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我が家の息子コロ(ASD・不登校中)は、ゲームが無しではこの世で生きて行けぬ子である。この世界に「友達」と呼べる子は1人もいないばかりか、不登校ゆえ同世代で話せる相手すら誰もいない。そんな彼が辛うじて日々を過ごしていけるのは、ニンテンドースイッチの本体とコントローラー、出力するためのPCモニターがあるお陰なのだ。コロにとっては、国宝よりも大事な宝物である。それなのに。コロは、自分の手で世界で一番大切にしているPCモニターを破壊してしまった。原因は「スーパーマリオメ
ようやく最近になって、息子コロ(小3、支援級在籍)の不登校生活にも慣れてきた。今年の初め頃はもう登校渋りが始まっていたけれど、その時は「お母さんは外でお仕事がしたいんだ!!一人で留守番してろ!!それが嫌ならお父さんにお願いして、新しいお母さんに取りかえてもらえ!!」と、自分でも信じられないぐらいに嫌な言葉を吐きながらコロを怒鳴りつけていた。本当にコロには申し訳ないことをしたと思っている……。それが今はすっかり諦めがつき、コロが学校に行かないことで激怒することは一切なくなった。
我が家のASDっ子コロ(特別支援学級在籍、小3、不登校中)は、今年度はほぼ学校に行かぬまま1年が過ぎようとしている。コロが家に引きこもったままどこにも行かない現象を今年1年味わってみて、痛感した。「不登校って……マジ大変」と。マリーアントワネットが「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」と言ったかどうかは知らないけれど。世の中の意見にも少なからず「学校が嫌なら、フリースクールに行けばいいじゃない」という声があるように思う。私の母親が無邪気に「コロちゃんも、窓際のトット
全国的に運動会の季節である。我が家の不登校息子コロ(ASD、特別支援学級在籍)に一応、運動会の出欠を聞いてみた。即座に「練習も本番も休む。」という答えが返ってきた。これに関しては、彼が悩んだり迷ったりする時間は皆無である。分かってはいたが、実際に言葉に出されると、やっぱり悲しい……。小学校も中学校も至近距離にある我が家。ほとんど外出しないコロがストレスなく通えるよう、わざわざ学校から近い物件を夫が見つけてきてくれたのだ。我が家の経済状況から見たら「メチャメチ
我が家の自閉っ子コロ、小学校入学までにオムツが取れず、学校に頼み込んでオムツで特別支援学級に入学させてもらった。(本当は、トイレトレーニングが終了していることが支援級入学の条件だったのだけど…。)1学期の終わりに、本人がプールに入りたくて、どうにか布パンツで通えるようになったものの、一難去ってまた一難。コロが克服できたのは、小学校の小便器のみで、デイサービスと自宅のトイレは洋式の個室なので入ることすらできていない。デイがある日は、コロは極限まで水分を摂らず、トイレを極限まで我
新年度から学校に行かなくなった息子コロ(特別支援学級在籍、小3)と一緒に過ごした1学期がもうすぐ終わろうとしている。母の私の日課と言えば、学校に欠席連絡をすることだけだ。校長先生と教頭先生のご尽力で欠席連絡がスマホから出来るようになったため、学校の事務室に電話が繋がらないことや欠席の理由を毎回言うストレスから解放され、それだけで心が凄く楽になった。ウェブ上の欠席連絡ツールで、学年とクラスを選択し、名前を入力。欠席のマークをポチっと押し、欠席理由の欄に「心の不調のため」と入力
4年前の今頃、私は息子を特別支援学級に入れるべく、教育委員会と某小学校の校長と壮絶な戦いを繰り広げていた。全ては「息子に二次障害を起こさせない、不登校にしないため」に。目標はただただ、それだけ。それに命を懸けるぐらいに頑張っていた。当時の私は「息子が不登校になったら人生お終いだ」と本気で思っていたのである。ところがどっこい。『はい、トンコさん!!4年後の現場のトンコです。あなたの息子さん、特別支援学級に入っても不登校になってます。それどころか、そこにはもう
