこころ。けれどその翌朝、なぜか胸の中に、焦りのようなものが広がっていた。「わたし、ちゃんと進めてるのかな……」「もっと何かしなきゃって、思ってしまう……」ノートを開いてみても、ペンが進まない。そんな自分に、少しだけがっかりしてしまう。そのときだった。ふわりと空気が変わる。やわら

🌙こころの旅路～100日間の自己探求と開運の物語♡～🪽63日目：内なる感情に耳をすませ、本当の安心とつながる朝誰かの言葉に耳を傾けると、不思議と、自分の心にも気づくことがある。こころも、そんな朝を迎えていた。ほんのりと胸の奥がモヤモヤしていて、でもそれが「何か」までは、まだ言葉にできなかった。「なんとなく落ち着かない」「焦る気持ちがあるのに、何に対してかが分からない」そんな、曖昧な感情。そのとき、オレンジ色のやわらかな光が、ふわりと部屋を照らした。