我が家のハコ(2歳児)が微熱を出して保育園を休んだ。仕方がなく、私の仕事は全てストップ。確定申告の準備だけは終わっていたので、今回もどうにかなりそうだ。(常に「綱渡りの日々」というスリリングな状態ではあるけれど……。)ハコはしょっちゅう保育園から風邪を貰ってきては、大体2週間に1度のペースで保育園を欠席する。ハコ本人は、「風邪を引きやすいが、治りやすい」という体の持ち主のようで、1日休めば翌日には嘘のように平熱に戻り、元気に保育園に登園していく。(下痢嘔吐の時は1週間まるっ
我が家の自閉っ子コロ(特別支援学級在籍※みどり学級(仮称)、3年生)は今年度に入ってから、週2日ほど算数の時間だけ登校する日が続いていた。なぜ算数だけ出席していたかというと、算数は彼が唯一安心できる科目だから。他の授業はどうしても出席するのが無理だという。国語は、読まされるのか、書かされるのかが分からないから不安すぎる。図工は何をするのか分からないから不安すぎる。体育、音楽、生活単元、道徳、学活……以下同文。算数だけは、何らかの「計算」をする授業だと分
我が家のハコも無事に(?)今月で2歳を迎えた。大怪我も胃腸炎も乗り越えて、飄々と『0655』(※Eテレの5分番組)に出てくる辰やタコと一緒に体をフリフリと動かしている姿を見ると、生命力は強そうな子だと思う。何とありがたいことよ!!そして、半年ぶりに母子手帳のチェックリストを記入していて……出くわしたあの一文。「2語文(ワンワンキタ、マンマチョウダイ)などを言いますか。」※母子手帳の写真が暗いのは、私の気持ちが反映されているから…?ついに来た……2語文
ASD児コロ、特別支援学級(みどり学級※仮称)の3年生になったものの、相変わらず学校を休みまくる日々を送っている。新学期、給食の時間まで居られた日はゼロ。最長でも2時間目で早退している状況だ。それすら無理で、1時間目で帰宅なんてことも。(↑もはや、何しに行ってるんだか状態)昨年度に担任をして下さったベテランスーパー講師S先生が別の小学校に赴任してしまい…。相変わらずパワハラボス主任B先生は存在するという、不安しかない新年度を迎えている。そんなB先生は、4月から校内の
自閉っ子コロ(特別支援学級2年)は、学校の環境が合わず、不登校が続いている。排泄(まだオムツが外れていない)や給食の問題など、コロの生理欲求に関わる問題が整わないことが不登校の原因なので、この小学校にいる内は、登校が叶うことはなさそうだ。今の住居のまま転校することもできるのだが、この自治体の小学校(普通級・支援級含め)オムツ登校が認められる小学校がない。そんな訳で、他県になってしまうが、思い切って障害者福祉が充実している隣隣市※仮名に引っ越すことに決めたのである。------------
※盛大な愚痴です。不快に思われる方はそっ閉じをお願い致します発達障害っ子を育てていると、福祉相談に乗ってくれる「相談支援事業所」のお世話になっている親御さんも多いかと思う。障害児に関するブログを拝見していると、相談支援事業所さんの神対応に驚かされることが度々ある。学校や放デイに子どもの様子を見に行ってくれたり、問題が起こると学校と親の面談に付き添ってくれたり。こんな支援員さんがいてくれたらどんなに心強いだろう…と、読んでいるこちらが感動させられる。それにひき
ゴールデンウィーク前に、ASD息子コロ(特別支援学級在籍、小3)が通っている学校の遠足があった。遠足と言っても、学校の近所にある公園に行って遊ぶだけという「近足」である。インクルーシブ教育の一環なのか、普通級の子に交じって一緒にお弁当を食べたりもするらしい。コロの昨年度の担任の先生は、超ベテランで子どもを楽しませるプロフェッショナルだったので、コロは「遠足=楽しい思い出」という記憶が脳内にインプットされているらしく、普段は学校に殆ど行かないコロに今年の遠足に行くかどうか聞いてみ
我が家の息子コロ(小3、特別支援学級、完全不登校中)は、11月に入ってから一歩も外出していない。カレンダーを確認したら、10月30日にハコの保育園の送迎に付いて行ったのが最後だ。ちょうどその時期に夫が連続でテレワークになったのと、連休が重なったことで、コロが外出しなくて済む環境が出来上がってしまったのが運の尽き。コロはASDの特性で不安が強すぎるため、一人で留守番は出来ないが、誰かが家にいれば極力外出したくない子なのだ。そしてついに8日目。さすがの私もこれではマズい
我が家の自閉っ子コロ。本日も元気に絶賛(?)欠席中である。ハコは体調が悪いようで、咳は出ないものの、滝のような鼻水を出し、グズグズと機嫌が悪い。やれやれ、今日も一歩も外に出られないのか。朝っぱらから溜息しか出ない。地球上の二酸化炭素濃度の上昇に、私は加担しまくりである。朝、学校に欠席の電話をかけたら、支援級の担任の先生が折り返し電話をくれた。「あ、お母さん?明日、卒業式でしょう!今日、3時間目と4時間目を使って、6年生と最後に外で遊ぶ予定なのよ~。コロちゃん、誘
新学期、支援級の担任の先生・主任先生が異動で変わったけれど、息子が登校するのは無理そうだ。特性がグチャグチャ過ぎて、普通級にも支援級にも合わない息子。それより何より、彼自身が学校を必要としていない。分かり合える友達もおらず。でも、明らかに「家だけだと、経験できることが少なすぎる!!」と思えてきて……💦見てるこっちが辛いなぁ【ご報告】※思うところがあり、数件の日記を下書きに戻しています。
自閉っ子コロが完全不登校からの転校を経て、今日がいよいよ2年生最後の日だ。最終日は、修了式と離任式があり、通知表を貰って帰ってくることになっている。コロの担任の先生は、任期1年の講師の先生だということは転校当初から聞いていて、ずっとずっと覚悟していたはずなのだが。学校から配られた「教職員人事異動」のプリントにカッチリした明朝体の字でスーパー講師S先生のお名前が印字されているのを見た途端に、現実感がズーンと増してくる。S先生と会えなくなる寂しさと来年度の不安が入り混じって、前日から涙
うつ病の発作が再発し、抗不安薬に頼って無理矢理に眠る日が続いている。ストレスで母乳が止まったのをきっかけに服薬を再開したのだ。昨日も、抗不安薬を2錠と胃薬を飲んで布団に入ったのだが、ふとスマホに1通のメールが来ていることに気が付いた。ブログの記事に1件のコメントが付いたという連絡だった。送り主は全然心当たりのない人から。そのコメントは、今の私にはとてつもなく殺傷能力が高いもので、目に入った途端に手から冷や汗が噴き出して動悸が止まらなくなってしまったのである。内容は
自閉っ子コロ(小2・支援級)は、完全不登校中。が。プリントを取りに行ったり、転校のために色々な手続きをしなければならないので、母は週に1〜2回のペースで小学校へ通っている。昨日の夕方、担任の先生から電話がかかってきて、「先日お渡しした、転退学届の記入はできていますでしょうか?ついでにコロくんの荷物を少しずつ持って帰って頂けると助かります(笑)」というお話。やべっ、1ミクロンも書いてねぇ!と、心の中で焦りつつ、なるべく平静を装う私。「えっと、来週のスクールカウンセラーの先生にお会いする
我が家の自閉っ子コロが在籍している特別支援学級の担任の先生は、スーパー講師のS先生である。(仮名。スーパーはSの頭文字から取っている。イニシャルSだ。)S先生の凄さの詳細を書いていたら、私が3日徹夜しても書ききれないから割愛するけれど…。すごーく端折って言うと、S先生の凄さは「持っている支援のバリエーションがメチャクチャ多い」ことが真っ先に挙げられる。もはや、『アタックNo1』で様々に繰り出される必殺技を凌駕する数の多さなのだ。S先生は、”Aがダメなら、Bではどうか、Bが
先日、支援学級の保護者会に行ってきた。新年度の顔合わせの会である。去年の今頃、入学して初めての保護者会にドキドキと同時に希望に燃えていた私はもういない。何せ、あんなに頑張って、教育委員会と校長を相手にズタボロになるまで戦い、粘りに粘って入れてもらった特別支援学級ですら、息子は不登校になってしまったのである。コロのオムツ登校を認めてくれ、担任でもないのにコロの良い所をいつも褒めてくれた主任先生は、他校に転任してしまって、もういらっしゃらないのだ。新しく来た先生は若
我が家の自閉っ子コロ(特別支援学級在籍・小3)が、ついに1日も登校しなくなり早幾十日。当然だが、今年度に入ってから欠席日数が登校できた日を大幅に上回っており、もはや何日休んだのか、母の頭ではカウントできないレベルである。今年の担任の先生(小学校の担任初めての若人講師先生)は、コロが何十日休もうが電話連絡などは皆無。仕方なく、時々私が登校時間にプリントを受け取りに行っているのだが……。毎回、若人先生から衝撃的な発言を聞いてしまい、落ち込んで帰ってくるので、もはや親の私が「プ